Pumas de la UNAM

メキシコサッカー1部リーグのクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルを応援している日本人の備忘録

メキシコリーグ2017年後期 第9節 プレビュー

f:id:ClaudioSuarez:20170303211557j:plain

 

PUMAS対クラブ・サントス・ラグナ戦、地上階席を女性限定で100ペソで開放

 

3月8日は国際女性デーということもあって、クラブはオリンピック・スタジアムで行われるPUMAS対クラブ・サントス・ラグナ戦、地上階席を女性限定で100ペソで開放すると発表した。チケットはKゲート売り場において木曜日から日曜日の10時~16時に発売される。

 

この1戦はPUMASが勝利へのパスを取り戻す自信を回復するためのものである。

「少しでも早く仕切り直して、今週の日曜日に向かわなければならない。リーグ戦王者になるためにもリギージャ(プレーオフ)進出しないといけないから、今度の試合には勝たなければならない。」と、木曜日に下部組織出身選手であるアラン・メンドーサは語った。

 

f:id:ClaudioSuarez:20170304012159j:plain

 

彼は、勝利が間も無くやってくるだろうと思っている。「冷静になるべきだ。結果が出なくても、良いサッカーをしているんだ。これは、現実だよ。チームはとても良くハード・トレーニングしていて、早かれ遅かれ結果は付いてくるんだ。」と述べた。

 


 

CONCACAFチャンピオンズリーグ 準々決勝 2ndレグ UNAM 0-3 U.A.N.L

f:id:ClaudioSuarez:20170303205418j:plain

 

PUMASが3-0でUANLティグレスに北中米カリブ海地域チャンピオンズリーグの準々決勝2ndレグにおいて敗れる

 

f:id:ClaudioSuarez:20170303205318j:plain

f:id:ClaudioSuarez:20170303205347j:plain

f:id:ClaudioSuarez:20170303205359j:plain


「準決勝進出への憧れは持っていた。得点シーンは作れたが、決め切れることは出来なかった。本当にチームは良いサッカーをしたが、報いはなかった。トーナメントに戻って、リーグ戦に照準を合わさなければならない。」

 

f:id:ClaudioSuarez:20170303205515j:plain

f:id:ClaudioSuarez:20170303205524j:plain

f:id:ClaudioSuarez:20170303205558j:plain

 

と、PUMASの監督:ファン・フランシスコ・パレンシアは3-0(2戦合計4-1)で北中米カリブ海地域チャンピオンズリーグの準々決勝において対UANLティグレスに敗れた後に語った。

 

f:id:ClaudioSuarez:20170303205537j:plain

f:id:ClaudioSuarez:20170303205648j:plain

f:id:ClaudioSuarez:20170303205659j:plain


UANLティグレスのゴールは、前半33分と後半20分にユルゲン・ダムと後半42分にルイス・キニョネスがそれぞれ挙げた。

 

f:id:ClaudioSuarez:20190101101428j:plain

 

スタメン:

PUMAS:13-アルフレッド・サルディバル、2-ホセ・カルロス・ヴァンランキン、89-パブロ・ハケス、4-ダリオ・ヴェロン、5-アラン・メンドーサ(後半24分、20-マティアス・ブリトス)、10-アブラハム・ゴンサレス、7-ハヴィエル・コルテス、8-パブロ・バレーラ、17-ヘスス・ガジャルド、11-ブライアン・ラベージョ、30-ニコラス・カスティージョ、監督:フランシスコ・パレンシア


ティグレス:1-ナウエル・グズマン、16-ルイス・アドビンクラ、3-ジュニーニョ(後半14分、21-フランシスコ・メサ)、4-ウーゴ・アヤラ、6-ホルヘ・トーレス・ニロ、19-ギド・ピサーロ、29-ヘスス・ドゥエニャス、25-ユルゲン・ダム、11-ダミアン・アルバレス(前半25分、23-ルイス・キニョネス)、26-エドゥアルド・バルガス、10-アンドレ・ピエール・ジニャク(後半37分、8-ルーカス・セララヤン)、監督:リカルド・フェレッティ

 

主審:フェルナンド・ゲレロ・ラミレス、副審:マルコス・キンテロ、マリオ・ヘスス・ロペス、第4審:ルイス・エンリケ・サンタンデル

 

警告:

ティグレス:後半5分、26-エドゥアルド・バルガス

 

 

CONCACAFチャンピオンズリーグ 準々決勝 2ndレグ プレビュー2

f:id:ClaudioSuarez:20170301163219j:plain

 

パレンシア:満員のスタジアムでの対ティグレス戦は、チームが準決勝へ進出する助けになる

 

PUMASの監督:ファン・フランシスコ・パレンシアは、チームが国際サッカーで主役になることに相応しいのでクラブワールドカップ出場を達成することが憧れであるが、まずはティグレスに勝たなければいけないと語った

 

「PUMASが国際化するためのタイミングであるので、クラブ・ワールドカップへ出場することを夢見ているよ。チームはプレーをするために準備は出来ていて、決して無頓着ではないんだ。次のラウンドへ進むことを願っている。」と、記者会見で語った。

 

f:id:ClaudioSuarez:20170301163250j:plain

 

「プレーの戦略でもあるから、明日の試合でどうするとは言えない。残念ながら直近の試合でたくさんの失点をしているが、もう終わったことだからね。みんなが試合を見に来てくれて、応援してくれることを待っているよ。サポーターで満員のスタジアムが最高だね。次のラウンドへ進むために、全ての人が助けてくれることを必要としているんだ。」

 

PUMASはそれを分かっていて、だからこそサポーターの助けを欲しがっている

 

f:id:ClaudioSuarez:20170301214927j:plain

 

「チームはいつも勝つためにプレーをしているんだ。明日の試合は、今まで参加してきた試合とほとんど変わらないものだよ。準備は万端で、重要なことを勝ち取る時が来た。そのために、明日はチーム一丸となるんだ。」と、監督は前置きした。


PUMASはクラブ・ワールドカップへ出場することを熱望している:アルフレッド・サルディヴァル


同じように、GK:アルフレッド・サルディヴァルはオリンピック・スタジアムを青と金色に染めることを強調した。

 

f:id:ClaudioSuarez:20170301163350j:plain

 

「ここ数年、ティグレスとのライバル関係はかなり増幅しているね。それがリベンジであるかどうかは分からないが、明らかにサポーターは我々が勝利し北中米カリブ海地域チャンピオンズリーグの最終段階に進めば喜ぶだろう。ティグレスが規律正しくプレーをしてくるることを望んでいるよ。リカルド・フェレッティ監督のチームはそうだし、得点をする必要性があってもクレイジーには来ないからね。」と、対戦の前に語った。

 

f:id:ClaudioSuarez:20170301214842j:plain

 

「準決勝へ進むために満員のスタジアムになって欲しいし、それが必要なんだ。どんなトーナメントでもない、僕らにクラブ・ワールドカップへ出場する切符を与えてくれて、PUMASはそれを熱望しているから、みんなの応援が必要なんだ。」と、説明した。

 





 

CONCACAFチャンピオンズリーグ 準々決勝 2ndレグ プレビュー

f:id:ClaudioSuarez:20170228160750j:plain

 

アブラハム・ゴンザレス:PUMASサポーターの助けによって、僕らはクラブ・ワールドカップへの道を進み続ける

 

「僕らのサポーターは、明らかに僕らにとってもう一人のプレーヤーみたいなものなんだ。本当に、僕らは助けられているよ。対クラブ・ティファナ戦の日に見たもの:それは、逆転するために僕らを後押ししたんだ。その点から言えば、僕らにとって必要なものだしいつも僕らを応援してくれると知っているから、穏やかでいられるね。」

 

と、PUMASのMF:アブラハム・ゴンザレスはこの月曜日オリンピック・スタジアムで北中米カリブ海地域チャンピオンズリーグの準々決勝対UANLティグレス戦2ndレグのプレビューを語った。

 

f:id:ClaudioSuarez:20170228195330j:plain

 

イレブンは対UANLティグレス戦1stレグが、水曜日の夜9時に対戦する試合にとても大きな関連があることを分かっている。

 

「僕らにとって、いい結果だったね。彼らは得点が必要だから、是が非でも攻撃しなくてはならないんだ。僕らはこのトーナメントを勝ち進むために、1stレグと同じようにプレーをし、モンテレイでしたようにしないといけないね。」と、強調した。

 

f:id:ClaudioSuarez:20170228195343j:plain

 

彼にとって、オリンピック・スタジアムで勝ちに行くためのチームの方式は同じでなければならない。

 

「今まで素晴らしい結果を出しているから、プレースタイルは変えないよ。彼らは今、あまり好調ではないけれど、ティグレスはいつもティグレスなんだ。中盤から前線にかけて、非常に危険なんだ。彼らの強い選手たちに対して、とても良いFWが揃っているのを2ndレグでは抑えて、得点を与えないことで間違いなく突破できるんだ。」と、説明した。

 


 

メキシコリーグ2017年後期 第8節 Querétaro 4-3 UNAM

f:id:ClaudioSuarez:20170226174613j:plain

 

ケレタロFCが、4-3でPUMASを制する

 

f:id:ClaudioSuarez:20170226174750j:plain

f:id:ClaudioSuarez:20170226174803j:plain

f:id:ClaudioSuarez:20170226174817j:plain

 

両チームがスタジアムに暴動が起きないよう、メッセージを送る

 

「ケレタロFCは、得点シーンを転換したから勝ったんだ。しかし、PUMASはどんな得点差になろうとも決して諦めずに前進することを証明した。今日は我々が作った全てのプレーを、特に後半において決め切れなかった。」と、メキシコ1部リーグ第8節の試合が行われたコレヒドラ・スタジアムで、土曜日にファン・フランシスコ・パレンシア監督はPUMASが4-3でケレタロFCに敗れたことについて語った。

 

f:id:ClaudioSuarez:20170226174849j:plain

f:id:ClaudioSuarez:20170226224217j:plain

f:id:ClaudioSuarez:20170226175042j:plain

f:id:ClaudioSuarez:20170226175051j:plain

 

PUMASは、前半10分左サイドコーナーキックからマティアス・ブリトスのヘディングシュートで先制した。しかしながら、ケレタロFCは31分アンヘル・セプルベダの得点と44分パブロ・ハケスのオウンゴールでハーフタイム前に試合をひっくり返した。

 

f:id:ClaudioSuarez:20170226175228j:plain

f:id:ClaudioSuarez:20170226175114j:plain

f:id:ClaudioSuarez:20170226175137j:plain

 

後半になると20分にエマヌエル・ヴィージャ、27分にカミーロ・サンヴェッソが得点差を広げ4-1とリードした。しかしPUMASは戦うことを諦めずに、39分にヘスス・ガジャルドがロスタイム3分にはブライアン・ラベージョがそれぞれ得点し追い掛けたが、もはや追い付けるところまでは至らず試合は終わった。

 

f:id:ClaudioSuarez:20170226175256j:plain

f:id:ClaudioSuarez:20170226175146j:plain

f:id:ClaudioSuarez:20170226175317j:plain

 

f:id:ClaudioSuarez:20170226175241j:plain

f:id:ClaudioSuarez:20170227170754j:plain

f:id:ClaudioSuarez:20170227170800j:plain

f:id:ClaudioSuarez:20190101143648j:plain


スタメン: 

ケレタロFC:

1-チアゴ・ヴォルピ、3-ミゲル・マルティネス、12-ジョナサン・ボーンステイン、27-イラム・ミエル、14-ルイス・ノリエガ、28-ハイメ・ゴメス、29-ネリ・カルドソ、86-アルド・アレジャーノ(後半31分、10-ヘラルド・ルーゴ)、11-エドガー・ベニテス、15-アンヘル・セプルベダ(後半1分、19-ジェルソン・カンデロ)、30-エマヌエル・ヴィージャ(後半25分、7-カミーロ・サンヴェッソ)、監督:ハイメ・ロサノ

 

PUMAS:

1-アレハンドロ・パラシオス、2-ホセカルロス・ヴァンランキン、3-ヘラルド・アルコバ(前半40分、89-パブロ・ハケス)、4-ダリオ・ヴェロン、5-アラン・メンドサ、8-パブロ・バレラ、7-ハヴィエル・コルテス、10-アブラハム・ゴンザレス、11-ブライアン・ラベージョ、20-マティアス・ブリトス(後半21分、17-ヘスス・ガジャルド)、30-ニコラス・カスティージョ,監督:フランシスコ・パレンシア

 

主審:エドワルド・ガルヴァン、副審:ファン・ランヘル、アルフレッド・リヴェロリ、第4審:ロベルト・リオス


警告:

ケレタロFC 後半24分 エドガー・ベニテス

PUMAS 後半15分 ダリオ・ヴェロン、24分 ニコラス・カスティージョ、30分 ブライアン・ラベージョ

 

 

f:id:ClaudioSuarez:20170226174710j:plain

 

我々はライバルであって、決して敵ではない

 

両チームの首脳陣が試合前に話し合ってスタジアムに暴動が起きないようキャンペーンを行い、ホームチームのボックスシートに一緒に現れた。

 

f:id:ClaudioSuarez:20170226222852j:plain

 

同じように試合開始前に、22人の選手がそれぞれ「ライバル関係は、暴力ではない」という一文字を形成するTシャツを着用して、観客席に向かって整列した。

 

PUMASのサポーターは「我々はライバルであって、決して敵ではない」と書かれた巨大な横断幕を掲げた。さらにケレタロFCのサポーターは、「メキシコサッカーは、ファミリーのものであり続けるべきである」というメッセージを掲げた。

 

CONCACAFチャンピオンズリーグ 準々決勝 1stレグ U.A.N.L 1-1 UNAM

f:id:ClaudioSuarez:20170223194429j:plain

 

PUMASは、北中米カリブ海地域チャンピオンズリーグの準々決勝対UANLティグレス戦1stレグを1-1で引き分ける

 

f:id:ClaudioSuarez:20170223194508j:plain

f:id:ClaudioSuarez:20170226164631j:plain

f:id:ClaudioSuarez:20170224011411j:plain

 

「我々は素晴らしい試合をした。良好なボール支配率を保持し、とても規律よく得点チャンスを創出した。とても複雑なライバルに対して、引き分けたんだ。ホームで2ndレグを締め括るのは、非常に重要だと思う。我々のサポーターに喜んでもらうためにも、いい結果を期待したいね。」

 

f:id:ClaudioSuarez:20170223194534j:plain

 

と、PUMASのフランシスコ・パレンシア監督は水曜日にウニベルシタリオ・サン・ニコラススタジアムで行われた北中米カリブ海地域チャンピオンズリーグの準々決勝対UANLティグレス戦後に語った。

 

f:id:ClaudioSuarez:20170223194543j:plain

 

PUMASが前半優勢に戦っていたところ、41分エドゥアルド・バルガスのゴールでUANLティグレスは先制してハーフタイムに入った。

 

f:id:ClaudioSuarez:20170224011338j:plain

 

後半もPUMASはボールコントロールを続け、17分にその報酬が得られるまで得点チャンスを作り続けた。マティアス・ブリトスが後半から出場したニコラス・カスティージョのセンタリングをヘディングでネットに押し込んだ。

 

f:id:ClaudioSuarez:20170223214026j:plain

 

PUMASはアウェイゴールというほんの少しのアドバンテージを持って、ホームに戻って2ndレグへ臨む。

 

f:id:ClaudioSuarez:20170223214048j:plain

f:id:ClaudioSuarez:20170224011315j:plain

f:id:ClaudioSuarez:20190101100222j:plain


スタメン:

ティグレス:30-アーロン・フェルナンデス、16-ルイス・アドビンクラ(後半24分、8-ルーカス・セララヤン)、3-ジュニーニョ、4-ウーゴ・アヤラ、6-ホルヘ・トーレス・ニロ(後半28分、18-イスマエル・ソーサ)、19-ギド・ピサーロ、29-ヘスス・ドゥエニャス、25-ユルゲン・ダム、26-エドゥアルド・バルガス、11-ダミアン・アルバレス(後半25分、23-ルイス・キニョネス)、10-アンドレ・ピエール・ジニャク、監督:リカルド・フェレッティ

 

PUMAS:13-アルフレッド・サルディバル、2-ホセ・カルロス・ヴァンランキン、3-ヘラルド・アルコバ、89-パブロ・ハケス(後半31分、4-ダリオ・ヴェロン)5-アラン・メンドーサ(後半27分、30-ニコラス・カスティージョ)、8-パブロ・バレーラ、7-ハヴィエル・コルテス、10-アブラハム・ゴンサレス、17-ヘスス・ガジャルド、11-ブライアン・ラベージョ、20-マティアス・ブリトス(後半35分、15-エリック・ヴェラ)、監督:フランシスコ・パレンシア

 

主審:マーク・ゲイガー

 

警告:
ティグレス:前半28分、ギド・ピサーロ 後半46分、ウーゴ・アヤラ
PUMAS:前半38分、アブラハム・ゴンサレス 後半40分、ニコラス・カスティージョ

 

  

CONCACAFチャンピオンズリーグ 準々決勝 1stレグ プレビュー

f:id:ClaudioSuarez:20170222170523j:plain

 

パレンシア監督は、PUMASは対UANLティグレス戦を勝つためにプレーすると表明

 

「PUMASは常に勝つためにプレーをし、そうやって水曜日の試合で戦う。我々は恐れたりするような臆病なチームではなく、反対に勝ちに行くサッカーをする勇敢なチームだ。それは、水曜日も例外ではない。」

 

と、ファン・フランシスコ・パレンシア監督は火曜日にウニベルシタリオ・サン・ニコラススタジアムで行われる北中米カリブ海地域チャンピオンズリーグの準々決勝対UANLティグレス戦のプレビューを語った。

 

彼はリーグ戦との関連性からこの試合の重要性を理解しており、だからこそ手を緩めたりせず対戦するつもりである。

 

「全ての試合は異なるものであって、対戦相手の長所・短所に応じてその準備をするんだ。大抵過去の試合ビデオを参考に見て考慮するが、それが全てではないね。我々は準備を万端にして、起こり得る事態を解決しなければならないんだ。」と、説明した。

 

 

彼は対戦する相手が強力であることを分かっているが、今までやってきたハードワークと正しい形で克服するために形成されたチームであることに自信を持っている。

 

「UANLティグレスはどんなトーナメントでも高いレベル競争できる陣容を持っているが、我々もハードワークをし、チームプレーをし、サッカーを知っている素晴らしいチームなんだ。私はこのチームを、またPUMASに所属することを大変誇りに思っている。」と、強調した。

 

メキシコリーグ2017年後期 第7節 UNAM 3-3 Tijuana

 f:id:ClaudioSuarez:20170220184157j:plain

 

オリンピック・スタジアムで対クラブ・ティファナ戦で、PUMASが先制されたもののドローに持ち込む

 

f:id:ClaudioSuarez:20170220184215j:plain

f:id:ClaudioSuarez:20170220184226j:plain

f:id:ClaudioSuarez:20170220184240j:plain

 

一時3点差を付けられたものの、ロスタイム寸前にPUMASがクラブ・ティファナに対してニコラス・カスティージョの2得点とパブロ・バレラのPKで追い付く

 

f:id:ClaudioSuarez:20170220184252j:plain

f:id:ClaudioSuarez:20170220184303j:plain

f:id:ClaudioSuarez:20170220184312j:plain

 

時にPUMASにとって最も難しいシナリオとなるような、例えばこの日曜日と似たようなムードが変わる日がある。クラブ・ティファナに対してほとんど満足の出来ない攻撃と3点ビハインドでも諦めなかった結果、ニコラス・カスティージョの2得点とパブロ・バレラのPKのおかげで追い付いたのである。

 

f:id:ClaudioSuarez:20170220185419j:plain

f:id:ClaudioSuarez:20170220190721j:plain

f:id:ClaudioSuarez:20170220190754j:plain

 

PUMASは試合序盤で高いプレッシャーを掛け、ライバルからボールを奪って中盤から前線に向かってそのボールを集めた。パレンシア監督が敷いた4-3-3のフォーメーションによってより攻撃的にサイドから攻め、シュートまで持っていった。最初のチャンスは12分、ブライアン・ラベージョが敵ペナルティエリア内で放ったパワーと方向性を欠いたシュートであった。

 

前節退場処分により出場停止となったヘスス・ガジャルドの穴を、パレンシア監督はそのポジションにブライアン・ラベージョを配置。パブロ・バレラのようにうまく開いて彼の逆サイドを、クラブ・ティファナの陣内を容易に突破した。事実前半20分、クロスバーをかすめて外れたクロスシュートでマヌエル・ヒブラン・ラフをかき乱し、プレッシャーを掛けていた。

 

クラブ・ティファナが攻撃をほとんどしていなかったが、ダリオ・ヴェロンがキーパー:アレハンドロ・パラシオスに対して誤ったバックパスをした前半23分、ピコリンが彼の守備範囲から出るか留まるか迷った際にボールはアビレス・ウルタードの足元に収まり、ハイボールでそれを嘲笑うかのように得点し、オリンピック・スタジアムは一瞬にして静まり返った。鉄壁であるはずの守備陣は、瞬間的な欠点を引き起こしてしまった。

 

f:id:ClaudioSuarez:20170220190327j:plain

f:id:ClaudioSuarez:20170220190354j:plain

f:id:ClaudioSuarez:20170220190418j:plain

 

PUMASは再びボールを支配し後方から中盤に向かって優れたロングパスを試み、36分アブラハム・ゴンザレスはマヌエル・ヒブラン・ラフとの1対1からほとんどフリーになっていたブライアン・ラベージョにあとほんの僅かな距離をパス出来ず、追い付く可能性を失った。

 

後半に入っても前半にも増してラストタッチのミスで、PUMASはまるで10人で戦っているかのような感じであった。というのもペナルティーエリア内で張っているニコラス・カスティージョに依存した単調なセンタリングを繰り返し、PUMASは前線にチャンスを作るまでに守備に専念する時間を失いつつあった。見かねた監督はケヴィン・エスカミージャに代えて、マティアス・ブリトスを投入した。

 

f:id:ClaudioSuarez:20170220190242j:plain

f:id:ClaudioSuarez:20170220190144j:plain

f:id:ClaudioSuarez:20170220185957j:plain

 

拍手によって迎えられたブリトスは、すぐさまチームの状況を変えた。PUMASは戦う精神を取り戻し、新たに敵陣内へ侵入しプレッシャーを掛けた。フォーメーションを4-4-2に変更し、ブリトスは中盤と前線の機能を繋ぎ合わせるかのような動きをした。そして最高の状況にしたかのように見えたものの、より複雑なものが近付きつつあった。

 

クラブ・ティファナは散発的な攻撃しか繰り返していなかったが、引導を渡すという意味ではPUMASに対して容赦しなかった。後半17分再びPUMAS守備陣が気を抜いた瞬間に、ビクトル・マルコーラが中盤からミドルシュートで0-2とした。前半とは打って変わって、クラブ・ティファナはアドバンテージがないかのように反撃を許さず前線へ攻撃するようになった。

 

そして後半24分、2得点目と同じようなプレーでギド・ロドリゲスが中盤でボールを奪って、ペナルティーエリア付近まで持ち込みアレハンドロ・パラシオスを弾き飛ばすようなパワフルなシュートで0-3とした。それまでと最も顕著であった違いは観衆の沈黙がブーイングとなり、スタジアムはホームゲームで最も相応しい敗戦の仕方を要求した。

 

f:id:ClaudioSuarez:20170220185916j:plain

f:id:ClaudioSuarez:20170220185926j:plain

f:id:ClaudioSuarez:20170220185943j:plain

 

クラブ・ティファナによって計75分間でされたことを、PUMASは15分間で仕返しをした。なぜならばPUMASは観衆の批判を辞めさせ、残された僅かな時間で3点を返しドローに持ち込み、勝ち点までもぎ取ったのだ。ニコラス・カスティージョの2得点とパブロ・バレラのPKのおかげで追い付いたのである。瞬時にPUMASはビハインドを取り戻し、暗くなっていた正午キックオフのゲームを抑えの利かない喜びに変えたのであった。

 

f:id:ClaudioSuarez:20170220190438j:plain

f:id:ClaudioSuarez:20190101150244j:plain

 

スタメン:

PUMAS:1-アレハンドロ・パラシオス、2-ホセカルロス・ヴァンランキン、3-ヘラルド・アルコバ、4-ダリオ・ヴェロン、5-アラン・メンドーサ、6-ケヴィン・エスカミージャ(後半7分、20-マティアス・ブリトス)、8-パブロ・バレラ、11-ブライアン・ラベージョ、7-ハヴィエル・コルテス、30-ニコラス・カスティージョ、監督:ファン・フランシスコ・パレンシア

 

クラブ・ティファナ:25-マヌエル・ラフ、22-ファン・カルロス・ヌニェス、6-ファン・カルロス・バレンスエラ、19-ビクトル・アギレラ、15-ダミアン・ペレス、8-ジョー・コロナ(後半37分、32-ホルヘ・オルティス)、5-ギド・ロドリゲス、20-ポール・アリオラ、10-ビクトル・マルコーラ(後半42分、7-ファン・ルセロ)、9-ミルトン・カラグリオ(後半43分、11-ヘンリ・マルティン)、18-アビレス・ウルタード、監督:ミゲル・エレラ

 

主審;マルコ・アントニオ・オルティス・ナヴァ、副審:ジミー・アコスタ、マイテ・イヴォンヌ・チャベス、第4審:ブライアン・オマール・ゴンザレス

 

警告:
PUMAS 後半24分 ブライアン・ラベージョ、32分 ハヴィエル・コルテス
クラブ・ティファナ 前半37分 ファン・カルロス・バレンスエラ

 

メキシコリーグ2017年後期 第7節 プレビュー3

f:id:ClaudioSuarez:20170218180028j:plain

 

ニコラス・カスティージョ:僕らのサポーターによる応援によって、良い結果が収められる

 

「対クラブ・ティファナ戦では、ホームにおける有利な成績を維持したいね。僕らのサポーターによる応援によって、はるかに有利になるだろう。彼らは試合で不利な瞬間に、その性格を表すからね。対クルブ・ネカクサ戦でそうだった(前半いきなり先制点を失った)ように、後半に僕らは結果を得られたんだ。」と、オリンピック・スタジアムにおける金曜日のトレーニング後に彼は語った。

 

PUMASがリーディングボード上位に戻る可能性は潜在的にあるが、彼は勝ち点3を獲得するのに有利な要素があると述べた。「日曜日の試合は成長し続けるため、対クラブ・ティファナという今後前へ進んで行くためにバロメーターになり得るようなライバルと対戦して自信を回復するために重要になるだろうね。」と、強調した。

 

 

そして目標を達成するために、クラブ・ティファナに対して出来る限り勝ちに行くためにチームの準備はとてもうまく行っているようだ。「彼らは、FW陣を使ってダイレクトな攻撃を仕掛けてくる。僕らは自身を信じ続けて、今まで通りボールを支配し良いサッカーをするんだ。」と、説明した。

 

f:id:ClaudioSuarez:20170218180200j:plain


PUMASは、規律正しく真剣なチームだ


メキシコサッカー1部リーグにうまく順応出来ることと同じように、得点をたくさん挙げて感動を与えることで期待に応えたいというPUMASのチリ人サッカー選手:ニコラス・カスティージョは、規律正しく真剣なチームの一員となれて幸せであると語った。

 

「PUMASというチームの中にいて、僕は非常に規律正しく真剣なチームだと気付いたんだ。クラブのメディアは重要であって、それをコントロールしなければならない。最初の2週間はメキシコシティの高地にあることに慣れるのに苦労したけど、そこから先はリーグはとても気に入ったしほんの少しのネガティブなことはあるけれど、それは僕自身の中にしまっておくよ。」と、記者会見で明らかにした。

 

「FWにとって得点シーンを得られないことは複雑なことだけれど、CFパチューカやCFモンテレイのような中盤を制することが出来た2チームとプレーをしたんだ。日曜日は改善したいと考えているよ。」と、付け加えた。

 

f:id:ClaudioSuarez:20170218180241j:plain


メキシコリーグとCONCACAFチャンピオンズリーグの両方で戦う


チリ人ストライカーは、2017年後期ステージでPUMASが規則性を維持し国際トーナメントで前進することに自信を持っている。PUMASにとって遮るものはなく、メキシコリーグとCONCACAFチャンピオンズリーグを継ぎ合わせるものもなく、少なくともこの日曜日にオリンピック・スタジアムを訪れるクラブ・ティファナのようなライバルに対して良い結果を待っていると、ニコラス・カスティージョは考えている。

 

「ここに、プレッシャーはないよ。PUMASは偉大なクラブであって、僕らはその一部なんだ。チームの陣容は、メキシコリーグとCONCACAFチャンピオンズリーグの両方を戦えるよ。今度の日曜日は重要なライバルと対戦するけれど、対クラブ・ティファナ戦の勝利以外の結果は有り得ないね。」と、記者会見で言った。

 

フランシスコ・パレンシアのプレーシステムについて、彼はゴール前のオプションが増えると考えていて、対クラブ・ティファナ戦でそのチャンスを活かそうとしている。「チームにとって監督のやり方は僕に大変役立っていて、彼のスキームに包み込まれている気がするんだ。メキシコには馴染んだし、チームにおける問題はとても早く適応出来たからね。」

 

そしてこの夏コンフェデ杯に出場するメキシコ代表と自国チリ代表のために負うことになるアクティビティに加えて彼がその一助になるという欲望を表現するのに、PUMASの数選手がメキシコ代表に召集されるのを見たいとコメントした。「どんな選手にとっても、自国代表に召集されることは重要なんだ。パブロ・バレーラが召集されるように、また同じように他のチームメイトが召集されるように願っている。」

 

メキシコリーグ2017年後期 第7節 プレビュー2

 

f:id:ClaudioSuarez:20170216193918j:plain

 

アントニオ・ガルシアは、ホームで強くあり続けるために対クラブ・ティファナ戦にサポーターへチームを応援するよう招く

 

「僕らは、ホームで強くなければならない。順位表上位で戦っている、とても強いライバルがやってくる。チームの自信のために重要なことは、勝ち点3を再び挙げることさ。そして、もっと良い結果が付いてくるためにトレーニングし続けることもね。この日曜日に僕らを応援しに来てくれるよう、サポーターのみんなを誘うよ。」

 

と、PUMASの下部組織出身選手であるアントニオ・ガルシアは、大学都市の第2グラウンドにおけるトレーニング後に語った。

 

f:id:ClaudioSuarez:20170216193949j:plain

 

彼は相手チームの陣容から見て対クラブ・ティファナ戦は難しい試合になるが、チームにおけるハードワークが勝利を掴むための基盤となるだろうと見ている。

 

「普通オリンピック・スタジアムで僕らを倒そうと来るんだ。良い試合になるために、対クラブ・ティファナ戦はそうならないといいね。彼らの攻撃に対抗するには、きちんとブロックを組んでお互いがサポートし合わなければならないんだ。それが僕らが良い結果を出すために役立つよ。」と、説明した。

 

f:id:ClaudioSuarez:20170216194007j:plain

 

そのハードワークの方法が、リーグの主役に戻るためにPUMASが賭けている経験と若さという計算式のあるトレーニングに反映されると述べた。

 

「監督は、それを強調しているよ。複数のオプションを持つため、また若手選手たちにチャンスを与えるためにレギュラーであろうがサブであろうが、ハードトレーニングをしているんだ。」と、言った。