Pumas de la UNAM

メキシコサッカー1部リーグのクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルを応援している日本人の備忘録

メキシコリーグ2017年前期ステージ 選手紹介(MF編)

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6.ケヴィン・エスカミージャ(MF)

身長:179cm 体重:76.2kg

1994年2月21日生まれ(23歳)

デビュー:2012年7月25日

タイトル:なし

下部組織出身。2011年に17歳以下メキシコW杯や23歳以下トゥーロン国際大会に出場、2015年にはトロントで行なわれたパンアメリカン競技大会で銀メダルを獲得している。2シーズン前からスタメンで起用される試合も増え、ファン・フランシスコ・パレンシア監督が賭ける期待も高い。この世代ではTOPの実力者であると個人的にも思うし飛躍して欲しい選手であったが、昨シーズンのプレーぶりを見る限り今シーズンも同じようなレベルであれば、もう後がないと思ったほうが良いだろう。

 

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7.ダヴィッド・カブレラ(MF)

身長:179cm 体重:76kg

1989年9月7日生まれ(27歳)

デビュー:2008年8月24日

2008~2016年PUMAS、2016~2017年モナルカス・モレリア(レンタル移籍・14試合出場1得点)

タイトル:2009年後期・2011年後期

今季より他チームへ移籍したハヴィエル・コルテスと同期の下部組織出身で、デビュー戦も奇しくも同じ対パチューカ戦(3-1で勝利、後半45分に交代出場)。左サイドからのコーナーキッカーで、ミドルシュートも得意。2013年シーズンに1年間を棒に振る大怪我をしてしまい、翌年半ばから漸くチームへ復帰。2シーズン前のメキシコ杯対タパチュラ戦で肋骨を骨折し休養を余儀なくされたが、シーズン後半には無事復帰。昨シーズンはレンタル移籍でモナルカス・モレリアでプレーをし、そのキャリアの集大成を今シーズンは見せてほしいところ。

 

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8.パブロ・バレーラ(MF)

身長:178cm 体重:73.7kg

1987年6月21日生まれ(30歳)

デビュー:2005年

タイトル:2009年後期ステージ(PUMAS)2013年後期メキシコ杯(クルス・アスル)2013-14年CONCACAFチャンピオンズリーグ(クルス・アスル)

国籍:メキシコ

ニックネーム:ダイナマイト

2005年にTOPチームデビュー。足の速さを活かした突破や質の高いクロスが持ち味で、2008年7月に左ひざを負傷して半年間を棒に振ったものの、2009年1月初めに復帰し、クルブ・ネカクサ戦では早くもゴールを決め、決勝のCFパチューカ戦では後半ロスタイムに決勝ゴールを決め、後期ステージ優勝の立役者の一人となった。2010年7月にプレミアリーグのウェストハム・ユナイテッドFCに移籍した後、メキシコへ帰国。クルス・アスル(49試合で4ゴール)、モンテレイへ移籍(38試合で4ゴール)した後にスタメンでのプレー機会を求めて再びPUMASへ。往年のレベルには程遠いものの、時折見せるプレーにはやはり流石と思わせるし要所での得点も多い。ただし昨シーズンに足の手術を行い、今シーズンピッチに戻れることはない見通し。

 

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10.アブラハム・ゴンサレス(MF)

身長:175cm 体重:79.6kg

1985年7月16日生まれ(31歳)

デビュー:2004年

2004~2007年テッラーサFC(現スペイン4部)、2007~2008年9月FCバルセロナB、2008年10月~2009年FCバルセロナ、2009~2010年カディスCF(現スペイン3部)、2010~2011年ジムナスティック・タラゴナ、SDポンフェラディーナ(現スペイン2部)、2011~2013年ADアルコルコン(現スペイン2部)、2013~2016年RCDエスパニョール(現スペイン1部)

タイトル:2009年スペイン1部リーグ、国王杯(バルセロナ)

国籍:スペイン

ニックネーム:ロシア人

スペイン下部リーグでデビューして一時期バルサに居たものの再び下部リーグを転々とした後、近年は前日本代表監督であったハヴィエル・アギーレが率いたRCDエスパニョールで10番を張っていたベテラン。2シーズン前から補強選手として加入して中で一番内容が良く、昨シーズンも引き続きその活躍が期待された選手の1人であったが思うようなプレーは出来ておらず、今シーズンのプレー続行を危惧されていたが引き続き中盤を任された。本人もメキシコ1部リーグへ移籍できたことを喜んでおり、その成果を今シーズンこそは見せて欲しい。

 

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11.ブライアン・マルティン・ラベージョ・メージャ(MF)

身長:167cm 体重:70.0kg

1994年5月16日生まれ(22歳)

デビュー:2009年

タイトル:2009年後期ステージ(CSDコロコロ)

国籍:チリ

ニックネーム:天才、宝石

2006~2012年CSDコロコロ、2012~2013年セビージャFC、2014年デポルティーボ・ラ・コルーニャ、FCルツェルン(スイス)、2015年CDレガネス、サントス・ラグナ

チリ代表にも召集されるほどの実力を持つ半面、精神的な弱さを兼ね備える悩めるMF。結果的にヨーロッパ移籍が時期尚早であったとも言われるが、CSDコロコロの象徴であるマティアス・フェルナンデスの後継として比較されるくらい隠された才能が開花すれば、昨シーズンにレンタル移籍を決断したホセ・マヌエル・デラ・トーレ元メキシコ代表監督を後悔させるようなプレーを時おり見せた。引き続き今シーズンも、中盤を支える要として機能して欲しい。


 

 

22.アラン・アコスタ(MF)

身長:173cm 体重:73.5kg

1996年12月19日生まれ(21歳)

デビュー:2015年8月5日

タイトル:なし

下部組織出身。メキシコ杯 2015年前期 第2節 Alebrijes 1-1 UNAM戦でプロデビュー、メキシコリーグ2015年前期 第4節 UNAM 5-0 Atlas戦で1部リーグデビューをそれぞれ飾る。後者ではフィデル・マルティネスのダメ押し弾を右サイドからアシストした。

 

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29.ネストル・カルデロン(MF)

身長:174cm 体重:70.0kg

1989年2月14日生まれ(28歳)

デビュー:2008年

タイトル:2008年前期ステージ、2010年リーグ200周年(後期ステージ・共にデポルティーボ・トルーカFC)、2014年メキシコ杯、2015年後期ステージ&チャンピオン決定戦(共にサントス・ラグナ)、2016年メキシコ・スーパーカップ、2017年メキシコ杯、2017年後期ステージ(共にCDグアダラハラ)

ニックネーム:飛行機

2008~2012年デポルティーボ・トルーカFC、2012年CFパチューカ、2012~2016年サントス・ラグナ、2016~2017年CDグアダラハラ

1998年~2010年に渡る近年のデポルティーボ・トルーカFC黄金期にデビュー。1部リーグ新人王に輝くと同時に、その栄光の一翼を担った(60試合12得点)。その後CFパチューカを経て、当時6シーズン中5回プレーオフ決勝へ進出していたサントス・ラグナへ移籍。移籍後にクラブ史上5度目のタイトルを獲得。さらには昨シーズン移籍したばかりのCDグアダラハラにおいて、再びメキシコ杯とクラブ・アメリカと並ぶリーグ最多の12回目の優勝を成し遂げた、まさに優勝請負人である。2015年後期ステージにはメキシコ1部リーグベストイレブンに選出され、今サッカー選手として旬を迎えている。

 

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33.マウロ・アベル・フォルミカ(MF)

身長:178cm 体重:64.0kg

1988年4月4日生まれ(29歳)

デビュー:2006年

タイトル:2014年CONCACAFチャンピオンズリーグ(クルス・アスル)

国籍:アルゼンチン・イタリア

ニックネーム:猫

2006~2011年ニューウェルズ・オールドボーイズ、2011~2013年ブラックバーン・ローヴァーズFC、2013年USチッタ・ディ・パレルモ、2013~2016年クルス・アスル、2016~2017年ニューウェルズ・オールドボーイズ

アルゼンチン1部リーグでデビューすると、72試合で17得点をマーク。その後、セリエAのジェノヴァの管理下に置かれつつガラタサライ、レッドスター・ベオグラードやモナコASなどのクラブで争奪戦となり、最終的にプレミアリーグのブラックバーンへ移籍。49試合出場して、5得点を挙げた。その後セリエAのパレルモを経て、メキシコ1部リーグのクルス・アスルへ。59試合で8ゴールをマークした。契約期限が切れた後は古巣のアルゼンチンへ戻っていたが、今シーズンよりPUMASで2度目のメキシコ1部リーグでプレーをすることに。

メキシコリーグ2017年前期ステージ 選手紹介(DF編)

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1.アレフレッド・サルディバル(キーパー)

身長:183cm 体重:76.2kg

1990年2月9日生まれ(27歳)

デビュー:2010年8月14日

タイトル:2011年後期

ニックネーム:ポジョ(チキンの意)

下部組織出身。デビューしてすぐに、近年で1番最後のリーグ優勝を経験。ピコリン(アレハンドロ・パラシオス)の陰でその存在が目立つ機会が無かったが、一昨年に彼が怪我で欠場したシーズンに一躍脚光を浴びた。守備陣をもり立てる素晴らしいセービングをする次世代の守護神であり、正キーパーが引退した今シーズンこそはその真価が問われるだろう。

 

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2.ホセ・カルロス・ヴァンランキン(ディフェンシブハーフ)

身長:178cm 体重:70.0kg

1993年5月14日生まれ(24歳)

デビュー:2012年3月18日

タイトル:なし

下部組織出身。2シーズンまでポジションをマルセロ・アラトーレ奪われて完全にサブメンバーとしてベンチを温めていたが、2016年ブラジル五輪ではメキシコ代表のキャプテンを務めたくらい同世代ではTOPクラスの実力を持つ。安定して一定レベルの出来を保てるか?そしてメキシコ1部リーグの一流FWたち相手にスピード負けしない、またファール以外で止められるか?に尽きる。今シーズンで9期目を迎え、結果が出なければ自身が責任を負うくらいの覚悟が求められる。

 

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3.ヘラルド・アルコバ(センターバック・主将)

身長:183cm 体重:82.5kg

1984年11月25日生まれ(32歳)

デビュー:2004年 タイトル:なし 国籍:ウルグアイ

20歳でウルグアイ1部リーグデビューして7年プレー(2009年にリーグ優勝を経験)をし、アルゼンチンで1部リーグで2年・エクアドル1部リーグで1年プレーをした後、一昨年からPUMASへ移籍。ウルグアイ代表にも召集されたことがあるセンターバックで、その長身を活かしたセットプレーからのヘディングや、オーバーラップしての攻撃参加による得点も多く、守備の中心を支える欠かせない存在になっている。だが2シーズン前は開幕から第12節まで欠場し、最後までチームの足を引っ張った。昨シーズンも怪我の状況はあまり改善されず、主将ダリオ・ヴェロンが去った今シーズンは名実ともにその真価が問われるものとなる。

 

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4.ルイス・キンターナ(センターバック)

身長:177m 体重:73.5kg

1992年2月3日生まれ(25歳)

デビュー:2013年5月5日

タイトル:なし

下部組織出身。ホセ・カルロス・ヴァンランキン同様メキシコ1部リーグデビューして4年が経過して、今シーズンも昨シーズンに引き続き、それまでこういう時期を見越して熱心に指導してくれていた元主将ダリオ・ヴェロンの背番号を引き継いで少しでもそのレベルへ追い付け、追い越せという時期に差し掛かる。昨年ホームの対ケレタロ戦にて初ゴールをマークしたように、引き続き要所における守備や攻撃参加に期待したい。

 

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5.アラン・メンドーサ(ディフェンシブハーフ)

身長:174cm 体重:77kg

1993年9月28日生まれ(23歳)

デビュー:2012年7月25日

2013~2015年PUMAS(1試合1ゴール)、2015~2016年ヴェナードスFC(ユカタン州メリダ市・2部リーグ、26試合0ゴール)、2016年クルブ・ネカクサ(2部リーグ、16試合0ゴール)、ドラドス・シナロア(5試合2ゴール)

タイトル:2016年メキシコ2部リーグ優勝(クルブ・ネカクサ、ドラドス・シナロア)

下部組織出身。昨シーズンより古巣に戻り、それまで揉まれてきたキャリアを遺憾なく発揮する活躍を見せている。ホセ・カルロス・ヴァンランキン同様、安定した出来が今シーズンは求められる課題となる。

 

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12.ベルナベ・マガーニャ(キーパー)

身長:186cm 体重:85kg

1993年8月16日生まれ(23歳)

デビュー:TOPリーグ戦は未経験

タイトル:なし

下部組織出身。

 

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16・アンヘル・エンリケ・エルヴィラ(DF)

身長:187cm 体重:82.5kg

1995年4月7日生まれ(22歳)

デビュー:TOPリーグ戦は未経験(メキシコ3部リーグPUMAS出身)

タイトル:なし

下部組織出身。

 

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18.ホセ・アントニオ・ガルシア(DF)

身長:175cm 体重:73.3kg

1992年1月17日生まれ(25歳)

デビュー:2009年8月18日

タイトル:なし

下部組織出身。

 

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19.パブロ・ハケス(DF)

身長:175cm 体重:73.3kg

1995年9月29日生まれ(21歳)

デビュー:2017年1月15日

タイトル:なし

下部組織出身。

 

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21.ロドリゴ・アルマンド・ゴンザレス(DF)

身長:183cm 体重:75.3kg

1995年4月12日生まれ(22歳)

デビュー:2015年2月20日

ニックネーム:ガジョ(鶏の意)

2013~2015年クラブ・アメリカ・ユース、2015~2016年ロボス(プエブラ自治大学=プエブラ州・2部リーグ)、2016年クルブ・アメリカ、2016~2017年ヴェナードスFC(ユカタン州メリダ市・2部リーグ)

タイトル:なし

クラブ・アメリカ下部組織出身。

 

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24・ホセ・カスティージョ(キーパー)

身長:187cm 体重:82.5kg

1995年4月7日生まれ(22歳)

デビュー:TOPリーグ戦は未経験(メキシコ3部リーグPUMAS出身)

タイトル:なし

下部組織出身。

メキシコリーグ2017年前期 第1節 プレビュー2

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ルイス・フェルナンド・キンターナ:良い開幕戦を迎えるために、欠けているものを修正するトレーニングをする

 

「悪くもないし、良くもなくやっているよ。もしとてもたくさんの改善するためのことがあれば、チームが持っているたくさんのものもまた強調されるんだ。そういうポジティブなやり方で、続けて行くよ。良い開幕戦を迎えるために、僕らに欠けているものを修正するトレーニングをしてね。」

と、PUMASの下部組織出身選手であるルイス・フェルナンド・キンターナは、この金曜日にオリンピック・スタジアムで行われたトレーニング後に語った。

 

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彼はサポーターに耐え忍ぶように依頼し、一方で対強豪チームとのトーナメント開幕戦に向けて競争力のあるチームであることを示すためにハードトレーニングをしている。

「それについては、心配していないんだ。一試合一試合戦わなければならないし、全てのライバルが複雑な相手になるだろうからね。今現在の僕らの注意はパチューカ戦にあって、それだけに集中して他のことは考えていないんだ。」と、強調した。

 

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良いトーナメントをプレーするために経験豊富な選手とその完璧なコンビネーションもまたチームにはあるので、彼は若い選手たちとともに開幕を迎えるプレッシャーはないことを明確にした。

「チームに対しては、良い感じだよ。今まで何度もビッグネームや歴史的な選手たちに注目しているけれど、それはPUMASのためだけではなく、メキシコサッカーや代表のために良いものなんだ。少しずつそういう風になれるように、とても興味深い若手選手たちがチームにいるよ。」と、説明した。

 


 

 

本田圭佑の新天地はメキシコ名門パチューカに決定

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ネットで見ていたら、たまたま速報で見かけました。 

 

ホームスタジアムの雰囲気はこんな感じのチームです。

 

監督さんは、元PUMASのOBです。

 

今シーズンの開幕戦はPUMASとオリンピック・スタジアムで対戦ですから、こんなイメージになると思います。

 

すぐ近くにはサッカー発祥の地記念碑がある、こんな観光地も。

 

実際に現地へ行ったのは、もう2年前のことでした。懐かしい。

メキシコリーグ2017年前期 第1節 プレビュー

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ネストル・カルデロン:PUMASがリーグ優勝争いするために、自分自身の全力を尽くす

 

「このチームに所属することに満足しているし、可能性と信頼そして素晴らしい歓迎をしてくれたことに感謝しているよ。自分は、自分の仕事をするために来ているんだ。PUMASがリギージャ(プレーオフ)進出するために、自分自身が持っている全力を尽くすつもりだ。」と、水曜日にオリンピック・スタジアムで行われたトレーニング後にPUMASの補強選手であるネストル・カルデロンは語った。

 

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彼は現首脳陣が期待を賭けている下部組織の若手選手たちはを含む素晴らしい陣容があるので、状況は簡単でないポジション争いをするために来たことを明確にした。

「非常に健全で良い争いになるだろうね。ベストな選手がイレブンに入るんだ。下部組織の高いクオリティがあると見ているし、少しずつこれらの偉大な選手たちが出てくるだろうと思う。」と、説明した。

 

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そしてクラブに合流してから、フランシスコ・パレンシアの仕事を快適に感じていることを強調した。

「全ての選手たちが彼と共にいて、彼が要求することを考えているよ。僕らはとてもバランスが取れていて、チームはとても良い仕事をしているんだ。まだここに来て少しの期間で素晴らしいグループだと思うし、偉大な結果を出すためにここでハードワークをしているんだ。」と述べた。

 

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メキシコリーグ2017年前期ステージ プレシーズンマッチ Venados 0-1 UNAM

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PUMASがヴェナードスを制し、プレシーズン3勝目を挙げた

 

チームは2017年前期ステージに向けた準備試合を良いステップで進んでいる

 

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ユカタン州メリダ市のカルロス・イトゥラルデ スタジアムで、後半13分ブライアン・フィゲロアが唯一の得点。ウォーリアーズ・レアルに6-0の大勝、ゲレロ州立自治大学に4-0とアカプルコで行われた2試合に続き、今プレシーズン3勝目。

 

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この試合、エクアドル人選手:ジョフレ・ゲロンとチリ人選手:ニコラス・カスティージョの2人は怪我の治療中で不出場。ダヴィッド・カブレラとブライアン・ラベージョも、遠征には参加しなかった。

 

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PUMASのプレシーズンにおける次の試合は、米国で開催されるメキシコリーグ・パートナーツアーカップの7月8日ヒューストン州コンパス・スタジアムで行われる対モンテレイ戦と11日テキサス州HEBパーク・スタジアムで行われる対プエブラ戦となる。

【関連】PUMASの新ゴールゲッター

 

今シーズン補強された5人の選手たち(マウロ・フォルミカ、ジョフレ・ゲロン、ネストル・カルデロンの新3選手に加えて、残留したアブラハム・ゴンザレスと復帰したダヴィッド・カブレラ)以外に、2017年前期ステージよりリーグ準優勝をした下部組織のアンダー17チームで9得点を挙げたCFのブライアン・フィゲロアが昇格・登録された。計80試合の様々なカテゴリーで30得点以上を挙げた彼に目を付けた首脳陣は、以前ニコラス・カスティージョに行ったような個別授業を受けさせたあと、正式にチーム編成した。

 

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ブライアン・フィゲロア・フローレス
1999年5月28日メキシコシティ出身
年齢18歳
身長176cm
体重72kg

メキシコリーグ2017年前期ステージ プレシーズンマッチ プレビュー

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アルフレッド・サルディヴァル:第一の目的は、PUMASがリギージャ(プレーオフ)に戻ることだ

 

「我々は、直ちに結果を必要としているんだ。人々はチームがリギージャ(プレーオフ)圏外にいることを望んではいないんだ。サポーターには借りがあると分かっているし、この状況から抜け出さなければならないんだ。PUMASはリギージャ(プレーオフ)に戻る義務があって、それをベースしてリーグ優勝争いが出来るんだ。ただし、我々の第一の目的は、PUMASがリギージャ(プレーオフ)に進出することだ。」と、水曜日にオリンピック・スタジアムにおいて、アルフレッド・サルディヴァルは語った。

 

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リーグ戦開幕のためのアカプルコにおける合宿と残された時間は、PUMASが直ちにいい結果を出せるための要素である。「ビーチで行ったトレーニングは、重要なものだったよ。今メキシコシティに戻って、チームはもっと戦略的なトレーニングと監督が今シーズン指示することを確認しているんだ。良いリズムで第1節を迎えるために、十分な時間があるね。」と、説明した。

 

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今シーズンにおけるその他のポジティブな点として、補強選手たちが素晴らしい適応をしていることと、若手選手たちはチームが2017年前期ステージに向けてポジション争いをしていることだ。「チームとチームワークにおいては何の問題もないし、その点で苦労させられることもないね。いいグループと素晴らしい環境じゃないかな。」と、強調した。

 

【関連】プレシーズンマッチは計3試合を予定

 

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6月29日メリダにおいて、対ベナードスFC(メキシコ2部リーグ)戦

 

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7月8日ダラスにおいて、対CFモンテレイ戦

 

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7月11日テキサスにおいて、対プエブラFC戦

 


 

 

 

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ダリオ・ヴェロン PUMAS退団 記者会見

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首脳陣、コーチスタッフと選手たちは、ダリオ・ヴェロンに対して感情的な別れを演出する

 

この水曜日、オリンピック・スタジアムにおいて、PUMASの首脳陣、コーチスタッフと選手たちは、14年間計28シーズンを過ごしPUMASを退団することになったダリオ・ヴェロンに対して感情的な別れを演出した。

 

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「主将に別れを告げることは我々にとってとても重要なことであり、彼に言う通りまた再会をするんだ。別れを告げるために来てくれた、ダリオに感謝する。また首脳陣と彼との間で言及した、実際にはなかったある類の相違を払拭したいね。首脳陣や学長、チームメイトやコーチスタッフを代表して、ダリオ、本当にありがとう。唯一言わなければならないことは、君の努力と発揮し続けた才能に対して本当に感謝しているよ。」と、PUMASのオーナーであるロドリゴ・アレスは語った。

 

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PUMASの一員として公式戦536試合に出場し、4回のリーグ優勝と1度の年間王者決定戦、そしてトロフェオ・サンティアゴ・ベルナベウを勝ち取ったダリオ・ヴェロンは、サブ・オーナーのセルヒオ・エヘアとTOPチームの監督であるフランシスコ・パレンシア、そしてチームに加入してから応援し続けてくれたサポーターに感謝した。

「自分にとって、とても難しい1日だ。時に自分のことであったり、クラブのことで本当ではないことを語られたと思う。自分は穏やかであって、PUMASにとても感謝しているんだ。この14年間において、特に若い選手たちにとても重要なことを残したつもりだ。ラテンアメリカで最も重要なクラブに所属したことに大変誇りに思っているし、自分にとって光栄だったよ。オーナー、監督、サブ・オーナー、そしてチームメイトのみんなありがとう。」と、彼は述べた。

 

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このシーンは、首脳陣がダリオ・ヴェロンがPUMASのジャージを着用した最高の瞬間とともにビデオを撮影して準備してあった。この終わりに、全チームメイトが最後の11トーナメントで10シーズン主将を務めた彼の顔が描かれた白いTシャツを着用して壇上へ上がり、彼の3人の息子と奥さんのためサインされたジャージをオーナーより手渡された。そして最後にこのホールにいた全員で、クラブの歴史上最も偉大な象徴に対してゴージャ(チャント)を歌った。

 

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「PUMASが、いつもリーグ優勝争いを続けているように願っているよ。だって、偉大なクラブだからね。本当に、ありがとう。」と、彼は締め括った。

 

 

 

メキシコリーグ2017年前期ステージ 新補強選手発表

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PUMASは、2017年前期ステージに向けての補強をした 

 

PUMASは第28回メキシコリーグ移籍ドラフトを5人の補強選手を獲得して終え、2017年前期ステージに向けての補強を行った。

 

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今週の水曜日の午後、ジョフレ・ゲロンとマウロ・フォルミカを完全移籍という形でクルスアスルと合意した。

 

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また下部組織出身選手のダヴィッド・カブレラは、1年間のレンタル移籍を終えモレリアから復帰した。一方、スペイン人:アブラハム・ゴンザレスは契約を更新した。

 

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夜になって、ネストル・カルデロンはサントス・ラグナから完全移籍という形でクラブ同士で合意に達し、計5人の補強選手が揃った。

メキシコリーグ2017年後期 第17節 UNAM 0-1 Puebla

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PUMASが対プエブラ戦で0-1と敗れ、トーナメントに別れを告げる

 

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クラブ・ウニベルシダはオリンピック・スタジアムにおいて対プエブラ戦で0-1と敗れ、2017年メキシコサッカー1部リーグ後期ステージに別れを告げた。

 

後半後半1分フランシスコ・トーレスによる得点でPUMASは敗れ、勝ち点18で総合順位17位。その下には、最下位のプエブラが勝ち点16でいるのみであった。

 

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リギージャ(プレーオフ)進出圏内が遠すぎて失うものが何も無いPUMASは、1つの目的であったものを2週間前に途絶えたことで、今尊厳を持ってトーナメントを締め括るだけであった対プエブラ戦でだらけて、またプレッシャーがまるでないように見えた。

 

ホームチームは彼らの自尊心を全て出し切るためにピッチに出て、ビジターチームもまた次のトーナメントを考えるために最良の方法である同じプレーシステムで戦った。

 

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前半20分ホームチームはいつものようにホームゲームを戦う習慣で相手にプレッシャーを掛けたが、マティアス・ブリトスがニコラス・カスティージョへ良いボールを供給するトライをしたものの相手陣内で無効とされた。

 

反対にビジターチームもまた、監督の注文に応えた相手GKに対して明確なフィニッシュをするために攻め続けた。

 

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前半はそれほど互いに良いサッカーが出来ていなかった。ハーフコートから両サイドを良いアタックを仕掛けたものの、両チームともに危険なシーンを演出するところまでは至らなかった。前半45分間、オリンピック・スタジアムは両チームの乏しい試合内容に対してブーイングで充満したままハーフタイムを折り返した。後半試合開始早々、PUMASは元PUMAS選手であったカルロス・オランティアのパスからフランシスコ・トーレスが押し込んで先制した。

 

この得点でプエブラは試合を支配し、ガブリエル・エスパルサやアルバロ・ナバーロによるセンタリングでアルフレッド・サルディヴァルが守るゴールを脅かした。カルロス・オランティアはホームチームの左サイドから再三にわたってパスを供給したが、攻撃陣が追加点を決めることが出来なかった。

 

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PUMASは相手ゴールに向かってロングボール1本による単調な攻撃に終始し、全てはニコラス・カスティージョへ狙ったものばかりであったが、1本だけ明確なチャンスがあったもののプエブラのGKに阻まれた。

 

試合終了間際にはマティアス・ブリトスが最も危険な場面を創出したが、センタリングに対して試みては相手守備陣を崩すまでには至らなかった。

 

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スタメン:

PUMAS:アルフレッド・サルディヴァル、ホセカルロス・ヴァンランキン、ヘラルド・アルコバ、ホセ・ガルシア、ルイス・キンターナ、ハヴィエル・コルテス、アブラハム・ゴンザレス、ヘスス・ガジャルド、マティアス・ブリトス、ニコラス・カスティージョ、ブライアン・ラベージョ(後半28分、オマル・イスラス)、監督:ファン・フランシスコ・パレンシア

 

プエブラ:ファビアン・ビジャセニョール、エドガル・ドゥエニャス、オスカル・ロハス、パブロ・カセレス、パブロ・ミゲス、ホセ・ダビド・トレド、パトリシオ・アラウーホ、フランシスコ・トーレス、カルロス・オランティア(後半40分、フランシスコ・アクーニャ)、アルバロ・ナバーロ、ガブリエル・エスパルサ(後半38分、ヘロニモ・アミオネ)、監督:ホセ・カルドソ