Pumas de la UNAM

メキシコサッカー1部リーグのクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルを応援している日本人の備忘録

メキシコリーグ2017年前期 第6節 UNAM 1-2 Morelia

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PUMASのホームゲーム無敗は、対モレリア戦に敗れたことで潰える

 

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モナルカス・モレリアがPUMASを2-1で制し、勝ち点3をもぎ取る

 

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※新補強選手:マルセロ・ディアスは、後半開始直後から交代出場

 

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PUMASは2017年メキシコリーグ前期ステージのホームゲームで負けていなかったが、モナルカス・モレリアに2-1という驚きの敗戦を喫し、サポーターたちはファン・フランシスコ・パレンシア監督を更迭するよう求めた。

 

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先制点は後半4分、スルーパスを受けたペルー人:ラウル・ルイディアスがペナルティーエリア内に侵入し、GK:アルフレッド・サルディヴァルを交わしてゴールネット奥にボールを突き刺した。

 

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PUMASは相変わらずニコラス・カスティージョ頼みを繰り返し、後半20分にいつもとは違ってヘディングシュートでモレリアGKを交わして同点弾を決め望みをつないだ。

 

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しかし後半24分、セバスティアン・ヴァルガスがペナルティーエリア外から左足のシュートでサルディヴァルを脅かし、ボールはポストに当たって逆転ゴールとなる得点を決め2-1とし、その喜びも束の間のものとなってしまった。

 

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PUMASはホームゲームではパチューカ戦とロボスBUAP戦をそれぞれ制して無敗であったが、オリンピック・スタジアムにおける記録は途絶えサポーターらの怒りはフランシスコ・パレンシア監督に向けられ続けた。

 

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メキシコリーグ2017年前期 第6節 プレビュー

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PUMASはホームゲーム無敗を維持し、モレリアの監督を更迭に追い込めるか?

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PUMASはこの火曜日にモナルカス・モレリアと対戦するためにホームへ戻る

試合はオリンピック・スタジアムにおいて火曜日夜9時(日本時間23日午前11時)キックオフ予定

 

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PUMASの“予め分かっていた”とも言えるヴォルカンにおける対ティグレスとの敗戦後、2017年前期ステージ第6節の対モナルカス・モレリア戦をプレーするためにこの火曜日ホームに戻って、負った心の傷を癒しオリンピック・スタジアムにおける無敗を維持しようとする。

 

チームは3試合アウェイゲーム(第2節のCFアトラス戦、第3節のクラブ・アメリカ戦、そして直近の対ティグレス戦)で負けているので、彼ら自身のプレーをすることが出来ていない。しかしながらホームゲームでは第1節の対パチューカ戦・第4節の対ロボス・デ・ラ・BUAP戦にそれぞれ勝利しているため、これらの悪い結果は緩和される形になり、対モナルカス・モレリア戦で勝者の道程をキープしたいところである。

 

さらにこの火曜日の試合では、先週の金曜日にメキシコシティに到着し、記者会見でメキシコサッカーにおいて紹介するための準備は出来ていると語った、新補強選手であるチリ代表MF:マルセロ・ディアスのデビュー戦となる可能性があるのだ。

 

 

モナルカス・モレリアはロベルト・エルナンデス監督にとって5試合で2敗3引き分けというチーム状況から脱出したいところ。直近のホームにおける対パチューカ戦では、もしいい結果が出なければその座を辞することも厭わないと首脳陣に打ち明けたばかりである。

 

ビジターチームにとって直近における両チームの対戦成績はホームゲームでペルー人ゴールゲッター:ラウル・ルイディアスがハットトリックを決めており、前節対パチューカ戦でもゴールを決めさらに調子を上げてきていることが良い材料と言えそうだ。

 

メキシコリーグ2017年前期 第5節 U.A.N.L 2-0 UNAM

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PUMASは、ティグレスの本拠地で大のお得意先であり続ける

 

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ティグレスは何度も明らかな得点シーンを決めることが出来なかったが、PUMASにとって本拠地で悪夢のような存在として君臨し、2-0で勝利して第6節へ向かうこととなった。

ティグレスは何度もゴールを外し、アンドレ・ピエール・ジニャクも前半PKを外したにも関わらず、後半その借りを返し勝利を収めた。PUMASは対ティグレス戦に8試合続けて連敗となり、ティグレスは勝ち点8に到達しPUMASは勝ち点6のままとなった。

 

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試合は前半PUMASが何度かホセカルロス・ヴァンランキンとブライアン・ラベージョと共に得点シーンを作りかけたが、15分にエドワルド・ヴァルガスがイスマエル・ソーサの右サイドからのセンタリングをヘディングシュートでホセカルロス・ヴァンランキンのマークを外して先制した。

ティグレスは試合をコントロールし、ジニャックは点差を拡げるチャンスを得たが、17分アラン・メンドーサがピンチを救い、その直後27分にジュニーニョは負傷退場したがこの穴は守備陣に影響を及ぼさず、引き続き試合を押し気味に進めた。

 

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ゴールを奪うミスは続き、最も明らかであったのは41分にアンドレ・ピエール・ジニャクがペナルティキックを外し、アルフレッド・サルディヴァルはチームの失点を防ぎ味方の逆転を待ち続けた。

後半5分ニコラス・カスティージョはボールを持ってニアポストに迫ったが、ほんの少しティグレスを脅かしたがそこから先はずっとティグレスの一方的なペースで試合は進んだ。途中出場したホフレ・ゲロンによって少し流れが変わったかに見え、アルフレッド・サルディヴァルは20分にジニャックのシュートを防ぎ信じられないゴールキーピングをしたが、34分ついにペナルティーエリア内のこぼれ玉を決められて2-0となった。

 

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ティグレスは引き続きシュートを外し、37分には高技術の反転シュートを試みたがうまくボールに当たらず、その後エネル・バレンシアはそのポジションを放棄した。このようにしてティグレスは攻撃し続けたが、サルディヴァルにすべてのシュートを防がれた。

第6節にはティグレスは水曜日にクラブ・アメリカをアウェイで訪れ、翌日PUMASはホームでモレリアを迎え撃つ。

 

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チリ代表DF:マルセロ・ディアス、PUMASの補強選手として加入

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マルセロ・アルフォンソ・ディアス・ロハス (DF)

身長:166cm 体重:63kg

1986年12月30日生まれ(30歳)

デビュー:2005年

タイトル:2009年前期ステージ、2011年前・後期ステージ、2012年前期ステージ、2011年コパ・スダメリカーナ(ウニベルシダ・デ・チレ)、2012-13&2013-14スイススーパーリーグ、2013年ウーレンカップ(FCバーゼル)

国籍:チリ

2009~2012年ウニベルシダ・デ・チレ、2012~2014年FCバーゼル(スイス)、2015~2016年ハンブルガーSV、2016年~セルタ・デ・ビゴ

ウニベルシダ・チリ下部組織出身のMF。ボランチを中心に攻撃的MF、サイドバックもこなした経験がある。


パスのスキルや技術力に優れるゲームメイカーで、身長は小柄で顔立ちやプレースタイル含めて似通った要素があることから“南米大陸のシャビ”の異名を持つ。ウニベルシダ・チリ時代にはフリーキックからペナルティーキックなどほとんどすべてを担当していた。2005年にチリアンダー20代表経験を持ち、2011年11月にA代表初招集を果たすと2014ワールドカップ予選ではチームの主力となり、2015・16年のコパ・アメリカ連覇にも貢献した(2015年はベストイレブンにも選出)。


14/15シーズン途中にハンブルガーへ移籍。チームは降格圏に沈み、プレーオフへ回ることとなったが、ディアスはその第2戦の終了間際に劇的な同点弾を決めた。チームは延長の末に山田大記が所属するカールスルーエを退けている。

 

メキシコリーグ2017年前期 第5節 プレビュー

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ホセカルロス・ヴァンランキン:アウェイでティグレスを倒せるということを示さなければならない

 

日曜日の対ロボス・デ・ラ・BUAP戦の勝利はPUMASにとって沢山の勇気を与え、すでに次節のU.A.N.L戦へ向けてハードトレーニングを開始した。

 

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「自信を取り戻すために、重要な結果だったね。能力があるチームだというメンタリティーを持つべきなんだ。そして今、アウェイでティグレスを倒せるということを示さなければならないよ。」と、ホセカルロス・ヴァンランキンは火曜日に行われた下部組織施設でのトレーニング後に語った。

 

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日曜日の試合にPUMASは7人のユース出身選手がスタメンで先発し、その後1人交代出場し、ゴールキーパーを含む全守備陣が下部組織出身選手だった。それが彼の強調し、感謝する状況である。「ユース出身選手がPUMASに戻ってくることは、非常に重要なんだ。僕らの首脳陣は、こういったサポートを常に我々下部組織出身選手に対して行ってくれているんだ。」と、コメントした。

 

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そのユース出身選手とホセカルロス・ヴァンランキン、そしてそのチームメイトらは
ウニベルシタリオ・スタジアムにおける対ティグレス戦に挑む。「いばらの道のりだね。非常に激しい試合になるだろうけれども、この試合に勝つつもりで臨むんだ。非常に厳しい相手だけれども、より重要なことは僕らが良い状態で遠征すること。そして守備的な秩序を改善しつつ、攻撃的なチームになりつつあることなんだ。」と、説明した。

 

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メキシコリーグ2017年前期 第4節 UNAM 2-0 Lobos BUAP

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PUMASは、2-0でロボス・デ・ラ・BUAPを破る

 

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2得点のニコラス・カスティージョは、総得点4でリーグ得点王ランキングTOPへ

 

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PUMASはこの日曜日大学都市で行われたメキシコ1部リーグ第4節の試合において、ニコラス・カスティージョの2得点で2-0とロボス・デ・ラ・BUAPを破った。「ニコラス・カスティージョはプレーを締め括ったが、誰もヘラルド・アルコバがプレーをしなかったことについて言及しないね。守備陣の青年たち、ゴールキーパーと4バック、そしてサイドバックは全てユース出身選手なんだ。このことによって多くのメリットを与える必要があって、ロボス・デ・ラ・BUAPの攻撃にとても良く対抗したよ。良いゲームが出来て、その甲斐があった。私は全ての選手たちについて大変満足しているし、その出来が結果を出したんだ。」と、ファン・フランシスコ・パレンシア監督は述べた。

 

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無得点のドローで終わった前半であったが、ボール支配率は高かった。PUMASイレブンは後半3分、その努力が報われるシーンがやって来る。ホフレ・ゲロンが右サイドで均衡を崩し、ボレーシュートを決めたニコラス・カスティージョへセンタリングを上げて先制した。

 

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後半には交代で入ったケヴィン・エスカミージャが、ペナルティーエリア内でカルロス・モラレスのミスを誘発し、ペナルティキックを得た。ニコラス・カスティージョがゴールキーパーの左側のゴールネットを揺らして試合のダメ押し弾を決めた。

この2得点により、総得点数4によりリーグ得点王争いの首位に立った。PUMASは、ホームゲームで2戦2勝とし、勝ち点6とした。

 

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スタメン:

PUMAS:1-アルフレッド・サルディヴァル、2-ホセカルロス・ヴァンランキン、18-アントニオ・ガルシア、10-アブラハム・ゴンザレス、29-ネストル・カルデロン(前半30分、9-ホフレ・ゲロン:後半41分、22-アラン・アコスタ)、14-ブライアン・フィゲロア(後半26分、6-ケヴィン・エスカミージャ)、11-ブライアン・ラベージョ、30-ニコラス・カスティージョ、監督:ファン・フランシスコ・パレンシア

 

ロボス・デ・ラ・BUAP:31-フランシスコ・カナレス、17-ルイス・アドビンクラ、2-セサル・セルカド、3-フランシスコ・ロドリゲス(後半12分、11-アルフォンソ・タマイ)、12-エリベルト・オルベラ、21-エドゥアルド・テルセロ、26-ファン・カルロス・メディナ(後半1分、28-カルロス・モラレス)、18-ペドロ・アキーノ、10-ルイス・キニョネス、7-アマウリ・エスコト、9-ディエゴ・ヒメネス(後半12分、32-ジョナサン・ファブロ)、監督:ラファエル・プエンテ・デルリオ

 

主審:オスカル・マシアス・ロモ、副審:ミゲル・アンヘル・エルナンデス、ミチェル・アレハンドロ・モラレス、第4審:アンヘル・モンロイ

警告:PUMAS 前半32分 ブライアン・フィゲロア、ロボス・デ・ラ・BUAP 後半5分 セサル・セルカド、33分 ジョナサン・ファブロ、35分 ペドロ・アキーノ、45分 フランシスコ・カナレス

退場:ロボス・デ・ラ・BUAP 後半43分 ペドロ・アキーノ

 

メキシコリーグ2017年前期 第4節 プレビュー

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アルフレッド・サルディヴァルは、フランシスコ・パレンシア監督の擁護をする

 

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PUMASのサポーターは、それまでに出している貧弱な結果に対してフランシスコ・パレンシア監督の更迭を注文し始めた。GKアルフレッド・サルディヴァルはその擁護に出て剛直でなにものにも臆せず、より責任があるのは彼ら選手たちであり監督の出した結果ではなく、そして今日曜日のホームゲームでは何かを示さなければならないと自らの信念に従ってありのままに主張した。

 

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「チームの中にいるのは我々であり、結果を出さなければならないのも我々なんだ。いつも監督の責任にしたりそう話すことは最も安易だけど、それをサポートしなければならないのは我々選手たちであり、もう日曜日には結果を出さなければならないということに集中しているんだ。何が何でも勝たなければならないよ。」と、述べた。

 

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ヘラルド・アルコバの負傷による約1か月の戦線離脱は、サルディヴァルの意見によるとアルコバの抜けた穴はすでに才能がある下部組織出身選手たちで埋められるということだ。「彼の抜けた穴は慎重に扱うべきだけど、下部組織出身選手たちは良いプレーが出来るし僕ら選手たちもコーチ陣も共に同じ意見なんだ。」

 

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対戦するCFロボス(プエブラ自治大学)は現在リーグ首位を走っており、サルディヴァルはサポーターに今シーズンこれまで借りがあるホームゲームで悪い結果を出すことは許されないと考えている。「ホームゲームで結果を出してこれなかったことでサポーターには迷惑をおかけしていることは我々にとって好ましくないし、全ての試合で応援してくれていることは知っている。彼らのためにも、上位へ戻って首位争いをするためにも、もうこれ以上負けられないんだ。」

 

 

メキシコ杯 2017年前期 第3節 UNAM 1-1 Monterrey

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PUMASがロスタイムでドローに持ち込み、パレンシア監督は息を吹き返した

 

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オリンピック・スタジアムでホルヘ・ベニテスがモンテレイに先制点をもたらし、ヘスス・ガジャルドが同点弾を決めた

 

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メキシコ杯におけるPUMASの争いはヘスス・ガジャルドのロスタイムにおけるターンシュートでファン・フランシスコ・パレンシア監督は生き返り、ドローを得たことで維持された

 

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この夜PUMASは勝利の味がするドローを挙げ、モンテレイはほろ苦い味の勝ち点1を持ち帰った。何故ならば3,4点は決められていたも同然の試合内容だったので、もう少しでプラス勝ち点2を挙げれたからである。しかしながら作り出した危険な場面で決め切れず、その状況はロスタイム1分に高価な代償を払うことになった。

 

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ホームチームは90分間押されまくり、ホルヘ・ベニテスの先制点以前にPUMASゴールを脅かす明らかなチャンスが2度あった。前半27分、ダヴィッド・カブレラの中盤におけるパスミスの後にベルナベ・マガーニャがロングシュートを抑えきれないというダブルエラーを利用して、ホルヘ・ベニテスがアウェイチームの先制点を決めた。ボールはホームチームのゴールキーパーの両手の間をすり抜けてゴールネット奥に転がり、大学都市の電光掲示板に0-1という表示をさせた。

 

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後半開始直後の5分間、PUMASはモンテレイゴールを脅かすシーンを作ったが、ブライアン・フィゲロアの放ったシュートはファン・パブロ・カリッソの側をすり抜けていった。その後モンテレイは、ゴールゲッター:ニコラス・カスティージョを投入したPUMASからボールを奪い主導権を握った。モハメッド監督はアヴィレス・ウルタードを投入し、カウンターアタックによる攻撃で試合を決めに行ったが、攻撃陣のスイッチが入らずゴールを奪うことは出来なかった。

 

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ダヴィッド・カブレラのレフェリーに対する暴言行為による退場処分で10人となったPUMASは、時計が90分を回った直後コーナーキックからペナルティーエリア内でフリーになっていたヘスス・ガジャルドによる左足のターンシュートの得点によって同点に追いつき、フランシスコ・パレンシア監督の溜飲を下げさせた。

 

メキシコリーグ2017年前期 第3節 América 2-1 UNAM

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クラブ・アメリカは、PUMASとパレンシアの悪夢

 

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クラブ・アメリカは追いかける展開となって、暫定的なドローに耐えPKまでも失敗し、後半になって勝ち越し・・・PUMASに対し主導権を握るのは、すでに伝統的になりつつある

 

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PUMASが勝利を挙げる幸運を掴みそうになった時、もしくは対クラブ・アメリカ戦で試合の大半を優勢に進め最低でもドローを得ようとした時、全てにおいて運がなく攻撃的なプッシュに耐えるためのパラメーターを欠いていた。自らの集中力不足による2度目のPKを決められ、2-1とされたのである。知的なコンビネーションによるヘディングシュートを決めたニコラス・カスティージョによるPUMASの得点の後に、コーナーキックからのハンドによるPKをホームゲームであったクラブ・アメリカに勝ち越された。クラブ・アメリカの得点者は、オリベ・ペラルタとセシリオ・ドミンゲスであった。

 

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試合はミゲル・エレラ監督率いるクラブ・アメリカが、試合開始直後からエンジン全開でボール支配をした。PUMASの最初の明確なチャンスは、ニコラス・カスティージョの軽く逸れたシュートだった。相手陣内で放ったオーバヘッドキックは威力が籠っていなかったが、観客席のサポーターに期待を抱かせた。ダーウィン・キンテロとセシリオ・ドミンゲスのコンビネーションで、クラブ・アメリカはすぐさま応酬した。

 

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前半15分、マウロ・フォルミカが犯したファールの後にリードを奪おうとしたセシリオ・ドミンゲスによる差し迫った危険をストップした。両チームの監督が選手たちに、ピッチで感知したことを完璧な指示を与えた。クラブ・アメリカはすでにゴールラインに達しPUMASのサプライズに主導権を握ろうとする試みを乗り越えつつあった。主審のジャイール・ミランダは、前半の20分間で6選手にイエローカードを示していた。

 

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そして前半21分、PUMAS守備陣のほんの少しの隙を突いたダーウィン・キンテロによるスルーパスを受けたオリベ・ペラルタが先制点を挙げた。この得点以前にすでにパレンシア監督の陣容は忠実に指示に従わず、全てにおいて反撃をする力を削がれていた。その賭けは困難や危険な状況に直面して勇気と不屈の精神であったが、ほんの少しの時間しか持たなかった。クラブ・アメリカは最高の攻撃陣を披露し、ライバルに対してついに勝ち越した。

 

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PUMASの反撃は前半33分、彼らにとって実を結ばないようにも見えたプレーだった。ネストル・カルデロンはゴールラインに達しシュートを打てる味方を探したところ、マウロ・フォルミカただ1人であった。そして正確なタッチでゴールへ向かってニコラス・カスティージョへパスをし、ホームゲーム以外で初めてヘディングシュートを決めたのであった。PUMASはまるでリードをして前半を終えようとした時、ハーフタイム直前の45分アルフレッド・サルディヴァルはペナルティキックを止めた。

 

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PUMASの反撃は未だ同点でありペナルティキック失敗というクラブ・アメリカ攻撃陣のミスがあったにもかかわらず、後半は前半と全く違うぼやけた勝ち越すには程遠いチームのようであった。相手チームにジレンマを与え、奥深く危険な場面を作り出した。相手より冷静に、PUMASはその憎らしいライバルを倒す適切なタイミングであると分かっていた。

 

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PUMASが優勢であった後半20分、アグスティン・マルチェシンが勝ち越し弾を防いだ時、ミゲル・エレラはレナト・イバーラを交代投入し相手チームに対して新たな攻勢を掛けた。その5分後には、ニコラス・カスティージョのシュートが惜しくもゴールを逸れた。PUMASはフォルミカに代わってホフレ・ゲロンまで投入し、攻撃陣の切り札としてすぐさま効果を上げることを期待した。

 

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そしてその瞬間、全てが変わってしまった。ニコラス・カスティージョがピッチでまるで映画のヒーローになろうとした時、逆に悪役となってしまった。何の変哲もないコーナーキックにペナルティーエリア内で手を挙げてボールがその指に当たってしまったのだ。主審はペナルティキックの判定をし、今回はその前に外したシルヴィオ・ロメロに代わってセシリオ・ドミンゲスが決めて、その最もアンチが多いライバルチームの1つに対して勝利をその手中に収めた。PUMASにとっては、悪夢のような試合であった。

 

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メキシコリーグ2017年前期 第3節 プレビュー

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ヘラルド・アルコバ:オリンピック・スタジアムより、アステカスタジアムでの首都ダービーを楽しむ

 

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土曜日の夜に行われる対クラブ・アメリカ戦にあたって、ヘラルド・アルコバはサポーターはいつも共にいるのに加えてアステカ・スタジアムという素晴らしい環境・アウェイグラウンドではあるものの勝利の可能性が残されているので、何の不利も感じないと述べた。

「アステカ・スタジアムでの対クラブ・アメリカ戦はとても特別であって、最も好きな試合の1つなんだ。サポーターはいつも応援してくれる。だからオリンピック・スタジアムよりもアステカ・スタジアムでの首都ダービーが好きで、とても美しい対戦だよ。当たり前だけどこれはただの1試合であって、家族連れがスタジアムに戻ってきてねといういつもメッセージいつも通り送るよ。」

 

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彼は対クラブ・アメリカ戦におけるライバル関係や両チームの歴史の全てが存在するので、その感動を隠し切れない。

「とても好きな試合であって、アステカ・スタジアムでアウェイチームとしてプレーをするのが好きなんだ。そして、勝てれば素晴らしいものになるね。」と、付け加えた。

 

PUMASにとってアウェイゲームで勝つことは大変難しいものになっていて、今はアステカ・スタジアムで勝ち点を上げる義務は存在せず、対する重要なライバルに良い印象を残すことだと述べた。

「この試合が意味するものとアウェイゲームに勝つという意味では、常にこの試合に勝つ必要性はあるよ。こういうレベルの試合に負けるときはとても辛いし、1週間中にその話題で語られる。それは、そんなに容易いものではないんだ。」と、言った。

 

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ヘラルド・アルコバは、PUMASについてガストン・シルヴァと話した

 

PUMASに加入予定であった補強選手:ガストン・シルヴァは、ヘラルド・アルコバにとって母国が同じであるので、彼もまた行方を追っていた。そして今日、少なくとも会話を出来た内容を振り返った。彼に対して常にクラブのポジティブなことを語ったが、その後は再び会話をすることが無かった。

「チームに合流することが出来る同胞として、会話をしたんだ。ポジティブなことしか話さなかったんだ。少なくとも、仕事場としてクラブにおいてネガティブなことは何もないってね。判断はとても個人的なものだったので、それについて語るのは非常に失礼になるだろう。彼にはクラブについて話したけど、そしてその後2度と話すことなかった。」

 

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彼はシルヴァのPUMASからのオファーを棄却する理由は知らないが、クラブの内部的に解決すべき問題であるのでどんな論争も放置するよう求めた。

「何が起きたか?については話さないよ。僕にとって話すことは好ましいけど、何が起きたか?知らないんだ。だから彼と、またクラブと話すことだけが残っている。そうすれば、何が起きたか?知ることや話すことが出来るね。でも、この話題はもう止めにしよう。何かが起きて、それだけが独り歩きしているからね。」と、述べた。