悪夢の4連敗を喫し、チームの最低目標であるリギージャ(プレーオフ)進出どころか、来シーズンには2部降格争いか?というところまで落ち、ここから少しでも巻き返したいPUMASのホームにおける対戦相手は、ぶっちぎりの最下位を走るこのチームでした。
CAモナルカス・モレリア(スペイン語:Club Atlético Monarcas Morelia)は、メキシコ中西部、ミチョアカン州の州都モレリアのサッカークラブである。2007-2008シーズンはプリメーラ・ディビシオン(1部)に所属。
ホームスタジアムは最大41,500人収容可能なエスタディオ・モレーロス。クラブは1996年よりTVアステカによって所有される。
プリメーラ・ディビシオンに初めて昇格したのは1957-1958シーズン。1968-1969シーズンに降格するも、1981-1982シーズンにプリメーラに復帰して現在に至る。2000年に最初のタイトルとなるインビエルノ(冬季リーグ)優勝を果たした。2002年と2003年に2大会連続でCONCACAFチャンピオンズカップ決勝に進出したが、それぞれ同じメキシコのCFパチューカとクラブ・トルーカに敗れた。
メインスポンサーは、日本に本社を置く世界最大手のタイヤメーカーであるブリヂストン。
国内タイトル
- リーグ:1回
- インビエルノ2000
国際タイトル
- スーパーリーガ:1回
- 2010
チームの不振に加えて対戦相手が対戦相手だけに、いつもは賑わいを見せる駐車場もこの閑散ぶり(苦笑)
ただし子供たちにとっては、そんな事情は無関係のようです。
サポーター仲間たちにとっても、どんな状況であってもチームを応援する基本的な姿勢は不変です。
ということで、いつものように入場。
ブラスバンド担当の仲間たち。
そして、お茶目なトニー(右)とエドワルド(左)。メキシコ人らしく、いつも明るいです。
スタンドは、やはり少しまばらな感じ。
相手サポーターも、同じようなものです。
例の若い恋人たちも、いつものように応援です。
そして、選手入場。
今日も、お気に入りのアウェイ用セカンドユニフォーム。
程なくして、キックオフ。
ちょっとここで話を横道にそらして、先日の誕生日祝いの手荒い儀式
について。ちなみに、この日はエドワルドが該当者でした。まずはTシャツを脱がされて、背中をバチバチ叩かれます。
続けて両手両足を拘束されて、あお向けの状態で通路下へ。
そして手摺りの上から、真っ逆さまに全体重を乗せて落下。
これを数回繰り返すという訳です。
大人たちは何て馬鹿なことをしてるんだろう??って、きっと思っていることでしょう(笑)
さて本題に戻って試合の様子ですが、コパ・アメリカ(南米選手権)に招待されたメキシコ代表に選出されたエドワルド・エレラが先制点を決めれば、相手も負けずにカルロス・グーズマンが同点弾を挙げる一進一退の展開。
しかし後半にエースのイスマエル・ソーサが勝ち越しゴールを決め、漸く出口の見えないトンネルを抜けたのでした。監督のギジェルモ・バスケスも歓喜の和に加わって嬉しそうです。