Pumas de la UNAM

メキシコサッカー1部リーグのクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルを応援している日本人の備忘録

メキシコリーグ2015年前期 第7節 Santos 3-4 UNAM

 日本へ戻らなければならない日まで、あと約2ヶ月。1日1日が今まで以上に重みを感じるようになりました。PUMASのゲームを見れるのも、あと7節。それまでは何とかプレーオフに進出出来るようにリーディングボードの真ん中ら辺で勝ったり負けたりしていたのが、ここに来て目覚ましい躍進ぶり。ますますメキシコに残って、その一部始終を見届けたいと思う今日この頃です。
 さて2015年前期リーグ第7節は、アウェイで前シーズン王者のサントス・ラグナとの壮絶な点の取り合いとなりました。後で振り返った時に、このゲームは今シーズンのポイントだったなと思えるような。
 メキシコシティから15人のプルスやレーベルのサポーターの知り合いが16時間かけてバンで遠征。現地で合流して、一緒に観戦することにしました。
 メキシコで最も近代的なスタジアムの中で5本の指の一つに挙げられる、コロナスタジアム。今回の2015年前期シーズン第5〜14節連続観戦のうち、一番楽しみにしていたゲームの一つでした。
スタメンは、こちら。
ユニフォームは、セカンドアウェイ用。
 
前半9分
左サイドからアンドレス・レンテリアが抜け出す。ホセ・ヴァンランキンがマークに付くも、交わしてシュート。ピコリンが弾いて、右サイドのコーナーキック。ネストル・カルデロンが蹴ったボールに、ゴール前中央のダリオ・ヴェロンの前へポッカリ空いたスペースに詰めていたハヴィエル・オロスコに先制点を決められ、いきなり追いかける展開に。
前半27分
左サイドコーナーキック。フィデル・マルティネスがゴール前中央へセンタリング。ゴールエリアとペナルティエリアのちょうど真ん中ら辺の競り合いにファーサイドにいた、マティアス・ブリトスがヘディングで合わせて難なく追いつく。
前半29分
右サイドからスルーパスで抜け出したホセ・アベージャのセンタリング。中央で合わせたハヴィエル・オロスコからこぼれたボールにアンドレス・レンテリアが強烈なシュートで、力ずくで押し込む。逆転。
前半31分
左サイドからフィデル・マルティネスフリーキック。ゴール前に5人走り込んで中央で競り合ったボールを、一旦マティアス・ブリトスが合わせるも、浮いたルーズボールに前節ペナルティキックをミスしたエドワルド・エレラがハーフボレー気味に決める。同点。
前半44分
マティアス・ブリトスが一旦中央のハヴィエル・コルテスへ弾いて、左サイドのフィデルへスルーパス。センタリングしたボールにゴールエリア右サイドにいたイスマエル・ソーサが、目の前にこぼれたボールをヘディングシュート。逆転して前半を折り返す。
後半19分
立ち上がりから膠着していた展開から、左サイドからカルデロンがセンタリング。一旦ピコリンがパンチングで弾いたボールをがネストル・アラウホの目の前に。ヴァンランキンが必死にクリアしようと試みるも再び同点に。
後半32分
この点の取り合いに終止符をうったのは、やはりエースのソーサでした。一瞬の隙を衝いてカウンターから、右サイドから左肩で落としたボールに相手キーパーを交わしてゴール。再び逆転。
ゲームはロスタイムが5分追加されたものの、そのまま試合終了。この勝利で第4節からの連勝を4に伸ばし、遂にリーディングボードトップに躍り出ました。同じく首位のレオンが日曜日にアウェイでトルーカ戦を残しているものの、素晴らしいゲームを堪能した1日となりました。
 

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