Pumas de la UNAM

メキシコサッカー1部リーグのクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルを応援している日本人の備忘録

メキシコリーグ2015年前期 第13節 León 1-3 UNAM

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 さて、いよいよアウェイゲームの最終戦(自分にとって、今シーズン)の日がやって来ました。それは、自分が住んでいるアグアスカリエンテスから、車で約2時間という近場でかつ当面首位争いを繰り広げている対クラブ・レオン戦という今シーズン最高のゲームという巡り合わせでした。

 

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 「レオンは、アグアスカリエンテスより治安が悪いよ。」とか「PUMASのユニフォームは、来て行くとスタジアムで物騒だから止めた方が良いよ。」などと散々注意されたので、やむを得ずスウェットを羽織って行くことに。

 

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 いつも見ているフォックススポーツの番組コメンテーターたちが、試合前のプレビューを目の前で行なっていました。

 

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 サポーター仲間たちは行かないということだったので、同僚のイスマエル君とレンタカー会社の担当と三人で観戦。周りは、ホームのレオンサポーターばかりであまり心地よくはなかったです(苦笑)

 

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 試合前のウォーミングアップ。

 

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 カップ戦で肋骨骨折した、ダヴィッド・カブレラが復帰していました。

 

 

 間もなくして、選手入場。

 

 

 ユニフォームは、アウェイ・セカンド。

 

 

 スタメンは、こちら。

 戦前の予想通り、怪我で欠場にセンターバックのダリオ・ヴェロンに代わってルイス・キンターナが出場。キャプテンマークは、エドワルド・エレラが巻くことに。

 

 クラブ・レオンは、ここまでホームゲーム5戦5勝。アウェイで大量失点が多いので、デフェンスラインに不安を抱えている点がPUMASとの違いでした。

 

 

前半早々(4分)から、試合が動く。

中盤でボールを奪ったマティアス・ブリトスから、ハヴィエル・コルテスへ渡って一気に縦にエドワルド・エレラへ。シュートしたボールがデフェンスがクリアミス。ちょうど左前方にいた、イスマエル・ソーサへ。左へ反転しながら、ゴール左隅に。あっさりと先制点。

 

レオンは、ホセ・ヴァスケスより後ろの中盤でスペースを与え過ぎな印象。そこを、PUMASのファンタスティック4を中心に素早い連携パスで崩す形。

 

 

前半30分

ホセ・カルロスヴァンランキンからカウンターでソーサそして、フィデル・マルティネスへ。デフェンスを交わしてシュートへ。相手キーパーが、倒してしまう。ペナルティキッカーは、エレラ。しかし、バーの上へ外してしまう。

 

中盤の要に、二枚入ったアレハンドロ・カストロとハヴィエル・コルテスが効いた印象が強い試合。特に、コルテスは相手のキーマンであるカルロス・ペーニャを徹底的に消した。前半は、このまま終了。

 

 
後半11分
アレハンドロ・カストロから左サイドへ、ロングフィード。フェルナンド・ナヴァーロと1対1になったフィデルが、そのままシュート。キーパーも交わして、ゴール右隅へ。ペナルティキックを外した後だけに、貴重な追加点。
 
 しかし、この二人がこの後スローインを巡ってボールを奪い合う形でイエローカードをお互いに貰う。そして、フィデルはカウンターからゴールへ向かうボールを手に当ててしまい再び警告→退場処分に。
 
 
後半41分
しかし、10人になったPUMASはカウンターから再びチャンスに。キーパーからブリトス、交代出場のダンテ・ロペスが同じく交代出場のダニエル・ルドゥエーニャに叩いて自身は右へ流れて、中央に走り込んだコルテスへスルーパス。キーパーも交わしてゴール。これで、完全に勝負有り。
 
ロスタイムに、左サイドのコーナーキックからペーニャにヘディングで失点するも、このまま試合終了。
 

 
 首位争いしている相手のホームゲーム無敗記録を破る、見事な勝利。
 それも主将ダリオ・ヴェロンを欠きながら、失点も一つで抑えた全員デフェンスも素晴らしかった。
 
 
 これで、勝ち点28に。数学的に、プレーオフ進出可能と言われる26点を、残り4節でクリア。後はしっかり首位をキープして、セカンドレグのホームアドバンテージを活かしてプレーオフを戦うことが、8度目のリーグ優勝への最も近道になる。
 
 
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