個人事ですが、この日のゲーム中に住み慣れたアグアスカリエンテスから日本へ帰国する直行便が出発するモンテレイへ夜行バスで移動し、今ホテルで執筆中です。
ティファナへは今年の冬に一度行っているので、スタジアムへは行かず。ただこのスタジアムはPUMASにとって鬼門と言える場所で、今まで一度も勝ったことがありませんでした。
ただティファナも今シーズンメキシコサッカー1部リーグへ昇格して以来、初めてとも言えるスランプに陥っていて数節前に監督が解任。元メキシコ代表監督のミゲル・エレラが就任する予定で、この試合もスタンドから見守っていました。
見守っていると言えばPUMASの偉大なるOBである、この人も相変わらず派手な出で立ちで実況席から解説していました(笑)
PUMASは相変わらず主将ダリオ・ヴェロンは欠場。加えて前節負傷交代したハヴィエル・コルテス、更に中盤の要であるアレハンドロ・カストロもスタメンから外れ、代わりに漸く負傷も癒えたダヴィッド・カブレラが中盤に久しぶりに復帰。
前半からホームのティファナが押す展開。再三フォワードのダイロ・モレノにシュートチャンス巡ってくるものの、決め切れない。
一方PUMASは前節出場出来なかったフィデル・マルティネスがスタメン出場。ファンタスティック4が揃って、久しぶりにゴールライン奥深くまで押し込んで攻撃する。
前半30分
久しぶりに先発出場したダヴィッド・カブレラが、出だしからピリッとしない。試合勘が戻っていないのか??相手の攻撃に付いていけない感じ。ティファナのカウンターに対して、不用意なファールでフリーキックを進呈。
これを名手ファン・アランゴが狙いすました、ゴラッソ。ちなみに、前回この両者が対戦した2月にも全く同じような感じで決められた経緯があり。
前半43分
しかしPUMASも、このままでは終われない。マティアス・ブリトスが左サイドから一度カブレラへ預けたボールを、ペナルティエリア右サイドへ浮かせたセンタリング。これを、エドワルド・エレラがヘディングでゴール。同点に追い付く。
後半8分
真ん中で攻撃の起点としてアレハンドロ・カストロの代わりを期待されたホセ・カルロスヴァンランキンが早々とイエローカードを貰ったこともあり、後半開始から交代出場したダニエル・ルドゥェーニャが前々節に引き続き良い仕事をする。
中盤でボールを受けたカブレラからカウンター。真ん中から右サイドへ走り込んだイスマエル・ソーサへスルーパス。エースが落ち着いて決めて逆転。
その後モンテレイへ向かう夜行バスへ乗りこんだため最後まで見届けられず。ルイス・キンターナが負傷交代したり激戦だったようですが、そのまま試合終了。
さらに勝ち点3を積上げ、プレーオフ進出は確定。