Pumas de la UNAM

メキシコサッカー1部リーグのクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルを応援している日本人の備忘録

メキシコリーグ2016年前期 第6節 レビュー

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「PUMASは、上昇している」ファン・フランシスコ・パレンシア

 

対モンテレイ戦のポジティブな結果の後に、PUMASの監督は2016年前期ステージにおいてチームは良くなっているという見方をしている

 

PUMASはホームにおいて対モンテレイ戦を5-3という重要な勝利を手にしたが、すでに次戦相手との翌週末について頭を切り替えている。また順位表の順位が上がり、リギージャ(プレーオフ)進出が近づく勝利である。

 

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ファン・フランシスコ・パレンシアは、記者会見で今日の試合結果がすでにチーム自体が変わってきていることを表していると述べた。

「まだまだ改善していかなければならないが、PUMASは結果を求めて上昇しているね。期待した通りになってきているし、結果が伴うことによって徐々に良くなっているよ。」と、オリンピック・スタジアムで言った。

 

プレースタイルというテーマについて、パレンシアは彼の選手たちが今シーズンのために計画したシステムに近付いていると述べた。

「少しずつだけど攻撃陣のコーディネートをした通りになってきているし、私がして欲しいポジショニングを出来るクオリティを持った選手像に彼らが近付いているんだ。数ヵ月ここにきてから経過して、私の考え方を受け入れてくれてとても良い仕事をしてくれている彼ら選手のおかげでここまで来ているよ。」

 

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負傷欠場が続くヘラルド・アルコバについて「少し時間が掛かっているけれど、医療チームが私にOKを出すのは時間の問題だと思うよ。彼らに全て任せてあるからね。」と言った。

 

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改善されつつあるし、それが結果に表れていると思う

 

後半終盤に途中交代したパブロ・バレラについては、単にぶつけて痛めただけで特に問題が無かったと述べた。

「単にぶつけて痛めただけだったけど試合途中に相手チームに対してアドバンテージを与える訳にはいかなかったから、木曜日の試合(CONCACAFチャンピオンズリーグ)でプレーが良かったサウル・ベルホンを投入したんだ。バレラは特に何も問題は無かったし、心配するような状態では無かったと私に言っていた。」

 

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最後に、彼はチームが試合のために今までやってきたことを再認識した。

「チームが攻撃面で良い試合をしたことに対しては、素直に嬉しさで一杯だ。ただ守備面ではいくつかのミスを犯してしまったし、それらは修正していかなければならないんだ。モンテレイはとても偉大なライバルでとても高いクオリティを持っていて、アントニオ・モハメド監督は良い仕事をしているからね。」

 

PUMASは、2016年前期ステージ第7節をカリエンテ・スタジアムにおいてクラブ・ティフアナと対戦するために今週トレーニングを再開する。

 

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「平静さを保たなければならないし、ここで気持ちがうきうきして落ち着きがなくなってはいけない。」

 

PUMASの監督はオリンピック・スタジアムにおける対モンテレイ戦5-3の圧勝を受けて、チームに節度を要求している

 

対モンテレイ戦の大量得点に満足しつつも、落ち着いた口調でチームは浮つくべきではないと述べた。なぜならチームは前節パチューカに大量得点された後に、オリンピック・スタジアムでモンテレイに5得点したからである。

「1試合1試合がそれぞれ全く違うものだし、前節の対パチューカ戦におけるチームのプレー自体はそんなに悪くなかったんだ。」

 

エドワルド・エレラをスタメンに起用しなかった決断について、こう語った。

「彼は木曜日の試合(CONCACAFチャンピオンズリーグ)のように、それまで得点を挙げて続けているからね。エドワルド・エレラもマティアス・ブリトスも良く知っているように、チームはローテーションしていかなければならないんだ。その点については、我々はとても正直だよ。チームはバランスが取れていて、その時点ではよくやっていた。その後我々を複雑な状況にしたけれど、パフォーマンスは許容可能だったね。3失点したことは気に入らなかったが、5得点は許容可能だった。」

 

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「もう少しうまく試合を出来たかも知れないけど、攻撃面で良い試合をしてそれを統率のとても良く取れた偉大なライバルに対して出来たことはとても嬉しいよ。私にとって、モンテレイはメキシコで最も優秀な戦力を持ったチームの1つだ。」

 

「1試合1試合がそれぞれ全く違うものだし、前節の対パチューカ戦で17個のセンタリングを上げたが一つも得点に繋がらなかった。ここで重要なことは上昇していくこと、それを達成しようがしまいが、我々がミスをしたら相手チームがそれを利用するだろうということだ。私が言いたいのは、要はそういう事態が起きる(0-1のビハインドから追加点を挙げて、私を問題に突っ込む)ということだ。なぜならば、彼らの試合運びが良いという意味だからね。」

「順位表の上位に位置していて、明らかに我々は満足しているよ。そのためにハードワークをしていて、それをやってきたからね。先週末の試合だってそんなに悪くは無かったんだ。だけど今、我々はこの勝利で有頂天になってはダメなんだ。」

 

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偉大な陣容を誇るチームに勝つことはとても称賛出来る

 

試合結果は、彼の意思通りでは無かった。PUMASの監督は、チームの機能性が攻撃面では良かったものの守備面では落ち着きが無かったことを認めた。彼はモンテレイに対して3失点したことに対する不快感を隠さなかった。

「全般的にチームはバランスを保っていた。複雑な言い方だけど、モンテレイに対して良い試合を出来なかった。全般的にはチームはバランスを保っていたけれど、3失点されたことは隠しようもない事実だ。5得点を挙げたことは興味深いけどね。サッカーで重要な事はこのバランスを保つということ、すなわち相手に失点する以上に得点を挙げるということなんだと思う。」

 

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モンテレイのチーム陣容における重要性を強調した。ただし、3失点したことについては自慢できるものではない。

「称賛出来たようなものではないかも知れないが、チームが攻撃面でも守備面でも良い試合をしたことについては嬉しさでいっぱいだ。守備面において、いや全般的にミスを犯してしまったことに関しては修正しなければならないんだ。モンテレイは偉大な監督を擁した素晴らしいチームの一つであるし、その偉大な陣容を誇るチームに勝つことはとても称賛出来るよね。」

 

対パチューカ戦の結果は、監督の心に刻まれたものがあった。前節の試合と昨日の試合との比較である。

「1試合1試合がそれぞれ全く違うものだし、前節の対パチューカ戦におけるチームのプレー自体は、結果が物語るほど特に悪いものではなかったよ。今チームは前節とは全く違った試合運びをして、最も重要なことは改善し続けることであって徐々にPUMASは上昇をしているということなんだ。」

 

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エドワルド・エレラがスタメン出場しなかったことについての詳しい言及は避けた。ここ数試合で、2得点以上挙げ続けているからだ。

「エドワルド・エレラはゴールを挙げ続けているよね。木曜日の試合(CONCACAFチャンピオンズリーグ)では、素晴らしい得点をマークした。我々は、とても良くコミュニケーションを取っているんだ。それは、とても重要な要素だからね。ローテーションとはそういうものであって、彼はそれを理解しているし、そのことについて彼ともマティアスとも話しているんだ。とってもオープンな話し合いをしているし、チーム内競争はとても良いことだからね。」