Pumas de la UNAM

メキシコサッカー1部リーグのクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルを応援している日本人の備忘録

メキシコリーグ2016年前期 第9節 レビュー

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パレンシア監督が犯した失策

 

3-1でサントス・ラグナに対する敗戦後、ファン・フランシスコ・パレンシアがこの試合で犯した失策は以下のようであると推察出来る

 

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まず最初に、サウル・ベルホンのレギュラーメンバー権である。彼は少し下がった位置での全てのプレーを実行する。PUMASは、アウェイゲームにおけるカウンターアタックを狙うというサプライズを失った。このポジションはボールタッチするたびに危険すぎるプレーを見せていたフィデル・マルティネスがプレーをすべきであり、彼に任せるだろうと思われていた。

 

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次に、ホセカルロス・ヴァンランキンのレギュラーメンバー権である。本当に悪い選手だとは言わないが、サイドバックとしてのクオリティの低さをすでに示していた。おそらくU-23メキシコ代表のラウル・グティエレス監督はリオ五輪へ参加するにあたって良い役割を期待してそのポジションで起用したが、このポジションは本来マルセロ・アラトーレがプレーをするべきである。

 

最後に失策というよりは必要性であるが、PUMASにとってヘラルド・アルコバの欠場はますます重たいものとなっている。前シーズンのメキシコリーグ最優秀ディフェンスであり、悲しいかないつ復帰出来るのか分からない状況である。

 

PUMASは、もう1チーム今期苦戦を強いられているチームを迎え撃つ。今週半ばにCFアトラスとオリンピック・スタジアム対戦した後、土曜日にクラブ・アメリカのアウェイに乗りこむ。

 

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ヘラルド・アルコバは、PUMASの新社長「アレス・デ・パルガ」に処罰されているのか?

 

毎日我々のソーシャルネットワークにおいて、同じ質問を受ける。「ヘラルド・アルコバの身に何が起こっているのか?」そして、それはプレーシーズンに筋肉損傷を受けてからずっとユニフォームを着てプレーをしているのを見ていない

 

6月22日、彼が怪我をして15日間プレー不可能であるというニュースがあった。今日第9節(約3カ月)が終わっても、2016年前期ステージにおいて彼のプレーは見られない。

 

そして確かにクラブから簡単な説明があり数回の記者会見に出席した後、ソーシャルネットワークには様々な噂が生まれている。「ヘラルド・アルコバは、本当に負傷しているのか??」

 

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恐れる理由が存在しないので、はっきりと言うことが出来る。我々の事実や論理をもとにして行なう議論を紹介しよう。

 

サッカーとは、最も重要なファクターは才能であるというスポーツだ。最高の戦術的なシステムさえも、名手によるたった一撃で破壊することができる。PUMASは、どんな論理で2015-16シーズンにおける最優秀ディフェンダーをほんの気まぐれで失うのだろうか?さらにピッチの外では、彼は常に彼の監督やチームメイトとプロとして振る舞うというのに。

 

パレンシア監督はアルコバについて、常に彼のチームにおいてもっとも重要なファクターであると言ってきた。加えて記者会見の場で、彼を3人主将に任命したくらいである。監督は、彼が必要なのである。

 

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ヘラルドは、戦略において一人以上の存在だ。対CDグアダラハラのリーグ開幕戦や第3節のクラブ・レオン戦の前、監督は記者会見の場に出てメディアの質問に対して一つ一つ答えた。実際には笑顔さえ見せ、チーム公式写真撮影に出席させた。

 

多くの場合、サッカー選手がより恐れる筋肉損傷は骨折だ。戦列復帰を遅らせたり、不適切な治療で問題が起きるので、負傷が長引びく理由のひとつだろう。

 

クラブの関係者に日々質問をして、ヘラルド・アルコバの負傷は一体何なのか??を確認した。それが、以下の通りである。

 

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ヘラルド・アルコバの負傷:グレード1の筋肉損傷(直線で1cm)


大腿四頭筋は、4つの筋肉(下腿外部と内部の広大なと腹直筋)のセットである。その主な機能は、膝の拡張機能だ。サッカーにおいて、この筋肉は主にシュートを打つ動作や敵に対するボールのタッチ、同心円状に偏心として両方のスプリントなどに関与している。常に、その完全性を危険にさらす爆発的な方法である。

 

スポーツ選手が怪我をするとき、運動を続けることを妨げるような非常に鋭い痛みや硬直が見られる。何人かの選手たちは、それは身体の後方である場合は特に投石の一つのようなものであると嫌味で言っている。彼らも、この石の原因を確認するために振り向くほどだ。引き起こされる疼痛を鎮め、そうでない場合はすぐにそれが引き起こすジェスチャーの実現に表示される。大半の場合、理学療法士やリハビリテーターも各損傷が異なっており、それぞれの患者が途中で影響を受けているように、特定の日付に戻って確立することができる。

 

怪我をした瞬間、選手は出来るだけ早く再び復帰をしようと考える。時にはチームにおけるその選手の重要性もしくは、あまりにも危険な再発を引き起こして更なる休養の時間を作るようにする。筋損傷の場合、スムーズに走って、ジャンプしたり、シュートをしたりする時に100%であると思い、今のチームに参加することができることを停止した際に、選手は痛みを感じてまるで時間が止まったかのように感じるので、非常に複雑である。

 

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これが、ヘラルド・アルコバの身に起きたことである。どんな反対の意見があっても、それを尊重する。もちろん、敬意を持って議論に応じる。