PUMASはグループリーグを突破し、決勝トーナメントへ進出
PUMASは、北中米カリブ海地域チャンピオンズリーグのグループリーグにおいてオリンピック・スタジアムで行なわれた第6節をトリニダード・トバゴのWコネクションFCに対して8-1で勝利して、問題なく決勝トーナメントへの進出を決めた。
前半早々からパブロ・バレラがホームでまるで最も危険な選手のようなプレーを見せ、12分ペナルティエリア外から左足のシュートを放ったが、惜しくもゴールポストをかすめた。21分、そのパブロ・バレラが先制をしてイレブンをリラックスさせる。センタリングをエリアへ入れると、サウル・ベルホンがヘディングでホームチームの先制点をマークした。PUMASの危険な攻撃は、パブロ・バレラによって続いた。24分、ディフェンスから攻撃に移ろうとしたボールをインターセプトして放ったシュートは、ゴールポスト脇へ外れた。ヴィジターチームによるお返しもないまま29分、ヘスス・ガジャルドが左サイドから上げたセンタリングをぺリア中央ににいたエドワルド・エレラがヘディングで押し込み2点目を決めた。
ホームチームにとっては、まるで非公式のサッカーの試合の様相を呈した。39分、ホセカルロス・ヴァンランキンが右サイドからエリア中央にいたパブロ・バレラに叩き、ワンタッチでヒールパスでエドワルド・エレラに繋ぎ、ハーフターンをしながら左足でゴール隅に決め3点目を挙げた。
後半も再び最初に攻撃を仕掛けたのは、PUMASだった。5分、ホセカルロス・ヴァンランキンが力強い右足のシュートを放ったが、キーパーがポスト脇へ逸らした。4点目が決まったのは10分だった。ヘスス・ガジャルドとフィデル・マルティネスのワンツーで抜け出して、最後は柔らかいタッチでキーパーの飛び出しを交わした。これでPUMASはリラックスしたのか?14分、オルランド・ピニェダによるクリアミスから相手にボールを渡してしまい、ブリーフ・トーマスが1点を返した。
19分、PUMASは再びチャージを仕掛けた。エドワルド・エレラがペナルティエリア内でヘラルド・ウィリアムスに倒され、PKを獲得。キッカーはエドワルド・エレラ自身だったが、真ん中へ蹴り込んだところキーパーが抑え彼のハットトリックはお預けとなった。5点目は25分に訪れた。ケヴィン・エスカミージャが放ったシュートの処理を誤った相手キーパーのボーンヘッドをエドワルド・エレラがリバウンドをシュート。ゴールバー直撃した跳ね返りを、ヘスス・ガジャルドが押し込み本人2点目をマークした。
21分、エリア右サイドでボールをキープしていたサウル・ベルホンが傍にポジショニングしていたアルフォンソ・ニエトへパス。ボールをトラップして、左足でループを掛けたシュートでゴール。6点目を奪われた相手チームは、もう早く試合を終えたい状況へ追い込まれた。
7点目は29分、エドワルド・エレラとのワンツーから抜け出したフィデル・マルティネスがアウトサイドに蹴ったシュートで決めた。試合終了間際、再びフィデル・マルティネスがペナルティエリア左隅から放ったクロス気味のミドルシュートで8点目をマーク。PUMASのホームゲームらしい力強い内容であった。
スタメン:
PUMAS:アルフレッド・サルディヴァル、ホセカルロス・ヴァンランキン、ヘラルド・アルコバ(前半31分、ホセ・アントニオ・ガルシア)、ルイス・キンターナ、オルランド・ピニェダ、ケヴィン・エスカミージャ、アブラハム・ゴンザレス(後半8分、アルフォンソ・ニエト)パブロ・バレラ(後半1分、フィデル・マルティネス)、ヘスス・ガジャルド、サウル・ベルホン、エドワルド・エレラ、ファン・パレンシア監督
WコネクションFC:フラニ・アルチバルド、カート・フレデリック、マウリセ・フォード(前半23分、ケヴォン・グーダルド)、ダニエル・シーラス、ヘラニ・ピータース、ヘラルド・ウィリアムス、ブリーフ・トーマス、アンドレ・トゥサント、アイキム・アンドリュース(後半18分、マイケル・チャールズ)、シャキエル・ヘンリー(後半1分、ニール・ベンジャミン)、デミトリエ・アパイ、スチュワート・チャールズ・フェヴリエール監督