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Pumas de la UNAM

メキシコサッカー1部リーグのクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルを応援している日本人の備忘録

パレンシア 対 フェレッティ:生徒 対 先生??

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2016年前期ステージ第13節が差し迫り、リギージャ(プレーオフ)進出への切符争いで各クラブが最後の追い込みを始めたかのような様相を呈している。各チーム監督は、勝ち点を挙げるために、ホームもしくはアウェイで負けないための、もう失点しないような守備陣もしくはそれを獲得するような攻撃陣を確保するために戦略を練っている。

これら全ての第13節の急場を知らせるコールは、サッカーファンの感動を盛り上げる対戦のためかも知れない。すなわち、アルベルト“チーヴォ”コルドヴァ メキシコ州立自治大学スタジアムにおいて不運なアウェイゲームを強いられた順位表第6位のPUMAS:ファン・フランシスコ・パレンシア監督と、前節の敗北にも関わらず順位表第3位のティグレスを率いるリカルド・フェレッティ元PUMAS監督との対決である。

 

ここでは日曜日のオリンピック・スタジアムにおけるPUMAS対UANLティグレス戦について、おそらくこの対戦の結果においてキーポイントなるかも知れない両トレーナーの様々な違いについて見ていこうと思う。

 

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■リカルド“トッカ”フェレッティ:UANLティグレス監督(1954年生まれ・ブラジル)

2010年からUANLティグレスを監督として率いる。このことは、彼らのクラブで目的の安定性とセンスを作り出したとも言える。それは、チーム全体において冷酷とも言えるディフェンスシステムを構築したからである。

 

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“トッカ”はこのような(建設的な意図のない)破壊主義的な守備を率いることで、ボールに対する少なからぬリスクを冒すことが出来るのだ。
一方、彼の攻撃陣は地味である。経験を求めず、彼らが知っていることをすることに専念するFWを率いる。

 

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そして創造性が高くディフェンスとオフェンスのバランスを保てる、さらにメキシコ代表において一定の存在感を示し続ける中盤を維持することを求める。


実際には、ほとんど新米選手にデビューする機会を与えない。彼は、メキシコリーグにおいて経験のある選手たちで固めることに快適さを感じるのだ。そしてそれは、以前にPUMAS監督時代にも同じであった。

 

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■ファン・フランシスコ・パレンシア:PUMAS監督(1973年生まれ・メキシコ)
母国において監督としてのデビューシーズンであり、5年前まで現役を張って得点を量産し最後のタイトルを獲得したチームである。彼のPUMASにおける密接な関係と公約は疑う余地のないことを示す。

 

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彼は、成熟し固い守備というプロジェクトを前ギジェルモ・ヴァスケス監督から継承した。数々の負傷者やキーとなる試合における欠場者に苦しんでいる。そして、それらは重大な失敗を引き起こした。

 

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彼の攻撃戦略は、未だ相手にダメージを直接・コンスタントに与えるために必要なものを獲得していない。エドワルド・エレラとフィデル・マルティネスのプレーをする機会が減少したことはすでに決定的であり、サウル・ベルホンの移籍が失敗であったことは言うまでも無い。

 

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彼の中盤はリーグにおいて高い競争力を誇り、大部分はその責任を果たしてきた。アブラハム・ゴンザレスはメキシコサッカーに適応しているし、彼の期待に応えている。彼とハヴィエル・コルテスは良いシーズンを過ごしていると言える。

 

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パレンシアは監督就任時から下部組織出身選手の可能性に賭けており、デビューする青年たちにリーグ戦においても北中米カリブ海地域チャンピオンズリーグにおいても自信を示している。すでにファン・カルロス・オソリオ監督率いるメキシコ代表でプレーをしたヘスス・ガジャルドがその良い例である。

 

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これらの数々の要素を考慮すると、いったいこの日曜日に行なわれるオリンピック・スタジアムでどういう結果が待っているだろうか?“トッカ”フェレッティの経験か?それとも、フランシスコ・パレンシアの戦略がが勝つだろうか?