イスマエル・ソーサは、PUMASサポーターに称えられた
PUMASサポーターは、第14節の対ティグレス戦において相手チームのスターティングメンバー発表の瞬間から大声で拍手した。しかし試合開始前に相手を制するために、ホーム7連勝を期待する熱狂的なPUMASサポーターは「ソーサ!オウンゴールしてくれ!」と叫んでおねだりをした。
イスマエル・ソーサは準々決勝まで進出したリベルタドーレス杯における8ゴールを含む、PUMASで通算30得点を挙げた。さらに2015年前期ステージにおいてPUMASがレギュラーシーズン首位をキープするためのキーマンであり、プレーオフ決勝の対ティグレス戦で惜しくもリーグ準優勝であった。
「オーレ、オーレ、オーレ、オーレ、ソーサ、ソーサ」と、メキシコリーグのオープニングテーマソングが流れる間、ウルトラとプルスはアルゼンチンFWを受け入れた。試合中ティグレスの2点目を彼のセンタリングからデロートがゴールに向かってシュートしたプレーで、彼がボールに触るとスタンド各所でブーイングが起きた。
そしてスタジアムのティグレスサポーターの要求に応えてルイス・キニョネスのパスをゴールしたものの、ゴールパフォーマンスはオリンピック・スタジアムへの里帰りをするためにただ単に手を挙げて謝罪をするだけであった。
PUMASはアウェイで勝ち点を挙げることが至上命題だ。とマティアス・ブリトス
ホームで完璧なステップを失った後で2016年メキシコリーグ前期ステージにおけるリギージャ(プレーオフ)進出圏外に残ってしまったマティアス・ブリトスは、PUMASは今まで以上にアウェイにおいて勝ち点を挙げることが至上命題である事を認めた。今シーズンPUMASは、アウェイでたった勝ち点2しか挙げることが出来ていない。
「今、何が何でも勝ち点を挙げ始めなければいけない時なんだ。リギージャ(プレーオフ)進出するためには、他には方法はないね。今シーズンにおいてリギージャ(プレーオフ)進出圏外に置かれたのは初めてもしくは2度目だろうが失敗出来ない状況になった今最悪の瞬間であり、数試合しか残っていないんだ。」と、言った。
金曜日に行なわれるルイス・ピラタ・フエンテスタジアムのアウェイゲームは、危機に陥っているヴェラクルスに対してお安い御用かもしれない。「リーグには、簡単な試合は1つも無いんだ。ヴェラクルスは、ネカクサ相手にロスタイム寸前まで偉大な試合を闘ったんだ。良い選手とテクニックを持ったチームだから、ホームではなおさらだろうね。」と、確信めいたように述べた。
同様に彼はオリンピック・スタジアムにおける完璧なステップを踏んでいた先週の日曜日に、ティグレスに対して挫折を蒙った敗戦を残念がった。「残念ながら連勝街道を続けることが出来なくなったことは、とても痛いね。でも終わったことに対してはもう何もすることは出来ないし、今は次の試合に専念するんだ。」と、語った。
パブロ・バレラは、PUMASが窮地に陥ることを否定する
連敗を喫することで2016年メキシコリーグ前期ステージにおけるリギージャ(プレーオフ)進出圏外に残されたPUMASについて、パブロ・バレラは、チームが悪い状況へ陥ることを否定した。「なぜ窮地なんだ?対トルーカ戦は勝利を奪われたんだよ。全くもって試合を奪われたうえに、上の空だったこの試合は苦労させられたよ。」と、言った。
彼は上位8チーム以内に残るために、勝ち点を獲得するシーズン終盤を完璧に締め括ることが必要だと認めた。「残り3試合、僕らはそこに残るためにチームはリギージャ(プレーオフ)に進出可能であることを示していくよ。」と、述べた。
対ヴェラクルス、モレリアそしてプエブラ戦は、彼らの願望にとって決定的となり、タイトル争いをする位置に残るために義務付けられていると強調した。「残り3試合は、1試合1試合を決勝戦のようにプレーをしなければならないんだ。リギージャ(プレーオフ)進出を目指して、敗戦は繰り返さないようにね。」と、宣言した。PUMASは勝ち点20で順位表第9位であり、第8位のクラブ・レオンを勝ち点1差で追っている。