冬のドラフトで退団した選手たちとマティアス・ブリトスの負傷欠場で、トーナメント開幕に直面するファン・フランシスコ・パレンシア監督率いるイレブンは変更する。後期ステージのフォーメーションは4-2-3-1となる
2017年後期ステージに登場するファン・フランシスコ・パレンシア監督2期目のシーズンは、不適切であったチームの機能の正当化として、経験不足の面を補うためのより少ない誤差とトーナメントでなければならない。しかし、それとともに今シーズンはより強力なチームのバージョンを提供しなければならない。冬休みに負傷した欠場者や退団者たちの穴は、直ちにチーム外からの加入選手たちもしくは下部組織出身選手たちで埋めなければならない。
直ちに始まるトーナメントや差し迫った対CDグアダラハラの開幕戦を考えると、疑問が生じる。PUMASは、今から再生されるであろうか??
A seguir trabajando de cara al Clausura 2017!! pic.twitter.com/QOVbcAdHvU
— Alejandro Palacios (@APikolin1) 2016年12月27日
最初の3試合で14得点も失点した憂鬱であったプレシーズンにも関わらず、ゴールマウスはアレハンドロ・パラシオスが守ることになるだろう。ピコリンはパレンシア監督にとって、唯一ポジションを約束されているプレーヤーでありサポーターのアイドルという存在でもある。
最低でももう1シーズン先には、欠場もしくは怪我があればアルフレッド・サルディバルかベルナベ・マガージャがその出場機会を与えられるだろうが、対CDグアダラハラ戦のレギュラーとしてのPUMASキーパーは35歳のピコリンだろう。
ファン・フランシスコ・パレンシア監督が政権を続けるためのルールであるディフェンスラインの4バックは、昨シーズンのフォーメーション通りであろう。
Los Dorsales que ocuparán nuestros refuerzos en el Clausura 2017: pic.twitter.com/d2eb14p44T
— Rock Cerveza y Pumas (@RockCervezaPuma) 2017年1月1日
右サイドバックはマルセロ・アラトーレのCDティブロネス・ロホス・デ・ベラクルスへの期限付きレンタル移籍によって、ホセカルロス・ヴァンランキンがスタメンの役割を担うことになる。センターバックはベテラン2人:ヘラルド・アルコバとダリオ・ヴェロンがチームの砦として、引き続き守ることとなる。問題となるのは、左サイドである。ルイス・フエンテスが抜けた穴を埋めるのは、監督の最終的な決意をもって起用されるであろう2人ともプレシーズンマッチでそのチャンスを得たエリック・ヴェラかアラン・メンドーサである。
センターハーフは、ハヴィエル・コルテスとスペイン人選手:アブラハム・ゴンザレスによって形成されるだろう。
背番号7(ハヴィエル・コルテス)はPUMASでプロデビュー以来9年目のシーズンを始めることになり、昨シーズン終盤に負傷した後にレギュラーとしてその最高のパフォーマンスを取り戻すことを期待されている。またスペイン人MF(アブラハム・ゴンザレス)にとってはPUMASで2シーズン目となり、新たなプレーや最大限に彼のポジションを守るパフォーマンスの肯定的な評価を承認する必要がある。
ファン・フランシスコ・パレンシア監督は、3ボランチ(左右と真ん中)においてより攻撃的にまた目まぐるしいプレーを生みだすことをトライするであろう。右サイドは彼のピースでも鍵となる、昨シーズンも良いプレーをして締め括ったパブロ・バレラである。
TOP下でマティアス・ブリトスへのパスを補給するのは、今年の補強選手であるブライアン・ラベージョよりアドバンテージを維持しているサンティアゴ・パラシオスのようである。
左サイドは昨シーズンメキシコ1部リーグで力強さを誇示した、ヘスス・ガジャルドが引き続き務めることになるだろう。チームの攻撃の大部分やプレーのレベルは、このラインで生成されているものに依存することになる。
新たなゴールゲッターとしての責任は、チリ人選手:ニコラス・カスティージョがその契約額をPUMASが支払った分を証明する必要がある。2016年シーズンの間チリリーグとカップ戦で32得点をマークしたこのFWは、PUMASが今まで泣いてきた得点力不足を解決する最初のオプションとなるであろう。サポーターは、彼の威力に期待している。マティアス・ブリトスやサンティアゴ・パラシオスも同じくこの1TOPのポジションをプレー出来るが、生まれつきのCFは唯一彼のみである。
すでに触れたキーパーなどのポジションやブライアン・ラベージョなどにおけるサブメンバーは、数少ないチャンスしかない。ルイス・キンターナやホセ・アントニオ・ガルシアら下部組織出身選手らは、ダリオ・ヴェロンやヘラルド・アルコバの交代要員となるだろう。すでにセンターバックとしてコンバートされたアレハンドロ・カストロでさえ、ハーフでも未だプレーを出来るにもかかわらずこのポジションを争うことになる。そのハーフは、ケヴィン&ホルヘ・エスカミージャ兄弟が今年から生き残りを賭けることになる。
攻撃陣のサブメンバーとしては、2015年後期ステージにギジェルモ・ヴァスケス時代にデビューし最近TOPチームに再び合流したオマール・イスラスやアラン・アコスタらがいるが、ファン・フランシスコ・パレンシア監督にとって反発的な一対の選手たちとなるであろう。彼らの若さと経験不足はに対してそれらを果たしているように見えるが、もし彼らが1部リーグで輝きたいのであればチームの需要に適応しなければならないであろう。
昨シーズンと同じ目標「勝ち点25」
昨シーズン同様、PUMASはリギージャ(プレーオフ)出場をするために勝ち点25を目指す。昨シーズンは勝ち点26を獲得しリギージャ(プレーオフ)準々決勝に進出したが、その後決勝戦で延長戦の末リーグ王者となったUANLティグレスと相まみえた。今シーズンも最低でも勝ち点25を挙げないと、進出圏外となる可能性が高いであろう。