Pumas de la UNAM

メキシコサッカー1部リーグのクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルを応援している日本人の備忘録

メキシコリーグ2017年後期 第2節 プレビュー2

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ホセ・ルイス・アルセ:パロマールの観客席の座席番号付けは、全ての者に利益を与えることになる

 

約45年間のオリンピック・スタジアムにおける伝統が終わろうとしている。チーム首脳陣の決定により、PUMASのサポーター3団体(ラ・プルス、ラ・バラ68、ラ・ウルトラ)は1972年から陣取り続けてきた、パロマール(グラウンドを挟んで各チームのベンチがある側:2階席)からカベセラ・ノルテ(北側の電光掲示板下付近)に移動することになり、それらの座席はVIP(パロマール・プレミアム)として7200ペソ(約38000円)という価格でリーグ戦からリギージャ(プレーオフ)までのシーズン通しチケットとして販売されることになった。

 

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「パロマール(グラウンドを挟んで各チームのベンチがある側:2階席)とその下の1階席の観客席に対する座席順番号付けは、ファンがその家族たちと来れるようになるため、試合をより良い形で楽しめるようにするために全ての者に利益を与えることになるような首脳陣による意図である。一朝一夕の決定では無く、その裏には偉大な計画があるのだ。今週の日曜日には、正当な場所を見つけるために観客を支援するためのスタッフが準備される予定である。」

 

 

と、PUMASのバイス・プレジデントであるホセ・ルイス・アルセは大学都市のオリンピック・スタジアムにおいて木曜日に語った。

 

この構想を実現するために不可欠な要素として、クラブはサポーターグループらと素晴らしい対話を維持し続けている。例えばサポーターグループ内で多くの問題を起こしてきた、『ラ・プルス』は今までパロマール(グラウンドを挟んで各チームのベンチがある側:2階席)の50ヤード地点のゾーンに陣取っていたが、カベセラ・ノルテ(北側の電光掲示板下付近)に移動することになった。

 

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「それらの正面であるペベテロ(『ラ・レーベル』)のゾーンは、今まで通りで移動することはない。我々はパロマール(グラウンドを挟んで各チームのベンチがある側:2階席に焦点を当てて、カベセラ・ノルテ(北側の電光掲示板下付近)に移動させた。無秩序から秩序へ慣れることを好むんだ。それがより管理しやすいし、観衆にチケットを販売出来るからね。」

 

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「サポーターグループらもまたこの施策はチームのためになるので、理解しているよ。完璧にではないけれどね。でも応援してくれていて、チームに協力する方向でいるんだ。こうすればもっと応援する観衆が増やすことが出来て、彼らの子供たちをスタジアムに連れて来れるんだ。おそらく我々のサポーターをもっと増やしてくれることになり、我々の競技場にますます安全で便利なアクセスを可能にするものとして同意しているんだ。我々は、彼らに感謝している。」と、説明した。

 



『ラ・プルス』のリーダー:アレハンドロ・オルティスはオリンピック・スタジアムの陣取る場所の移動について、悲しみを隠しきれない様子で語った。

 

「ずっと昔から居た場所から移動させられることは、とても悲しいよ。1つの伝統だったから、みんな迷惑していて憤りを感じているよ。」

 

およそ1500人近いサポーターグループのリーダーは、この日曜日の対クルス・アスル戦から新しい場所に陣取ることになる。さらにクラブのプレジデントであるロドリゴ・アレス・デ・パルガよりこのように言われたと語った。

 

「ずっと取り組み続けてきたプロジェクトなんだそうだ。彼と話して、パロマール(グラウンドを挟んで各チームのベンチがある側:2階席)の正面であるペベテロかカベセラ・ノルテ(北側の電光掲示板下付近)に移動するように言われたんだ。リーグ戦からリギージャ(プレーオフ)までのシーズン通しチケットためプロジェクトだとね。」

 

 

ブリトスは、まだプレーを出来る状態では無い

ホセ・ルイス・アルセは、マティアス・ブリトスの治療について、引き続き高度治療をしていてフィジカル的に未だプレーを出来る状態では無い。よって、対クルス・アスル戦には出場しないと語った。

 

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サッカーのテーマについて、MF:アブラハム・ゴンザレスは今週の日曜日の行なわれる対クルス・アスル戦にチームのサポーターへ明確なメッセージを送った。

 

「昨シーズンに引き続き、ホームでは12人(イレブン+サポーター)でプレーをするんだ。勝っても負けてもいつも僕らを応援してくれることは、ピッチ上に居ても気が付くよ。ホームでは僕らはとても強く、僕らのサポーターによる助けによって勝利を得られるだろうね。」と、コメントした。