読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Pumas de la UNAM

メキシコサッカー1部リーグのクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルを応援している日本人の備忘録

メキシコリーグ2017年後期 第3節 裏話

f:id:ClaudioSuarez:20170123130204j:plain

 

結果的にはアウェイで勝ち点3を挙げ順位表の上位に留まれたが、この試合のスタメンを見て驚いたのは自分だけでは無い筈(この時点で前シーズンのリギージャ=プレーオフ決勝まで行ったクラブ・アメリカが勝ち点0の最下位であることも、少々意外だが)。

 

f:id:ClaudioSuarez:20170124080047j:plain

 

ニコラス・カスティージョが前節退場処分のため欠場、加えてプレシーズンに負傷したマティアス・ブリトスが漸く戦列復帰したとはいえ、センターフォワードが1人もいない攻撃陣(あえて言えばブライアン・ラベージョの1TOPだが、実際の試合でそういうポジショニングはしていなかった)からだ。

 

f:id:ClaudioSuarez:20170123131303j:plain

 

それでは1人1人見て行こう。まずは、ハヴィエル・コルテスから。前シーズン終盤負傷し最終節まで欠場する状況から、漸く良かった頃の出来に戻りつつある。ディフェンスの際には自身を犠牲にするようなプレーもしつつ、攻撃の際にはラストパスをFWやSBに供給するように中盤の要として機能していた。

 

次にその相方として君臨するケヴィン・エスカミージャ。パレンシア監督が期待する下部組織出身選手で昨シーズンからその重責を担っているが、後半早々に最初の選手交代としてマティアス・ブリトスと替えられたようにまだまだスタメンを全試合張るまでの活躍は出来ていない。

 

中央でその2人を支える、アブラハム・ゴンザレス。個人的には可もなく不可もなくといった出来だったように見受けられるが、昨シーズンのように要所で目立つ動きが出来ていないのはやや心配。最後の得点シーンでヘスス・ガジャルドの囮のような動きは見せたものの、次節以降の奮起に期待したい。

  

f:id:ClaudioSuarez:20170123133807j:plain

 

この試合の立役者でもあるサイドバック、ヘスス・ガジャルド。最後に得点はしたものの、全体的な出来は昨年秋にメキシコフル代表に召集された当時より格段に落ちる。 かろうじて決勝点を挙げたことでそれまでの不出来が帳消しされた感じだが、ケヴィン・エスカミージャ同様いつまでもレギュラーポジションが確約されるということは有り得ない。

 

f:id:ClaudioSuarez:20170123134009j:plain

 

反対サイドのサイドバック、パブロ・バレラ。何度か要所で相手DFとの1対1をイーブンで立ち回っていたが、やはり彼本来の出来からは程遠い。後半途中に担架で退場したように、持病との戦いが常に続くようなイメージが強い。

 

f:id:ClaudioSuarez:20170123135000j:plain

 

そして代役CFともいえる、ブライアン・ラベージョ。開幕節、第2節となかなか良い感じでプレーを見せ、サポーターの間では議論が分かれるところではある。この試合の出来だけに関して言えば、素晴らしかったと言っても差し支えないのでは??決勝点のラストパスといい、首脳陣が補強をして正解だったと断言出来る日も近い。

 

ディフェンシブハーフの片翼である、ホセカルロス・ヴァンランキン。前半は何度かオーバーラップを見せたが、あとは存在が完全に埋もれてしまっていた。要所のディフェンスは許容範囲内であったがもう1段上を目指すべき選手であり、このままでは今シーズンオフにもTOPチームから外される可能性有り。

 

f:id:ClaudioSuarez:20170123140244j:plain

 

今シーズン一番の嬉しい驚きとも言えるプレーを見せたのが、逆サイドを守る、アラン・メンドーサ。ディフェンスラインにおけるカットやボール捌き、ポジショニングといい素晴らしかった。メキシコ2部リーグレンタル移籍から古巣に戻って3試合目だが、TOPチームでも十二分にやれることを示した。

 

さて問題なのは、両センターバックの2人である。攻撃面で参加した際のヘラルド・アルコバによるヘディングなどはともかく、開幕節の最初の失点もそうだったが突然相手FWに振り切れられるシーンが今シーズンは目立つ。前節における要所のカバーリングなどは素晴らしかったが、特に主将:ダリオ・ヴェロンは30代後半に差し掛かり明らかに全盛期の出来に無い。

 


今回は前シーズンCDグアダラハラへ移籍して結果を出せなかったカルロス・ペーニャのミスもあってかろうじて失点せず試合はそのまま終盤までもつれ込んだが、リギージャ(プレーオフ)に進出してくるようなTOPクラスのチームはこういう守備面の綻びを許してくれるほど甘くない。

 

 

 次節以降の対戦相手である前シーズン2部リーグから念願の昇格を果たし、その勢いそのままにリギージャでも準決勝まで勝ち進んだクルブ・ネカクサや、前々シーズンの覇者でもあり今やリギージャの常連でもあるCFパチューカなどの攻撃陣は同じような風に行くとは到底思えない。

 

f:id:ClaudioSuarez:20170123144730j:plain

 

さらには1カ月後に控えているCONCACAFチャンピオンズリーグの決勝トーナメント準々決勝の相手でもあり、前シーズンの王者でもあるUANLティグレスは昨シーズンのリギージャ準々決勝で散々痛めつけられた相手である。以前に公表されていた試合日時に若干の変更が生じたようなので、ここに再掲しておく。

 

スコシアバンクCONCACAFチャンピオンズリーグ2016-17(2016–17 Scotiabank CONCACAF Champions League)

 

決勝トーナメント準々決勝

1stレグ:2月22日(水)夜9時=日本時間23日(木)正午キックオフ

於:エスタディオ・ウニベルシタリオ

 

2ndレグ:3月1日(水)夜9時=日本時間2日(木)正午キックオフ

於:オリンピック・スタジアム