Pumas de la UNAM

メキシコサッカー1部リーグのクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルを応援している日本人の備忘録

メキシコ杯 2018年後期 第2節 Lobos BUAP 2-0 UNAM

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PUMASは、メキシコ杯の対ロボス・デ・ラ・BUAP戦に敗れる

 

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PUMASは最後に2ゴールをマークされ、万事休す

 

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気温の寒さとガラガラの観客席は、ピッチの上で何かが起きる兆しでした。PUMASは9人の相手チームに対して、負かそうとしましたが出来ませんでした。パブロ・バレラとアブラハム・ゴンザレスはそれぞれの負傷を乗り越えましたが、コンスタントに攻撃を仕掛けたにもかかわらず、この試合のヒーローは相手チームのゴールキーパー︰ホルヘ・ビジャルパンドでした。遠慮したチームは破れ、ロボスは最後に2ゴールを挙げました。試合の結果は、2-0でした。

 

さらにPUMASにとっては、試合開始後すぐの前半8分ロドリゴ・ゴンサレスの負傷退場が大きく響きました。今は次節に対戦するクラブ・アメリカ戦とリーグ戦において無敗を維持することを考えなければなりません。

 

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ピッチとスタンドは、凍った気候が大きく反映して物凄い寒さでした。最初に得点チャンスを掴んだのは、ロボス・デ・ラ・BUAPでした。そのプレーはゴールには結びつきませんでしたが、PUMASにとって悪いニュースが始まりました。ロドリゴ・ゴンサレスがピッチで倒れ、様子を窺うまでもなく大急ぎで救急車に乗って病院へ搬送されたのでした。代わりに出場したのは、プロデビュー戦となったディエゴ・ロドリゲスでした。

 

PUMASの攻勢は、徐々に増していきました。右サイドから上がったパブロ・バレラが挙げた長いセンタリングはブライアン・フィゲロアに合わせ、左サイドを駆け込みボレー気味にシュートを放ちましたが、ビジャルパンドに阻まれました。ロボスも負けずに反撃、ヘロニモ・アミオネがリバウンドに反応をするも、マガーニャが飛び出しプレーをカットしたのでした。

 

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パブロ・バレラとブライアン・フィゲロアのホットラインは、再び機能しました。ルーキーのスルーパスは、ゴールラインまで走り込んだパブロ・バレラに届いたものの、またもやビジャルパンドにボールごと抑えられたのでした。逆にカルロス・モラレスのシューズから放たれたシュートは、高いマガーニャによるパンチングで弾かれました。

 

アミオネも2人の下部組織出身選手たちの間のスペースを利用して反撃を試みましたが、マガーニャがゴールをさせませんでした。ダニエル・ラミレスはパブロ・バレラからのセンタリングでチャンスを得ましたが、惜しくもバーの上をかすめました。

 

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後半に入ってもパブロ・バレラがますます躍動感のあるプレーで、チームを鼓舞しました。少なくとも3度以上のチャンスを作りましたが、ビジャルパンドがゴールマウスに掛けた鍵はとても巨大でした。最初のチャンスは、コーナーキックからのパワフルなセンタリングでした。ホセカルロス・ロブレスがシュートしましたが、ビジャルパンドのセーブは素晴らしいものでした。

 

PUMASがチャンスを活かせず、最後にはホームチームが試合の決着をつけました。左サイドのコーナーキックからペナルティーエリア中央でヘディングで合わせたファン・ガルシアが先制点。その2分後には、イルベン・アビラがPUMAS守備陣のミスから奪ったボールを、最後はキーパーをも交わしてゴールを決めたのでした。