それでは観戦記をバックナンバーとして保存するためにも、過去の記録として振り返っていきたいと思います。
最後にオリンピック・スタジアムでPUMASの試合を観戦した2015年10月25日の「メキシコリーグ2015年前期 第14節 UNAM 2-3 Chiapas」
から、2年3ヵ月。この2年はとても長く感じられました。日本に帰国してからは夜中の2、3時に起きてインターネットにかじりついて、たとえチームがどんな状況にあろうともその行方を気にしておりました。そしていつの日か再びこのオリンピック・スタジアムに戻って、PUMASの試合を観戦しようと願い続けてようやくその日がやってきました。
試合は前半19分、今季より新たに加入したスペイン人DFアレハンドロ・アリバスのコーナーキックからのヘディングシュートでPUMASが先制。
さらにカウンターアタックを狙ったダヴィッド・パティーニョ監督の狙いがハマって、35分にはマティアス・アルスティサの相手GKを頭上を越すループシュートで追加点を挙げました。
守備陣は日曜日正午キックオフという暑さに普段の攻撃が繰り出せないティグレス攻撃陣の拙攻にも助けられ、無失点で抑え5戦3勝2分けの勝ち点11でCFモンテレイ、クラブ・アメリカと並んでリーグ首位という開幕ダッシュを決めたのでありました。