PUMASはこの開幕ダッシュが偶然の賜物でないことを、毎節証明しています。リギージャ(プレーオフ)進出が最大目標であり、それを示す唯一の方法が真剣な姿勢とノンストップで決めることです。モレリアで無防備なライバルを一方的に支配し、ダイナミックな攻撃を全くコントロールさせないまま、新たな一歩を踏み出しました。
今節はニコラス・カスティージョではなくそのパートナーであり、モナルカス・モレリアを悩ませることになったマティアス・アルスティサが、カルロス・グスマンが守るゴールを脅かしたのでありました。PUMASの目標は毎節改善を重ね、プレッシャーに屈しないことです。たとえホームスタジアムであっても、アウェイであっても同じプレーをする。チームはそのスタイルかつ目指すものを捨てませんでした。精神的にも、サッカーにおいても強いその側面は、より攻撃的かつ鉄壁の守備です。
ニコラス・カスティージョとマティアス・アルスティサは、お互いにたった数本のセンタリングで相手チーム守備陣の混乱を招きました。あたかも数年来の旧知の仲であるかのようなコンビネーションで、先制点は決まりました。ヘスス・ガジャルドのロングパスをニコラス・カスティージョが流し、フリーになったマティアス・アルスティサが30メートルを独走。相手キーパー︰セバスティアン・ソサとの1対1をも制し、ボールをネットに押し込むだけというまさに縦のフットボールでした。
モナルカス・モレリアはPUMASがスムーズに攻撃をしている間、ボールを奪うことが出来ませんでした。先制したことでボールを支配し、容易にゲームを進めたのでした。パブロ・バレラとヘスス・ガジャルドが両サイドで各々の仕事をし、マルセロ・ディアスとダヴィッド・カブレラが前線へボールを供給したので、モナルカス・モレリアは絶望的で得点チャンスを作ることすら出来ませんでした。
後半開始5分後にパブロ・バレラがニコラス・カスティージョへ送ったセンタリングは、相手ディフェンダーのカルロス・グスマンの足に当たり、オウンゴールを献上しました。残り10分になって漸く右サイドのコーナーキックからミゲル・センソーレスがヘディングで1点を返したものの、時すでに遅し。PUMASはこの試合終了時点で、2018年後期ステージの暫定的に首位となったのでありました。