後期ステージもに折り返して後半戦に差しかかりましたが、戦闘モードに入ったリーグ優勝候補であるデポルティボ・トルーカFC相手に0-1と破れ、5戦連続未勝利となりました。PUMASは開幕ダッシュに成功した序盤戦におけるチームコンセプトを忘れてしまい、相手チームの脅威であったニコラス・カスティージョとマティアス・アルスティサのコンビは完全にその機能を失ってしまいました。
ボールを支配した秩序が整ったトルーカFCの前に異なったゴールチャンスを得たものの、本来慣れているはずのアウェイチームが勝ち点3を挙げるのが困難なグラウンドにおいて同じように日曜日の正午キックオフという酷暑を苦しむことになりました。
チームは監督が課した3,4タッチで真っ直ぐ相手ゴールへ向かうスタイルを維持しようとしたものの、終始ボールを支配する相手に苦労し守備に専念せざるを得ませんでした。相手キーパー︰アルフレード・タラベラに対して、パブロ・バレラやマティアス・アルスティサが惜しいシュートを放ちましたが得点には至りませんでした。
トルーカFCも後半は運動量が落ちましたが、40分にアレクシス・カネロが放ったシュートをマルセロ・ディアスが触ったボールは不運にもオウンゴールとなり、PUMASは再び負の連鎖を拭うことができない循環から抜け出せないままとなったのでありました。