このブログではお馴染みの『 PUMAゾーン』というPUMAS応援番組で、今シーズン注目の下部組織出身若手選手として、アラン・モソが取り上げられました。主な内容としては
- ルーツ
- ユース時代の経歴
- 在籍したチームの監督
- 海外サッカーのアイドル
- メキシコ1部リーグの初ゴール
などです。
それではクラブ・アカデミー施設より、前節素晴らしいゴールを挙げた21歳の下部組織出身、皆さんご存知の『アラン・モソ』選手をご紹介致します。
インタビュアー︰アラン・モソ、ようこそ、PUMAゾーンへ。
モソ︰やぁ、調子はどうだい?どうもありがとう、ファンの皆さん。
インタビュアー︰それでは早速、今シーズンPUMASの素晴らしいスタートについて聞いていきましょう。第1節アウェイで勝利したヴェラクルス戦、そして先日ホームにおける好内容だった対クルブ・ネカクサ戦。もうスタメンとしての責任感を感じているかな?
モソ︰そうだね、カップ戦を含め3連勝だよね。今は(起用してくれた)首脳陣やコーチ陣に対して応えようとしているんだ。少しずつ、毎トレーニングや試合で経験を積んでいるところだね。気分は、とても良いよ。
インタビュアー︰僕は君のことをとてもよく知っているし多くの人は君が下部組織出身であると分かっているけど、(知らない方々のためにも)君のキャリアスタートについて語ってくれるかな。何年間アンダー17、2部リーグ、アンダー20・・・どうやって、君の夢でもあったメキシコ1部リーグに辿り着いたんだい?
モソ︰サッカーは記憶がある、3歳半から始めていたね。家の近くの幾つかのサッカー教室へ行っていたよ。PUMASの下部組織に入るのは難しくて、最初にトライしたのは14~15歳、メチャクチャ幼かったしまだまだ足りない部分が多かったんだ。2回目はその半年後、でも登録してもらえなかったんだ。16歳の時に3回目で、ミゲル・サラス監督が正式に登録してくれたんだ。
インタビュアー︰それは、知らなかったね。それじゃあ、デビューから在籍したチームの監督を順番に挙げてくれないか?
モソ︰16歳の時がミゲル・サラス監督、アンダー17の時がラウル・アルピサール監督(現在のTOPチームのコーチ)、アンダー20の時が現監督のダヴィッド・パティーニョ、TOPチームでメキシコ杯出場させてくれたギジェルモ・ヴァスケス監督、デビュー戦の時がセルヒオ・エヘア監督、あまり起用してくれなかったけれど前監督のファン・フランシスコ・パレンシア、そして現監督のダヴィッド・パティーニョだね。
インタビュアー︰アラン、今はどう感じてるの?1年前の2017年前期ステージにデビュして、前シーズンはあまり出番が無かったよね。次節の対CFアトラス戦で、やっと10試合目。PUMASのようなビッグクラブで、スタメンに定着するってどう?
モソ︰ここで生まれ育った自分にとっては、誇りだよね。でも、ここまでの道のりは決して簡単なものではなかったんだ。自分の目標は、TOPチームに定着することだね。そして、いつかはヨーロッパでプレーが出来ると良いね。
インタビュアー︰君のポジションは、いつも右サイドバックだったの?
モソ︰基本的には、ずっと右サイドバックだね。でも必要な場面では、前線でプレーをするがずーっと好きなんだ。
インタビュアー︰それじゃあ、右サイドバックの君にとってサッカーのアイドルは誰なの?
モソ︰海外の選手では、ダニエウ・アウベス(現︰パリ・サンジェルマンFC)だね。魅力的だし、いつも前線へ攻撃参加すると同時にディフェンスもする。それに絶対、疲れないよね。自分なんか彼の半分以下だろうけど、とても好きなんだ。
(75') ¡Gooool de Pumas! @PumasMX 4 - 2 @ClubNecaxa ¡Caen soldaditos y que jugadón! 😱
— Univision Deportes (@UnivisionSports) 2018年7月29日
Alan Mozo de Pumas por la banda derecha, fue quitándose jugadores de Necaxa y al final mando a guardar el balón#PUMvNEC
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インタビュアー︰それじゃあ、いよいよ本題に入ろうか。この前の日曜日、素晴らしいメキシコ1部リーグ初得点を決めた場面。どんな感じだったんだい?
モソ︰今でも、自分では信じられないんだ。フォーメーションが、途中から変わったんだよね。5バックになったことで、少し自由さが生まれたんだ。あのプレーは、まずトル(アラン・メンドーサ)のカバーリングから生まれたんだ。それから自分が右サイドへ開いて、パブロ・バレーラと目が合った時には自分にパスが来ると思ったよ。その通りにボールを受け、コントロールして相手左サイドバックを交わして・・・一つ一つの動作がメチャクチャ早かったね。後ろから追ってくるのは分かったけど、次のディフェンダーの股間を抜いて、後はキーパーとの1対1だったから空いているスペースを見つけてシュートしたんだ。
インタビュアー︰あのシュートは既に、2011年後期ステージにリーグ優勝した決勝戦で同じく下部組織出身のハヴィエル・コルテスが股抜きして決めたシュートとYou Tubeなどでも比較されているよね。
モソ︰そうなんだ。自分も、テレビで見たことがあるね。ずっとPUMASの試合は、応援し続けているから見てるよ。あれも2度ほど股抜きしてから、角度を付けたゴールだった。
インタビュアー︰パブロ・バレーラやアラン・アコスタらとも良い友情関係を保っているけど、あのアラン・メンドーサと交わしたゴールパフォーマンスについて教えてよ。
モソ︰前にトル(アラン・メンドーサ)に聞いたんだ。彼はかつてクルブ・ネカクサに所属していて、ゴールパフォーマンスをしていたの?って。僕らはサイドバックだから、常にゴールを決められる訳じゃない。だからもしどちらかが得点を決めたら、あのポーズをしようって決めていたんだ。
インタビュアー︰それじゃあ、現監督︰ダヴィッド・パティーニョについて。君はデビュしてから、山あり谷ありで順調ではなかったって言ってたよね。どうすれば、彼と地に足を着けて頑張って来れたんだい?
モソ︰17歳の頃から、自分のことをよくを知ってくれている監督さんなんだ。だから、落ち着け、深呼吸するんだ、少しだけインテンシブさを落として見ようかって。だから自分もトレーニングするたびに、それを試し続けてきた。と同時に、首脳陣の信頼そして各試合で目標を設定し続けるんだ。例えば今シーズン第1節のヴェラクルス戦、メキシコ杯のFCTM戦、そして前節のクルブ・ネカクサ戦というふうにね。だから、次節のCFアトラス戦以降も、それは全く同じなんだ。
インタビュアー︰それじゃあ、手短に。今シーズンの目標は?
モソ︰個人的には、全試合フルタイム出場だね。アシストやチームが機能するためなら何でも貢献したい。そして、メキシコ1部リーグでレギュラー定着すること。チームとしては、リギージャ(プレーオフ)進出、メキシコ杯と両方優勝したいね。PUMASはメキシコで偉大なクラブだから、それは必要なんだ。
インタビュアー︰スタジオの皆さん、本日はアラン・モソ選手にお越し頂きました。最後に、君のゴールは誰のために?
モソ︰どうもありがとうございました。もちろん、家族、サポーターだよ。
インタビュアー︰それと、おそらく彼女かな?それじゃあ、トルと決めた、ゴールパフォーマンスのポーズをしながらお別れです。
モソ︰どうもありがとう。