CFウニベルシダ・デ・チレを退団したマウリシオ・ピニージャが、メキシコ1部リーグにやってくる可能性がある。ソーシャルネットワークの書き込みによると、同国人選手であるフェリペ・モラやマルティン・ロドリゲスらが所属しているPUMASの補強選手になるかも知れない。
ブラジル人のホセ・アイルトン・ダ・シルバ(PUMASのOB)は、現在はプレイヤーたちの代表者であり、インスタグラムのアカウントにチリ人の選手エージェントであるファビオ・カヴァレリ氏の画像を掲載している。
「マウリシオ・ピニージャとの会合を終えたら、すべてがうまくいくことを願っている」とアイルトンは書き込んでいる。チリのメディアは、この元チリ代表選手はPUMASの新しい補強選手になるのは事実でであろうと噂をしている。
◆マウリシオ・リカルド・ピニージャ・フェレイラ(センターフォワード)
身長:187cm 体重:83kg
1984年2月4日生まれ(34歳)
デビュー:2002年
国籍:チリ
タイトル:2015、2016年コパ・アメリカ
CFCFウニベルシダ・デ・チレ(2002~2003、2007、2017~2018年)、2003年ACキエーヴォ・ヴェローナ、2004年セルタ・デ・ビーゴ、2004~2005年スポルティング・クルーベ・デ・ポルトゥガル、2006年ラシン・サンタンデール、2007年ハート・オブ・ミドロシアンFC(スコットランド1部リーグ)、2008年CRヴァスコ・ダ・ガマ、2009年アポロン・リマソール(キプロス1部リーグ)、2010年FCグロッセートSSD(セリエB)、2011年USチッタ・ディ・パレルモ、2012~2014年カリアリ・カルチョ、2014,2017年ジェノアCFC、2015~2016年アタランタBC
352試合出場、131得点、39アシスト
チリ政府が徴兵を取り止めるなど、若くから国内で将来を嘱望されたストライカー。
元インテルで、チリ代表の伝説的なプレイヤーであるイヴァン・サモラーノの後押しもあり、若くしてインテルに引き抜かれるも、選手層の厚さに苦しみ、その後いくつものクラブを渡り歩くも伸び悩む時期が続いたが、2009~2010年シーズン、セリエBのグロッセートで24得点をマークしその才能が爆発。翌シーズンにはパレルモへ引き抜かれ、改めてセリエA挑戦となった。
伸び悩んだ理由に怪我や酒と女性関係のだらしなさを指摘されたこともあるが、グロッセートでは結婚して落ち着いた模様。粗削りな部分が徐々に削げ落ち、打点の高いヘッドに加え、スピード、決定力やテクニックも高く、闘争心も備えた完成度の高いストライカーへとなりつつある。2014~2015年シーズン途中に加入したアタランタでは、プスカシュ賞級のオーバーヘッドを何度も決め話題を集めた。
ちなみに、チリ代表では、2003年3月にA代表の初キャップを飾ったが、出場からわずか3分後に代表初得点を決めるという離れ業をやってのけている。
http://www.futbolpasion.mx/daniel-quintana/2018/08/23/delantero-chileno-llegaria-a-pumas/www.futbolpasion.mx