Pumas de la UNAM

メキシコサッカー1部リーグのクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルを応援している日本人の備忘録

メキシコ杯 2018年前期 準々決勝 裏話

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今シーズン最悪の内容の試合

今まで見た試合の中で、特にカップ戦は予選リーグから「本当に1部リーグのクラブなの??」という内容の試合は多かったですが(もちろん、レギュラー陣中心のスタメンではなく、下部組織出身選手たちを多く起用して1部リーグのスピードに慣らすという側面はあるものの)、ここまで酷い出来の試合は初めて見ました。

 

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特に後半に入ってからは目も当てられない場面の連続であったので、レビューを書く気も起きないというのが本音ですが、そこは備忘録なので何とか気持ちを切り替えて行こうと思います。仮に準々決勝を勝ち上がれたとしても、次の準決勝の相手はアウェイでの対クルス・アスル(現在、リーグ戦首位)のため、無理であっただろうとは思います。それでは、良かった点・悪かった点をそれぞれ挙げて行こうと思います。

 

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◆先制点の起点となった、ディエゴ・ロサレスによるドリブル突破

アンダー20から下部組織の宝という触れ込みで、今シーズンのカップ戦(予選リーグ︰8月28日のアウェイで対クルブ・ネカクサ戦)でデビューしたばかりの20歳。前半21分、ハーフウェーライン右サイドでボールを持つとそのままドリブルで突破。相手ディフェンダー3人に囲まれる寸前に、ペナルティエリア中央に入ってきたカルロス・ゴンザレスへアシスト。

 

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◆マティアス・アルスティサによる、ゴールバー直撃のミドルシュート

前半ロスタイム終盤、左サイドからのセンタリングを相手ディフェンダーと競り合ったこぼれ球を、ペナルティエリア外中央から左足一閃。カップ戦ベスト16では、ブライアン・フィゲロアによるこういうシュートが、効果的な追加点でした。

 

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◆前回のベスト16における対CDグアダラハラ戦でも出来が目立っていた、アンドレス・イニエストラ

周りから絶賛されていた通り、今回の試合でも非常に安定したプレーが光りました。中盤の選手陣のレギュラーはヴィクトル・マルコラとケヴィン・エスカミージャですが、リーグ戦でもそろそろ起用されておかしくないと思います。惜しくもゴールとはなりませんでしたが、後半26分に左サイドからのサイドチェンジをペナルティエリア右かなり遠目からのロングシュートをピックアップ。

 

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◆攻撃におけるコンビネーションプレーが全く見られない点

上記で挙げたのは、全て単独の個人技プレー。以前にリーグ戦の第8節裏話でも書きましたが、同じアウェイのレオン・スタジアムにおける対クラブ・レオン戦。「基本的には個より集団で崩すしかないと思う」という答えを出したからこそ、勝てたゲームでした。反面、今回はそれがほとんど見られず終い。後半から中盤のレギュラー陣3人を交代出場させたのは逆転を狙ってのハズ。

 

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◆ブライアン・フィゲロアによるマイボール・ジャッジミスからの同点弾

後半15分、ペナルティエリアを左サイドへゴールラインに向かって流れるボールを追いつけるにもかかわらず、マイボールであると判断した結果、線審にコーナーキックの判定をされ、相手にセットプレーのチャンスを献上。おまけに、指の骨折明けの第2ゴールキーパー︰ミゲル・フラガが飛び出しのタイミングを誤り、チームメイトと接触した隙に同点弾を決められる。

 

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◆第2ゴールキーパー︰ミゲル・フラガの拙い飛び出し

後半43分、ジャン・ダビド・メネセスとの1対1の攻防をしていたセンターバック︰パブロ・ハケスが目に入らず、ただただボールウォッチャーとなった結果、激突。ハケスの脇腹に蹴りを入れた格好となり、主審がファールを取ったために得点には至らなかったものの、本来であれば相手ゴールとなっていた重大なミス。