ブルーノ・マリオーニがPUMASでの監督デビュー:メキシコ杯でCFアトラスを破る
PUMASがCFアトラスを下し、メキシコ杯グループ9の首位に立つ
PUMASがメキシコ杯でCFアトラスを2-1と重要な勝利を収め、勝ち点6でグループ9の首位に立った。ブルーノ・マリオーニは、PUMASで監督デビューを飾った。前半は特に目立った動きもなく、21分のブライアン・フィゲロアによるミドルシュートくらいであった。後半に入って、それは全く違った形となった。3分、ヘスス・イシハラがペナルティーエリア外右サイドから放ったシュートは、ミゲル・フラガの懸命なセーブも届かなかったが、ゴールバー直撃によってPUMASは救われた。
後半5分、アレハンドロ・アリバスがペナルティーエリア内でオマル・ゴンザレスを倒してしまうファウルを、主審:マリオ・ヴァルガスは迷わずペナルティキックを宣告した。オスバルド・マルティネスがこれを冷静に決め、CFアトラスが先制点を挙げた。
しかしCFアトラスが喜んだのも束の間、ゴールキーパー:エドガー・エルナンデスがボールを持ったままペナルティーエリア内からゴールラインを割ってしまったため、PUMASはエリア右隅でフリーキックを獲得。これをカルロス・ゴンザレスがヘディングシュートで突き刺し、後半10分に同点に追いついた。
ドローとなった後、試合はクローズな展開に戻った。CFアトラスは33分、アンデルソン・サンタマリアのヘディングシュートを放ったものの、ボールは惜しくもゴールバーの上を掠めた。後半37分、PUMASはお返しを逆転ゴールで決めた。アレハンドロ・アリバスがペナルティーエリアの端ギリギリから放ったヘディングシュートは、ゴールキーパー:エドガー・エルナンデスの手をかいくぐって、ゴールに収まった。
CFアトラスは必死に追い付こうとしたが、タイムアップ。ホームゲームを落とした。PUMASはグループ9の首位に立つ勝ち点6を挙げ、CFアトラスは勝ち点3のまま。ブルーノ・マリオーニは、見事勝利で監督デビューを飾ったのだった。