Pumas de la UNAM

メキシコサッカー1部リーグのクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルを応援している日本人の備忘録

メキシコリーグ2019年後期 第8節 裏話

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※2月24日は、メキシコ国旗の日

 

クラブ・レオンは、メキシコサッカー1部リーグで最も良いサッカーをするチームだ:ブルーノ・マリオーニ

 

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PUMASの無敗は、既に止まった。クラブ・レオンはオリンピック・スタジアムにおける試合の最初から最後まで支配し、ブルーノ・マリオーニ監督の無敗は終わった。彼は、この配線を将来対する是正策として役立てるはずだ。

「敗戦は、決して理想的な瞬間に訪れない。成長のプロセスと順位を上げるためにも、我々は勝ちたかった。次の試合結果をポジティブなものにするために、ハードワークをする。勝利だけでなく、敗戦もまた糧になる。今日は数多くのミスを犯し、これらを学習する1部と受け止める。」と、コメントした。

 

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不利なスコアであったにも関わらず、彼は選手たちが見せた闘志とプレーに対して不満がないことを強調した。

「このクラブは、常に持っている力を最大限に出す選手たちが必要だ。私の選手たちは、力の限り戦った。集中力を切らす場面もあったが、プレー態度は常に良かった。」と、語った。

 

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と同時に、オリンピック・スタジアムにおけるクラブ・レオンの選手たちの示したクオリティの高さ、そしてパスとシュートの精度が支配したことを強調した。

「相手チームを称えないといけないと思う。我々にとって、良い1日でなかった。たくさんのボールを失い、厳しいプレッシャーを受けたのが影響した。ボールをとても良くコントロールすることを教えてくれた、相手チームを称えるべきだ。私の理解では、メキシコサッカー1部リーグで最も良いサッカーをするチームだ。」と、付け加えた。

 

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PUMASは水曜日にメキシコ杯ベスト16で、CAイサカテペックと対戦する。ブルーノ・マリオーニ監督は試合の1時間前まで、まだスタメン選手たちを決めないつもりだ。
「スタメン選手たちを起用してプレーをする毎試合、フィジカルがどういう状態であるかを考慮し、決断する。まだ残り3日あるので、誰を起用するか?分からない。」と、締め括った。

 



◆個人的なメキシコサッカー1部リーグの醍醐味

 

自分は何が一番メキシコサッカー1部リーグで大好きであるのか?というと、自分たちが応援しているチームがゴールを決めた瞬間の景色です。そこにはお金持ちだろうが、貧乏であろうが、そこにいる全員が一緒になって喜べる。日頃仕事であったり、家庭であったり、実際には色々なことがあるだろうと思います。ただその一瞬だけは、スタジアム全体が1つになって歓喜する。

 

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PUMASはこの試合の後半11分、立て続けにイエローカードを受けたイドゥケル・ドミンゲスが退場処分に。ゴールキーパー:アルフレッド・サルディヴァルが試合後の記者によるインタビューで答えていたように、前半ほとんど相手チームに(守備陣のミスで2得点)プレゼントしたようなものでした。

 

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それでもなおその13分後に相手チームの選手が一発退場するまで10人で必死になって戦い、さらにその13分後にアラン・モソが挙げたセンタリングパスをカルロス・ゴンザレスが押し込んで同点に。この瞬間、それまでまるで眠っていたかのようなスタンドに物凄い歓声が上がりました。そして「まだ、行ける。さぁ、同点に追いつくんだ!」という空気へと一気に変わったのです。いつもながらの光景と言ってしまえばそれまでかも知れませんが、チームがこういう姿勢で戦っていたり、こういうサッカーをしている間はPUMASをずっと応援し続けるだろうなと改めて思った1日でした。