Pumas de la UNAM

メキシコサッカー1部リーグのクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルを応援している日本人の備忘録

メキシコリーグ2019年後期 第9節 Lobos BUAP 2-1 Pumas

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10人のCFロボス・デ・ラ・BAUPが、PUMASを制し降格争いから一歩抜け出す

 

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CFロボス・デ・ラ・BAUPがPUMAS相手に素晴らしい試合をし、10人で2-1で倒す。2019年後期ステージ第9節の試合で、降格争いから一歩抜け出す

 

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前節昨シーズンのリーグ王者:クラブ・アメリカ相手に大量失点した後に、傷ついていたファン・フランシスコ・パレンシア率いるチームが、この日曜日にホームで会心の勝利で勝ち点で上回るクラブ・アメリカと同じ勝ち点13に到達した。一方のPUMASは、連敗で順位表第15位の勝ち点9のままとなった。

 

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気温28度という気候の中、ロボス・デ・ラ・BAUPとPUMASとの対戦がすがすがしい風を吹き込んだ。得点チャンスが少なかった試合を制したホームチームは、これまでの同じカードで初めてPUMAS相手に勝利を収めた。勝ち星街道に再び戻りたい両チームが繰り広げた第9節の試合は、ホームチームの執念が相手をより上回った。PUMASはファン・マヌエル・イトゥルベ(途中、フェリペ・モラと交代)とカルロス・ゴンザレスという2TOPを出場させたにも関わらず、カウンターアタックを狙うだけでラインを押し上げることをしなかった。

 

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試合開始早々の前半13分、ロボス・デ・ラ・BAUPは得点チャンスを得たがVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)によるレビューと主審:ホルヘ・イサック・ロハスによって、マウロ・ライネスが左サイドから上げたセンタリングはミチャエル・チリノスが決めたシュートはオフサイドの判定でノーゴールとなった。その3分後にカルロス・ゴンザレスが掴んだ得点チャンスは、レイトン・ヒメネスによってクリアされた。


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ロボス・デ・ラ・BAUPは相手チームにプレッシャーを掛けて、それ以上のプレーをすることを許さなかった。そして前半20分、先制点を挙げる。PUMAS陣内から上げたハーフラインを超えるボールを奪ったディフェンダーが、反対に相手陣内へ蹴ったボールをルイス・ダ・シルバがそのままドリブルで突破し、ペナルティーエリアの外から放ったシュートが決まってゴール。危険を冒しながらも、より良いプレーをしていたチームがリードを奪った。

 

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しかし、前半終了間際に、ロボス・デ・ラ・BAUPは10人となってしまう。前半44分、ファン・マヌエル・イトゥルベがフリーで抜け出し相手ゴールに迫ったが、レイトン・ヒメネスがそれを倒してしまい、一発レッドカードを受け退場処分に。しかし数的不利にもかかわらず、ピッチでとても良くチームを再編成することに成功。それ以上ボールを支配されることなく、よりカウンターアタックを狙う戦術に徹底し、マウロ・ライネス、ルイス・ダ・シルバそしてブライアン・ラベージョといった選手たちのスピードを生かした。

 

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1人多いPUMASは上手く試合を組み立てられず、クリアボールを失ったり深刻なエラーを犯すことになる。そしてこれらのプレーによって、ホームチームは危険な場面を避けられた。後半15分、マウロ・ライネスは右サイドから抜け出し、ペナルティーエリアの外におけるPUMAS守備陣の緩いマークから、左脚一閃から素晴らしいシュートで追加点を挙げた。PUMASは2点追う展開で、リスクを冒すべきであった。ブルーノ・マリオ―二監督は、後半18分にサイドバックのヘイソン・アングロを下げフェリペ・モラを投入。ここから、PUMASは闘志を剥き出しにするようになった。

 

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前半には見せなかったプレーを始め、2点を追いかけた。ファン・マヌエル・イトゥルベ、パブロ・バレーラそしてアラン・モソらが相手ゴールを目指し、ロボス・デ・ラ・BAUPを後退させた。後半40分、アラン・モソのセンタリングからカルロス・ゴンザレスが放ったヘディングシュートは、僅かに方向が逸れた。ゴールを狙って上げたセンタリングを、ファン・マヌエル・イトゥルベが放ったシュートは、相手ゴールキーパー:アントニオ・ロドリゲスの正面を突いた。

 

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後半42分、カルロス・ゴンザレスが反転シュートボールは同じくキーパーがセーブ。ルイス・ダ・シルバはカウンターアタックからあわや3点目というシュートを放ったが、ボールはゴールポストをかすめていった。ロスタイムに入って、ようやくショートコーナーからアラン・モソが蹴ったボールをカルロス・ゴンザレスがヘディングで押し込み2-1としたが、結局PUMASは相手を制せないまま試合は終了した。

 

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