FCプエブラがPUMASを1-0で破り、リギージャ(プレーオフ)進出圏内へ
FCプエブラが勝ち点16で順位表の第9位、リギージャ(プレーオフ)進出圏内の第8位:CFパチューカまで勝ち点1差へ
今シーズンたった2得点だった点取り屋:ルーカス・ダニエル・カヴァリーニが目覚め、決勝点。2019年後期ステージ第11節に行われたクアウテモク・スタジアムの試合でPUMASを1-0で破り、ホセ・ルイス・サンチェス新監督となってリーグ戦2勝目。
前半はPUMASが押し気味に試合を進め、ホームチームは苦境に立たせられた。ルーカス・ダニエル・カヴァリーニが放ったシュートが、PUMASディフェンダー:ルイス・キンターナの手に当たる場面もあったが、レフェリーは意図的でないと判断された。その落胆もつかの間、同じルーカス・ダニエル・カヴァリーニが前半16分、オマル・アンドレス・フェルナンデスのフリーキックから放ったヘディングシュートは、相手ゴールを微かに掠めた。
PUMASはすぐさま反撃に転じ、その2分後にファン・マヌエル・イトゥルベがペナルティーエリアの外から強烈なシュートを放ったが、相手ゴールキーパー:ニコラス・ビコニスに止められた。前半20分、PUMASは右サイドのコーナーキックからヴィクトル・マルコラが放ったシュートがゴール右隅に突き刺さったものの、主審:マルコ・アントニオ・オルティスはVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)に判定を委ね、オフサイドでノーゴールという結果になった。
PUMASは奮起し続け敵陣を蹂躙したが、得点王:カルロス・ゴンザレスの出来が今一つで、得た数回のチャンスを潰した。ちょうどハーフタイムに入る前の前半43分、ペナルティーエリア左サイドをドリブルしていたオマル・アンドレス・フェルナンデスから元PUMASの選手であったマティアス・アルスティサへ渡ったボールを強烈な左脚一閃。しかしPUMASゴールキーパー:アルフレッド・サルディヴァルが見事な反応し、ゴール外へ弾き飛ばした。
後半に入ってすぐの7分、オマル・アンドレス・フェルナンデスが左サイドから上げたセンタリングをPUMASセンターバックのアレハンドロ・アリバスがマークを怠った隙をルーカス・ダニエル・カヴァリーニがヘディングシュートで突き刺し、FCプエブラが先制した。
両チームともその後チャンスをそれぞれ迎えたが、ゴールキーパーが共に好セーブを見せ得点を挙げるまでには至らず。特に後半はPUMASのパフォーマンスが前半と比較して著しく落ち、結局そのまま試合は1-0のまま終了。
FCプエブラが勝ち点16で順位表の第9位、リギージャ(プレーオフ)進出圏内の第8位:CFパチューカまで勝ち点1差へ迫り、PUMASは今季5敗目を喫し勝ち点10のまま順位表の第14位。リギージャ(プレーオフ)進出圏内といわれる勝ち点26まであと6節を5勝1敗で行かないといけないという、実質的に不可能な状況に追い込まれた。