UANLティグレスがフリアン・アンドレス・キニョネスの2ゴールで、PUMASをさらに沈める
UANLティグレスがホームゲームで優位に立ち、ウニベルシタリオ・スタジアムにおいてPUMASを2-0で破り、メキシコサッカー1部リーグ2019年後期ステージでリギージャ(プレーオフ)進出への足固めをした。PUMASは2014年後期ステージ以来、このスタジアムで未勝利のままである。
第13節の試合において前半28分と後半6分にそれぞれフリアン・アンドレス・キニョネスが得点を決め、この試合の結果UANLティグレスは勝ち点29へ到達。PUMASは勝ち点13のままとなった。
試合はリズムよく始まりPUMASはピッチで守りを固め、ケヴィン・エスカミージャがミドルシュートを放つ最初の得点チャンスを掴んだが、相手ゴールキーパー:ナウエル・イグナシオ・グスマンが注意深くボールを弾いた。
その後UANLティグレスは前半12分、エクアドル人FW:エネル・レンベルト・バレンシアがペナルティーエリア内でボールを受けシュートを試みたものの、ゴールキーパー:アルフレッド・サルディヴァルが上手くそれを防いだ。
PUMASは引き続き先制点を狙い、カウンターアタックからアラン・モソが右サイドからペナルティーエリア内へ侵入し、センタリング。カルロス・ゴンザレスがこれをシュートしたものの相手ディフェンダーに当たり、マルティン・ロドリゲスがそれをフリーで受けたが、ゴールポスト脇をすり抜けるシュートで大きなミスを犯した。
前半27分、エドゥアルド・ベネガスがペナルティーエリア内でシュートをしようとしたが遅れて出来ず、得た左サイドからのコーナーキックをエドゥアルド・バルガスが蹴り、中央でこぼれたボールをフリアン・キニョネスが押し込み先制点を挙げた。
前半34分、ハーフライン付近でボールを回していたフランシスコ・ハビエル・メサがチームメイトへパスをしようとしたが、それがショートしPUMASに奪われそのままゴール前までドリブルで進んだファン・マヌエル・イトゥルベが相手キーパー:ナウエル・グスマンと1対1になったが、これを完璧に止めてUANLティグレスの窮地を救った。
PUMASは前半さらにチャンスを作ったが、それらをことごとく潰し同点に追い付くことが出来なかった。後半に入ってリードを拡げるべく追加点を狙い、6分ラファエウ・カリオカからのスルーパスを受けたフリアン・キニョネスが相手キーパー:アルフレッド・サルディヴァルを交わして2点目を挙げた。
ホームチームはさらに追加点を狙い、エドゥアルド・ベネガスがペナルティーエリア外からシュートを放ったが、ボールはゴールすれすれに逸れた。後半31分、ペナルティーエリア内中央でカルロス・ゴンザレスが放ったヘディングシュートは、ゴールバーに直撃。幸運の女神は、UANLティグレスにさらに味方した。
この試合の後半42分、2017年前期ステージにアンダー20からPUMASの3部リーグへ加入した21歳の背番号:96のブライアン・メンドーサが、カルロス・ゴンザレスと交代出場してメキシコサッカー1部リーグにおいてデビューを飾った。
ロスタイムまで両チームはさらにゴールチャンスを作ったが、それを決めきることが出来ないままタイムアップ。この勝利でUANLティグレスは勝ち点29で順位表の第2位を守り、PUMASは勝ち点13のまま第15位となった。