Pumas de la UNAM

メキシコサッカー1部リーグのクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルを応援している日本人の備忘録

メキシコリーグ2019年後期 第14節 UNAM 1-0 Tijuana

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PUMASが復活!カルロス・ゴンザレスが窮地を救い、リギージャ(プレーオフ)進出へ最小の期待を与える

 

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対クラブ・ティファナ戦における後半終了間際のゴールで、PUMASはリギージャ(プレーオフ)進出に一縷の望みを繋げられた。前後半合わせて80分以上無気力であったPUMASを、カルロス・ゴンザレスが得点しクラブ・ティファナに対して1-0で勝利した。

 

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PUMASは4-4-2のシステムでこの試合に挑み、対するライバルチームは4-2-3-1のシステムにより、引いた形で後方6人の選手を守備に割きPUMASによるバイタルエリアへの侵入を防いだ。ブルーノ・マリオ―二監督は、後半開始からヴィクトル・マルコラに代えてファン・マヌエル・イトゥルベを、そしてマルティン・ロドリゲスに代えてパブロ・バレーラをそれぞれ投入したものの、十分な効果は得られないまま。一方クラブ・ティファナは、後半33分に試合を通して最も明らかなチャンスを潰し勝利を放棄した。

 

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クラブ・ティファナのオスカル・パレハ監督は、『20/11ルール』(21歳未満の選手たちが、そのトーナメントやカップ戦などで総時間が1000分(約11.12試合)優先的にプレーを出来るように)を満たすため、正ゴールキーパー:マヌエル・ヒブラン・ラフを下げてカルロス・イゲラを先発出場させた。メキシコサッカー1部リーグのデビューを果たしたカルロス・イゲラに対して、後半35分にルイス・キンターナが放ったシュートがゴールバー直撃のシーンがあった以外は、ほぼ危険な場面がないまま試合は進んだ。

 

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後半33分、エクアドル代表のミジェル・アレハンドロ・ボラーニョスとファビアン・カスティージョがカウンターアタックからゴール前で決定的な場面を決めていれば、クラブ・ティファナの勝利であったはずだった。ゴールキーパー:アルフレッド・サルディヴァルがゴール前から飛び出した時、ミジェル・ボラーニョスは走りこんだファビアン・カスティージョを見ながらラストパスを送ったが、カスティージョが放ったシュートはゴール右サイドへ逸れ、観衆の全員が驚いたのだった。

 

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ブルーノ・マリオ―二監督はメキシコ杯準決勝後にロッカーへ向かう道すがら、記念撮影をねだるFCファレスのファンと揉めた際に暴力行為をしたとして2試合の出場停止処分を受けたのに続き、この試合でもまたクラブ・ティファナの選手へタッチラインを割ったボールを戻すためにピンチの中まで入って揉めたことによる退場処分を受けた。

 

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そしてその直後の後半42分、右サイドからファン・マヌエル・イトゥルベが蹴ったコーナーキックを、ゴール前でヘディングの競り合いに勝ったカルロス・ゴンザレスがゴール奥へ突き刺した。

 

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全幅の信頼を置くカルロス・ゴンザレスのおかげで勝ち点16で順位を上げたPUMASは、次節対クルス・アスル戦でリギージャ(プレーオフ)進出への最後の望みを賭ける。

 

※勝ち点16・PUMASのリギージャ(プレーオフ)へ進出する可能性:1%

残り3節(ホームゲームで対デポルティーボ・トル―カ戦とアウェイゲームで対クルス・アスル戦、サントス・ラグーナ戦)を全勝し、かつサントス・ラグーナ、ロボス・デ・ラ・BAUP、デポルティーボ・トル―カとFCプエブラがその間に勝ち点を挙げないことが条件となる。

 

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