サッカー専門調査機関「CIES」が過去5年間の1試合平均の観客動員数を調査
スイスのサッカー専門調査機関「CIES Football Observatory」は、全世界のサッカーリーグを対象にした観客動員数に関するレポートを公開した。過去5年間(2013〜2018年)の1試合平均の観客動員数では、メキシコサッカー1部リーグは第4位となった。
今回、「CIES」が調査対象にしたのは42カ国で、ディビジョンごとに分けて合計51のリーグに関して調べている。また、2013年から2018年までの過去5年間を対象の期間と指定している。
第4位は元日本代表MF本田圭佑が昨季までプレーしていたメキシコのリーガMXで、その観客動員数は2万5582人。日本のサッカーJ1の1.4倍ほどの観客を動員している。
Football ZONE WEB/フットボールゾーンウェブ/スペイン語版(Vanguardia)
【関連】2026年W杯開催の北中米3カ国、新リーグ創設構想
[ロンドン 2018年10月10日 ロイター] - サッカーのメキシコ1部リーグのエンリケ・ボニジャ会長は10日、2026年に米国、カナダ、メキシコで開催されるワールドカップ(W杯)を契機に、クラブの北米リーグを創設する構想を明かした。
北中米3カ国は48チーム開催となる初のW杯を開催し、多くの試合は米国が会場となるが、同地区のクラブ王者はメキシコのチームが独占している。メキシコ1部は米国内でも最も視聴者の多いリーグで、平均観客動員数も2万6500人に上る。
一方で、世界的なテレビ放映権料やスポンサーシップの収入は、欧州のトップリーグと比較して劣っている。ボニジャ氏は大陸内でのトップリーグが組み合わせられることで、変化を生み出すことができるという構想を持っている。
ロンドンでの会合を終えたボニジャ氏は「W杯を開催できれば、北米リーグや北米カップを開催できる。主要な目的は、共に成長して競争力を高めることだ。そうでなければ、欧州の豊かな人々だけのものになってしまう」と述べた。