Pumas de la UNAM

メキシコサッカー1部リーグのクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルを応援している日本人の備忘録

メキシコリーグ2019年後期 第16節 UNAM 2-2 Toluca

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デポルティーボ・トル―カがPUMASとドロー、リギージャ(プレーオフ)進出を逃す

 

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イレギュラリティー(不規則さ)。リギージャ(プレーオフ)進出のために、2019年後期ステージでPUMASが行ってきた、最高の形容詞である。PUMASは今シーズンを通して忠実さを見せてきたオリンピック・スタジアムに別れを告げた。そのイレブンは時に本当に欲しいものを知らないような、全く微妙で予測不可能だった。

 

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彼らを相手にしたデポルティーボ・トル―カは、リギージャ(プレーオフ)進出のために残り2節を全勝するかどうかであることを知っていた。その最初の一歩はオリンピック・スタジアムにおけるアウェイゲームであったが、彼らは今シーズンビジターでたった1勝しかしていなかった。

 

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ブルーノ・マリオ―二監督は、この試合サイドバックにアラン・モソとジェイソン・アングロ、センターバックにアンドレス・イニエスタラとパブロ・ハケス、ボランチにダヴィッド・カブレラとヴィクトル・マルコラ、サイドハーフにブライアン・フィゲロアとパブロ・バレーラ、2TOPにフェリペ・モラとカルロス・ゴンザレスを据えた4-4-2システムを起用した。

 

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そして、全ては上手く行っていた。PUMASは試合開始早々から、主導権を握った。前半2分、ヴィクトル・マルコラのミドルシュートをゴールキーパー:アルフレード・タラベラが弾き、早くも先制点を奪うかに見えた。しかしながら、ブライアン・フィゲロアがそのこぼれ球を拾って押し込んだゴールは、線審によるオフサイドの誤審で幻となった。さらにその後ダヴィッド・カブレラがペナルティーエリア外から放ったミドルシュートは、またもやアルフレード・タラベラが弾きゴールポストに阻まれた。

 

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その後も幾つかのチャンスを決めきれなかったPUMASは、前半40分にエリア中央で左サイドからのセンタリングパスをスルーしたフェリペ・モラが、中央でボールを受けたカルロス・ゴンザレスとのワンツーで抜け出し先制点を挙げた。対するデポルティーボ・トル―カは、エマヌエル・ジグリオッティが前半終了間際に得たフリーキックを蹴り込んだが惜しくもゴールキーパー:アルフレッド・サルディヴァルにパンチングで防がれた。

 

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後半に入っても、PUMASが試合を押し気味に進めた。後半3分ペナルティーエリア内でカルロス・ゴンザレスが倒され、ペナルティキックを獲得。これをヴィクトル・マルコラが決め、追加点。しかし試合はここから、デポルティーボ・トル―カが少しずつ押し返すことになる。

 

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後半11分、ペナルティーエリア左外でフリーキックを得たフェデリコ・アンドレス・マンクエージョが、見事なシュートを決め1点差。ここでデポルティーボ・トル―カのベンチが動き、ウィリアン・フェルナンド・ダシルヴァに代わってアントニオ・リオスを投入。その直後にアラン・モソがペナルティーエリア内で相手フォワードを倒してしまい、ペナルティキックを献上。これをアレクシス・ペドロ・カネロが決め、難なくドローに追い付く。

 

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デポルティーボ・トル―カのリカルド・ラ・ボルペ監督は、さらに後半26分にアラン・メディナに代わってエンリケ・トリベリオを投入し、5-3-2のシステムにおける2TOPから3TOPにして嵩に懸かって攻めた。片方でブルーノ・マリオ―二監督は、後半18分にフェリペ・モラからファン・マヌエル・イトゥルベ、22分にパブロ・バレーラからマルティン・ロドリゲスを投入した。

 

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後半の残り15分は勝ち越し点を挙げるために、ロングボールを多用し相手のミスを狙った。デポルティーボ・トル―カはリギージャ(プレーオフ)進出のために勝たなければならなかったので、アルフレッド・サルディヴァルの守るゴールへプレッシャーを掛けた。しかしながら必要であった3点目は挙げることが出来ず、オリンピック・スタジアムにおいてその可能性を失った。

 

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