サントス・ラグーナが、PUMASに対して大量得点でトーナメントに別れを告げる
PUMASに対して5-2の勝利で、2019年後期ステージをコロナ・スタジアムの拍手喝采で終える
サントス・ラグーナは、2019年後期ステージの最終節においてPUMASに対して5-2という大量得点で、トーナメントに別れを告げた。両チームともに様々なの変更をするためにシーズンを終え、2019年前期ステージに向けた休暇を取る。前半2分、右サイドを抜け出したブライアン・ロサーノが挙げたファーサイドのポストへ向かうセンタリングは、フリオ・セサル・フルチがヘディングで合わせたが惜しくも得点に至らなかった。
サントス・ラグーナはアイルトン・プレシアードとブライアン・ロサーノが左サイド、マルロス・モレノが右サイドから、それぞれボールコントロール良く試合をスタートした。前半12分、ブライアン・ロサーノがペナルティーアークへセンタリングしたボールは、ディエゴ・アルフォンソ・バルデスが受け、リバウンドしたボールを正確に叩いたシュートはゴール左上隅付近へ決まり、1-0と先制した。
サントス・ラグーナが優勢に試合を進め、ボールをタッチしても続行したのに対し、PUMASは秩序ある前進を確立できなかった。サントス・ラグーナは前半18分、ディエゴ・バルデスが出場停止中のホセ・ハビエル・アベージャに代わって先発出場したカルロス・エミリオ・オランティアへ右サイドに展開し、ファーサイドへセンタリングしたボールをフリオ・フルチが合わせて、2点目。
このゴールの後でPUMASは反撃に移り、攻撃に対して活気を見せた。前半23分、カルロス・ゴンザレスがペナルティーエリア内で中央後方にいたフェリペ・モラにスルーパスするも放ったシュートは惜しくもゴールバー直撃だった。サントス・ラグーナが更なる追加点を挙げたのは、その5分後だった。ディエゴ・バルデスがニアサイドへ蹴ったフリーキックは、またもやフリオ・フルチが左サイドのポストへ当てるシュートで3-0とした。
ここからサントス・ラグーナのインテンシティは下がり、それをPUMASがより強い主張を持って相手ゴールへ向かおうとした。前半33分、ヴィクトル・マルコラが蹴ったフリーキックはニアサイドでフェリペ・モラがヘディングで合わせ、3-1とした。PUMASは両サイドから攻撃を仕掛けたが、同時にペナルティーエリア外からのシュートも放った。ブライアン・フィゲロアがファーサイドへ放ったシュートは、ゴールキーパー:ホナタン・エマヌエル・オロスコを脅かした。
後半に入ってサントス・ラグーナは、PUMASから流れを引き戻そうとした。イデケル・ドミンゲスによるセンタリングから、フェリペ・モラが放ったヘディングシュートはホナタン・オロスコによるスーパーセーブによって阻まれた。後半12分、その直後にサントス・ラグーナはカウンターアタックからアイルトン・プレシアードが左サイドへ開き、ブライアン・ロサーノがセンタリングしたボールをマルロス・モレノが決め、4-1とリードを拡げた。
後半32分、右サイドのコーナーキックをブライアン・ロサーノがエリア内へのセンタリングとなり、マテウス・ドリアがこれをヘディングで合わせて5-1とした。後半42分、PUMASはその後、サントス・ラグーナの不注意なプレーでカルロス・ゴンザレスが送ったセンタリングをアンドレス・イニエスタラが押し込んで5-2とした。
このようにしてサントス・ラグーナは勝ち点19の第11位で2019年後期ステージに別れを告げ、PUMASに対して初めて5得点を挙げた。PUMASは、勝ち点17の第15位に留まった。