先週一度レビューをしましたが、最後に書いた『何が起きるか？最後まで分からない』通り、モナルカス・モレリアがクラブ・レオン相手にアウェイゲームでドローを拾い、ＣＦモンテレイがホームゲームで最下位ベラクルス相手にまさかのドロー。
ここに来て、ますます混迷を極めてきた感が強いです。毎シーズンそうですが、今シーズンはより最終節まで何が起きるか？分からない感じですね。それでは、第１７節が終わった時点で、もう一度おさらいしておきましょう。
こちらが、今日現在の順位表。
リギージャ（プレーオフ）進出は近年の傾向からして最低勝ち点２６がボーダーラインと言われているので、上位５位まではほぼ進出確定。残りの３席をこの７チーム（ＣＦアトラスはあと１試合しか残っていないので除外）が争う構図です。それぞれのチームの残り試合数とライバル関係とで、
難易度をA（難しい）、B（やや難しい）、C（易しい）
で分けてみます。
まずは、現在第６位（勝ち点２５）のケレタロＦＣ。残り２試合（うち１試合は、第１４節のサンルイス戦延期分）で、前節第４位のＵＡＮＬティグレスとのホームゲームをドロー。残り試合がアウェイゲームで予断は許さないと言えるでしょう。安全圏と言われる勝ち点２６まで、最低でもあと１分けが必要です。
難易度C（易しい）
昨日のアウェイゲームでクラブ・レオン相手にドローに持ち込んだ、第７位タイのモナルカス・モレリア（勝ち点２４）。残り２試合で安全圏と言われる勝ち点２６まで１勝もしくは２分けが必要。ホームゲームで対ＣＦプエブラ戦はともかく、残りの試合はアウェイゲームの対第５位ケレタロＦＣ戦であり、かなり厳しい戦いが予想されます。
難易度C（易しい）
続いて、現在第７位タイ（勝ち点２４）のクラブ・ティファナ。同じく残り２試合ですが、同じ圏内にいるＣＦモンテレイおよび最終節のクラブ・レオン戦のホームゲームと言え、かなり苦戦することが予想されます。安全圏と言われる勝ち点２６まで１勝もしくは２分けすることは安易ではないでしょう。
難易度B（やや難しい）
そして、引き続き現在第９位（勝ち点２２）の我がＰＵＭＡＳ。残り２試合のうちリギージャ（プレーオフ）進出圏外のＦＣファレス戦はホームゲームでやや分があるように見えますが、最終節の対ＣＦパチューカ戦は相当難しい試合になることが予想されます。安全圏と言われる勝ち点２６まで最低でも１勝１分けが必要です。
難易度B（やや難しい）
前回のレビューではあえて入れませんでしたが、あと２節全勝すれば十分目がある第１０位（勝ち点２１）のＣＦパチューカ。次節のアウェイゲーム対ＵＡＮＬティグレス戦は相当厳しい試合が予想されますが、万が一勝つようなことがあれば最終節ホームゲームの対ＰＵＭＡＳ戦は、全力を挙げて向かってくることになるでしょう。安全圏と言われる勝ち点２６まで最低でも２勝が必要です。
難易度A（難しい）
前節最下位ベラクルス相手にまさかのドローだった第１０位（勝ち点２１）タイのＣＦモンテレイ。残り２試合で安全圏と言われる勝ち点２６まで２勝必要ですが、次節のアウェイゲーム対クラブ・ティファナ戦はともかく、最終節にＣＦアトラスというのは、比較的組み易いと言えるでしょう。
難易度B（やや難しい）
第１３位（勝ち点２０）のクルス・アスル。残り２試合で安全圏と言われる勝ち点２６まで全勝が必要ですが、首位サントス・ラグーナとのアウェイゲームは相当苦戦するであろうと思われます。
難易度A（難しい）
ここまで見てみて、残りの３つの椅子はケレタロＦＣとモナルカス・モレリア。そして、それ以外の難易度Bのチームは横並びであるだろうと思われます。
