Pumas de la UNAM

メキシコサッカー1部リーグのクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルを応援している日本人の備忘録

メキシコリーグ2019年前期 第18節 UNAM 1-1 FC Juarez

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メキシコサッカー1部リーグの大半のクラブが喜んだ!

ゴールバーやポストに嫌われ、ペナルティーキックをも外し、PUMASのリギージャ(プレーオフ)進出が消える

 

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PUMASは自力でリギージャ(プレーオフ)進出することが出来たにもかかわらず、FCファレスゴールへ3本のポスト直撃などで運に見放され、リギージャ(プレーオフ)進出圏外へ

 

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夢は悪夢へと変わった。PUMASは自力でリギージャ(プレーオフ)進出する可能性を持っていたにもかかわらず、得点チャンスをことごとく潰し、ペナルティーキックまでも外してしまった。オリンピック・スタジアムで行われた対FCファレス戦のドローという結果は、今や最終節でCFパチューカ戦に勝ったとしてもその行方は他チームの結果次第となってしまった。

 

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2-0とリードを拡げられた場面が何度もあったのに彼らのミスが犠牲となり、ロスタイムにおける過大な苦しみの末、引き分けという結果に終わってしまった。このドローは、CDグアダラハラ、クルス・アスル、CFパチューカ、とクラブ・ティファナ、さらにはモナルカス・モレリアとCFモンテレイという第8位以内を争うクラブに息を吹き返させた。

 

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待望の先制点は、前半が終わる前に生まれた。アラン・モソが送ったファーサイドのセンタリングをフェリペ・モラがヘディングで折り返し、中央でフリーになっていたカルロス・ゴンザレスへ。押し込むだけだったボールをゴールへ突き刺し、1-0とリードを奪った。

 

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PUMASの勢いは先制点が生まれる前から、始まっていた。前半20分、ブライアン・メンドーサが放ったペナルティエリア内における相手ゴール直撃のシュートや、ヴィクトル・マルコラがカルロス・ゴンザレスへ送ったセンタリング。惜しくもそのシュートは、枠を外れた。

 

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後半9分、ゴール前でキーパーと1対1になったカルロス・ゴンザレスは、相手に足をすくわれた拍子に倒され、肩を負傷した。ペナルティーキックを獲得していたにもかかわらず、そのままピッチを後にし代わりにリーグ戦で今シーズンやっと1ゴールを決めたばかりのマルティン・バララガンが出場した。ヴィクトル・マルコラはリギージャ(プレーオフ)進出の願いを込めてゴール左隅下を狙ってシュートしたが、相手ゴールキーパー:イバン・バスケス・メジャドに止められた。

 

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期待してされていたようなPUMASによる攻勢を導くべきだったヴィクトル・マルコラは、この日は運を持っていなかった。後半13分、PUMASがまさに追加点を必要としていた時、ペナルティーキックを外した。だからこそ、スタジアムのサポーターらはブーイングを浴びせ、そこから彼はその借りを返すことなく、荒れ狂うサポーターの標的となったのであった

 

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逆に後半の21分、FCファレスのミッドフィルダー:ホセ・ホアキン・エスキベルがペナルティエリアの外から放った力強いシュートは、ゴラッソとなって1-1のドローに追い付いた。これでプレッシャーが掛かったPUMASは、その直後の後半24分、マルティン・バララガンがヘディングシュートを放ったが、またしても相手ゴールキーパー:イバン・バスケス・メジャドにパンチングで防がれ、ボールはゴールを逸れていった。

 

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同じくマルティン・バララガンがロスタイム2分に放ったヘディングシュートは、ゴールバーを直撃。さらにはケヴィン・エスカミージャが放った力強いミドルシュートもまた、ゴールバーに嫌われ、逸れていった。こうして全てが終わった。こうしてPUMASの期待は粉砕され、いみじくも2019年後期ステージのメキシコ杯準決勝で敗れた、ガブリエル・カバジェロが率いるFCファレスに再び引導を渡された結果となった。

 

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カルロス・ゴンザレスは、鎖骨を負傷

この日の午後リギージャ(プレーオフ)進出を賭けて、対FCファレス戦でPUMASが最も勢いがあった時に悪い知らせが届いたのは、チームの得点王:カルロス・ゴンザレスがペナルティエリア内で倒され、鎖骨を負傷した時であった。

相手ゴールキーパー:イバン・バスケス・メジャドは彼を止めようとしてピッチ内に倒し、そのまま動けなくなったPUMASのフォワードは救急カートへ乗せられて、そのままピッチへ戻ることはなかった。

 

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