Pumas de la UNAM

メキシコサッカー1部リーグのクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルを応援している日本人の備忘録

メキシコリーグ2019年前期 第19節 プレビュー

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クラブは将来のために、様々な面で働いている:ミッチェル監督

 

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PUMASの監督:ミゲル・ゴンザレス“ミッチェル”監督は、他チームの結果次第で可能となるリギージャ(プレーオフ)進出を考慮することなく、仕事を継続していると述べた。

「沢山の可能性を失ってきたのは、間違いない。何故ならば、もう自力でリギージャ(プレーオフ)進出することはできないからだ。ただ唯一今週土曜日の夜9時に行われる試合に勝って、他チームの結果次第という望みは残っている。いずれにしても、クラブは将来のために様々な面で働いている。解決策を模索しており、そういう意味でも立ち止まるわけにはいかないんだ。」

 

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そしてPUMASのドローに終わった直近の試合(FCファレス戦)から、どのように働いてきたか?を説明した。

「我々は常にリギージャ(プレーオフ)進出するという目標を設定しているので、少しがっかりして元気を失っている。監督としての私の義務はそのムードを振り払って、態度を今までと変えないで取り組むことだ。ここ数日のトレーニングはプロフェッショナルとしての義務として誰がチームの責任者であり、そして決して立ち止まらないという私の個人的な意図を尊重して、それまでと全く同じようにしている。」

 

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個別メニューでトレーニングをしているカルロス・ゴンザレスとニコラス・フレイレについて、アナウンスをした。

「カルロス・ゴンザレスは今日から全体トレーニングに参加可能であったが、より慎重にするため見合わせた。連絡がない状態でトレーニングしており、明日には合流して欲しいと思っている。ニコラス・フレイレは膝のかなり敏感な関節を痛めており、100%でないためより難しい状況だ。したがって我々は非常に注意を払う必要があり、選手たちは確実にプレーが出来るか分からない。」

 

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そしてまたスタメン起用もしくは起用しないの選手たちは、あくまでも戦略的な決定であると述べた。

「1年を通して、全ての選手たちを起用すると言ったはずだ。ここ数戦の試合で、良いパフォーマンスをしてくれると考えていた。ジェイソン・アングロとファン・パブロ・ヴィゴンのケースは、そういう起用をした。」

 

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※本日PUMASの新代表として、厚生省の顧問および最高情報責任者であったレオポルド・シルバ・グティエレス氏を後任としてクラブから公表された

一方でクラブの首脳陣の変更について、こう語った。

「我々は、組織面で何を見つけようとしているのかを分かっている。我々とトレーニングをしている多くの下部組織出身選手のとって、より沢山の可能性を手にするチャンスが巡ってくるので良い機会だ。新たな展開の始まりであり、私の個人による決定ではないが、期待して見ている。」

 

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「PUMASが財政的に困難なことは、分かっている。前にも言った通り、下部組織出身選手やTOPチームいる選手たちを入れ替えたりするイメージをしなければならない。そしてそれが今シーズン戦ってきたように、我々の他チームと競争をすることを止めることには繋がらない。今まで知らなかった話題ではなく、これまでいる同じクラブで5ヶ月前から知っていたことだ。この陣容を維持しなければならないのであれば、最後までリギージャ(プレーオフ)進出する可能性を模索するまでだ。そうやって我々のメッセージと考え方を変えずに、やっていく。」と、言った。

 

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そして、こう付け加えた。

「今まで私が監督をしてきたクラブでは、決して選手たちを獲得してきた訳ではない。売却してきたんだ。私にとって、それは今までと同じだ。クラブは、私を下部組織で仕事をする監督であると信頼してくれている。それに対してガッカリすることもなければ、元気を失うこともない。それが仕事の物差しであると知っていたし、良いと思っている。PUMASのようなチームのサポーターにそれを説明することは非常に難しいということは知っているが、それが現実であってそれに直面し考慮しなければならない。」

 

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最後に、こう強調した。

「監督というものは、自分がうまくやったことや改善すべきだと思うことを言う必要はない。多くの場合彼は良い仕事をしたが、全体的な結果はパフォーマンスをもたらしていないと考えがちだ。それは、意味のない言葉だ。我々は仕事をしなければならないし、勝利を収めなければならない。しかし最後に評価するのは、監督ではなく首脳陣だ。自分が行っている仕事が良かったり悪かったりすれば、将来的に自ずと結果は出るだろう。」