Pumas de la UNAM

メキシコサッカー1部リーグのクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルを応援している日本人の備忘録

メキシコ杯2019年後期 ラウンド16 1stレグ Santos 4-2 UNAM

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サントス・ラグーナがメキシコ杯1stレグで、PUMAS相手に大量得点

 

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サントス・ラグーナは4-0と大量リードを奪ったが、PUMASは2本のペナルティキックで2点を返し、2ndレグに望みを繋いだ

 

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サントス・ラグーナは4-0と大量リードを奪ったが、PUMASは2本のペナルティキックで2点を返し、来週オリンピック・スタジアムで行われるメキシコ杯2019年後期ラウンド16の2ndレグに望みを繋いだ。水曜日の夜にコロナ・スタジアムで行われた試合でPUMASは前半18分の退場処分で数的不利に追い込まれ、試合を通して圧倒的に押され最後には大惨事を免れたものの逆流に飲み込まれた。

 

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両チームともに非常にダイナミックにそしてバランスのとれたサブメンバー中心にプレーをし、サントス・ラグーナが主導権を握り少しずつ相手ゴールへと近づいていった。PUMASは少ししか得点チャンスを作れなかったが、前半8分左サイドからのセンタリングからルイス・キンターナがシュートを放ったものの、相手ゴールキーパー:カルロス・アセベドが素晴らしいパンチングで防ぎ、窮地を救った。PUMASが再びチャンスを掴むまでに相当な時間が経ったが、その前に前半12分ペナルティーエリア内におけるシュートがマルティン・バララガンの手に当たり、主審:ブリアン・オマル・ゴンザレスは線審エンリケ・イサク・ブストスに確認した上でペナルティキックを宣告した。

 

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しかしながら線審の勘違いによって、一番クレームをつけていたヘスス・リバスが退場処分になり、またVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)もないメキシコ杯ということもあり、ヘスス・リバスはピッチを去らざるを得なかった。キッカーのアドリアン・ロサノはこれを失敗。ボールは、ゴールキーパー:ホセ・カスティージョの手の中に収まった。それにもかかわらずPUMASは1人少ない10人となり、ミッチェル監督はバランスを取るために調整せざるを得なくなった。

 

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サントス・ラグーナはそのミスも意に介せず、ひたすらサイドからの攻撃でゴールを目指した。前半30分、カルロス・オランティアが右サイドから仕掛け、ゴールライン付近における相手ディフェンダーとの1対1から正確なセンタリングをファーサイドへ。これをエドゥアルド・アギーレがヘディングで押し込み、先制した。これでリズムに乗ったサントス・ラグーナは、前半43分またもやオランティアによるセンタリングからゴール前における飛び出しを誤ったゴールキーパーに乗じて、同じくエドゥアルド・アギーレがシュートしたものの、これはゴールバーの上を掠めていった。PUMASは前半終了間際に、マルティン・バララガンがペナルティーエリア内にいたルイス・キンターナへパス。反転してシュートを試みたが、これは惜しくも外れた。

 

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後半に入ってもサントス・ラグーナは主導権を握り続け、後半3分ダビド・アンドラーデが送ったパスをルイス・キンターナが逸らしたボールをエドゥアルド・アギーレがヘッドで逸らし、フリーになっていたオクタビオリベロが左足で決め追加点を挙げた。これで試合は完全にサントス・ラグーナの一方的な流れとなり、後半14分ホナタン・ディアスが対角線に送ったセンタリングを、右サイドで詰めていたオクタビオリベロが押し込み自身2点目、チームの3点目を挙げた。サントス・ラグーナは2ndレグに十分なアドバンテージを持ち込むために、さらに追加点を狙った。PUMASは相手陣内でゴールを目指したが相手ディフェンダー陣にことごとく跳ね返され、逆に後半21分オクタビオリベロの正確なスルーパスから右サイドから詰めていたエドゥアルド・アギーレが相手ゴールキーパーを交わして、4点目。

 

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これに対して後半25分、PUMASはマルコ・ガルシアがペナルティキックから漸く1点を返したが、サントス・ラグーナはブリアン・ロサノとエリック・カスティージョのレギュラー陣を投入し、それ以上の反撃を拒んだ。PUMASは更なる追加点を防ぐべくスペースを空けないようにしたが、逆に後半43分ルイス・キンターナが放ったオーバーヘッドシュートがポスト直撃。このリバウンドボールを相手ゴールキーパー:カルロス・アセベドが防ごうとしたところをPUMASのフォワードと衝突。再びペナルティキックを献上した。

 

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ヴィクトル・マルコラがこれを冷静に決め、PUMASは29日の夜7時キックオフ予定である2ndレグに向けて、スコアを4-2で何とか望みを繋いだのであった。

 

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