Pumas de la UNAM

メキシコサッカー1部リーグのクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルを応援している日本人の備忘録

マドリードにおけるPUMASの奇跡とは何だったのか?

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2004年8月31日。ウーゴ・サンチェスのキャリアに敬意を表して、またレアル・マドリードで最高のストライカーの1人として、その後PUMASの監督として、第26回サンティアゴ・ベルナベウ杯を勝ち取りました。それは非常に厄介な試合で、PUMASは1-0でレアル・マドリードを破りました。彼は、親善試合以上プレイをしていました。そしてPUMASの歴史に栄光の1ページを刻みました。マドリードにおけるPUMASの奇跡とは何だったのでしょうか?

 

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あれから11年経った今、それを賛辞する方法としてここに彼らイレブンのキャリアの一部を振り返ってみましょう。

 

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セルヒオ・ベルナル 45歳

ゴールキーパーは2010年にそのグローブを置き、引退後はPUMASのユースにて2015年1月まで働いていました。今日では、メキシコ自治大学の門を守りながら同じ情熱を持ってウイナーを待つレアリティ・ショー『無人島』というテレビ番組に出演中です。

 

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イスラエルカストロ 34歳

マドリードの奇跡の立役者は現在、CDグアダラハラで降格争いを戦っています。 PUMASを去った後、2011年にクルス・アスルへ。そしてその2年後グリーンバレーにレースへ乗り出しました。最大の成果は、ギジェルモ・バスケスのコーチ陣としてメキシコ杯を制覇したことでしょう。

 

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ダリオ・ヴェロン 36歳

パラグアイ人DFはこの試合をプレーした選手のうち、唯一の現役選手として今もプレーを続けています。『魔術師』はPUMASのジャージを着て400試合出場を達成し、今もなおチームの要として活躍し続けています。

 

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ホワキン・ベルトラン 38歳

その後、キャプテン・ベルトランはPUMASに彼の人生すべてを捧げていました。この勝利の2年後、クルブ・ネカクサというチームでさらに多くの時間を過ごしたいという願望を持ってチームを去ることになります。そこで栄光を勝ち取ることなく、クルス・アスルへ移籍後最終的にケレタロで彼は彼のキャリアを終えることになりました。テレビサというテレビ局のコメンテーターをした後、今ではケレタロFCの取締役であります。

 

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ハイメ・ロサーノ 35歳

PUMASで2シーズン連覇を達成した後、2005年前期シーズンにおいて、『ジミー』は市場で最も高価なプレーヤーとなりUANLティグレスと契約をしました。数年間の良いシーズンの後、クルス・アスルへ移籍し、その後PUMASとの決勝戦を演じたモナルカス・モレリアで彼の元チームメイト:ホアキン・デル・オルモの使命を委任され、再び2012年にプレーをしました。そして、このMFはグラウンドから去ることを決意しました。現在は、ケレタロFCのアンダー20チームのヘッドコーチです。

 

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ホセ・ルイス・ロペス 35歳

常に達成者であり続けた『パレヒータ』は、2007年にクラブを去りました。PUMASが彼のキャリアの中で最もプレーをしたクラブとなりました。その後、ネカクサ、クルス・アスル、モナルカス・モレリアメリダ(ベナドスFC)、CDイラプアト、CFコレカミノスUAT、ティブロネス・ロホス・デ・ベラクルス、そして最後に引退することになるメリダ(ベナドスFC)へ再び移籍をしたのでした。

 

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ホワキン・ボテロ 37歳

PUMASで2シーズン連覇後、再び栄光の瞬間を迎えることのなかったボリビア人は、2006年にチームを去り世界中でプレーをすることになりました。アルゼンチンからベネズエラ、クェート、中国、そして最後に2014年ボリビアのチームで引退することになります。そして、自国代表として20ゴールを上げ最多得点者としてその名を刻まれています。

 

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ヘラルド・ガリンド 37歳

『ジェリー』が2006年にクルブ・ネカクサへ移籍するため、PUMASを去った翌シーズンに同じクルブ・ネカクサへ、その後CFモンテレイ、テコスFC、クラブ・ティファナ、アルタミラFCへと移籍し続け、引退しました。試合よりもピッチの外で恐ろしい喉頭癌を克服するためにより困難な時間を過ごすことに。現在はその危険から逃れて、カピタン・ベルトラン、ジミー・ロサーノらとケレタロFCの取締役を務めています。

 

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レアンドロ・アウグスト 38歳

メキシコへ帰化したブラジル人は現在、メモ・ヴァスケス監督下で技術コーチをしています。2011年に一度PUMASを去ってクラブ・ティファナへその後、CFプエブラへ移籍し、2014年にPUMASへ戻って2014年前期シーズンにおいて怪我のため引退することになりました。

 

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フランシスコ・フォンセカ 36歳(写真右)

シーズン連覇を達成した後『キキン』は、SLベンフィカ(ポルトガルサッカー1部rりリーグ)でプレーをしたのち、UANLティグレスへ。アトランテFCへ移籍した後、2015年コスタリカのチームにおいて引退。現在はTDNというテレビ局の解説者をしています。

 

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ディエゴアロンソ 40歳

マドリードにおける勝利の後、少しの期間をPUMASでプレーをし続け、2005年にスペイン、中国、アルゼンチン、ウルグアイでプレーをしたのち2011年にCAペニャロール(ウルグアイ・サッカー1部リーグ)で引退。現在はCFパチューカで監督をしており、前シーズンはプレーオフ準決勝まで勝ち残りました。

 

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ウーゴ・サンチェス 57歳

PUMASの後、クルブ・ネカクサ、メキシコ代表、UDアルメリア(現在リーガエスパニョーラ2部)、CFパチューカを監督して率いるも、5年間の間タイトル獲得はならず。現在はESPNというテレビ局で『フットボール・ピカンテ』という番組の解説者をしています。