Pumas de la UNAM

メキシコサッカー1部リーグのクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルを応援している日本人の備忘録

今シーズンより新主将は、ルイス・フエンテス

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今シーズン開幕前に撮影された、新ユニフォームを纏った選手たちの前にフランシスコ・パレンシア新監督。よ~く見てみるとキャプテン・マークを巻いているのは、ルイス・フエンテスです。

 

デビューして7年目。デビューイヤーをいきなりリーグ優勝で飾り、その2年後にも再度優勝を経験。昨年はコパ・アメリカに参戦するメキシコ代表にも召集され、いよいよ選手として脂が乗ってきた今シーズンに新主将を任命されました。本人は謙遜して「精神的な支柱は、あくまでもダリオ・ヴェロン(旧主将)だ。」とインタビューで答えていましたが、そろそろチームを引っ張る重責やチームメイトをまとめるためにプレーで見せなければならない時期に差し掛かったんだろうと想像されます。

 

昨年までメキシコで居た際にプレーを見ていた時には思いつきもしなかったような抜擢ですが、これを機会にさらに飛躍してプレーの幅を増やしてチームにますます貢献して欲しいものです。

 

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右サイドの手前にいる6番を付けているのが、下部組織出身のケヴィン・エスカミージャ。昨年まではリーグ戦などではベンチにいることすら出来なかった若手ですが、今シーズンからいきなり背番号6を与えられ、初戦も途中出場を果たしました。個人的にも若手の中では実力ナンバーワンではないか?と思った時期もありましたが、その初戦でも途中出場にも関わらず余計な警告を受けるなど、まだまだ1部リーグで鎬を削るには経験が足りないように思われます。

 

ただこうやって下部組織出身の若手選手が中心となって1部リーグの兵どもと戦うのはPUMASの歴史的継承であるので、それまで外国人選手に頼り切りみたいなここ最近のチームから本来あるべき姿へ戻りつつあるのは歓迎出来ます。あとはPUMASの黄金時代がそうであったように、彼らがメキシコ代表でも中心になっていけるように育っていって欲しいものです。