オリンピック・スタジアムにおいて、ハットトリックを達成したPUMASの選手を再び見るまでに8年という月日が掛かりましたが、先日対モンテレイ戦で5-3で勝利した試合でマティアス・ブリトスが達成しました。ここでは、これまでにハットトリックを達成したことのあるPUMASの選手をご紹介します。
エヴァニヴァルド・カストロ・カビーニョ
1948年生まれ、PUMAS在籍=1974-1979年、1987年引退、現在68歳、リーグ優勝:1976-77年シーズン
メキシコサッカー1部リーグ史上最高(計8度の得点王、415試合で312ゴール)かつPUMASのクラブ史上最高得点者である彼が記録したハットトリックは、計13回になります。
PUMAS時代(その後、1979年~82年にアトランテ時代に3度、1983年~85年にレオン時代に1度)
1975-76年シーズン:29得点
1976-77年シーズン:35得点
1977-78年シーズン:33得点
1978-79年シーズン:26得点(ウーゴ・サンチェスと同得点)
ルイス・フローレス
1961年生まれ、PUMAS在籍=1980-86,1987-88年、1995年引退、現在55歳
1987-88年シーズンに24得点でリーグ得点王を獲得した彼が記録したハットトリックは、計2回になります。初回が1981年対モンテレイ戦、2回目が1987年の対レオネス・ネグロス戦です。
ウーゴ・サンチェス
1958年生まれ PUMAS在籍=1976-1981年、1997年引退、現在58歳、リーグ優勝:1977-78、1981-82年シーズン
1978-79年シーズンに26得点で前述のカビーニョと並んでリーグ得点王を獲得した彼が記録したハットトリックは、計3回(対ティグレス、タンピコ・マデロ、アトランテ戦)になります。
アルベルト・ガルシア・アスペ
1967年生まれ、PUMAS在籍=1984-91年、2002年引退、現在49歳、リーグ優勝:1990-91年シーズン
1990-91年シーズン、PUMASは対クラブ・アメリカ戦で5-2と勝利した際に、アルベルト・ガルシア・アスペはハットトリックを達成しました。1点目は前半15分、2点目は前半35分にペナルティエリアの外から、3点目はその3分後にそれぞれマークしました。
ヘスス・オラルデ
1974年生まれ、PUMAS在籍=1992-2000年、2008年引退、現在42歳
2000年の夏、PUMASは対クラブ・アメリカ戦で4-1と勝利した際にヘスス・オラルデはハットトリックを達成しました。1点目は前半14分、2点目は前半43分、3点目は後半33分にそれぞれマークしました。
フランシスコ・フォンセカ
1979年生まれ、PUMAS在籍=2002-04年、2015年引退、現在36歳、リーグ優勝:2004年シーズン前・後期ステージ
PUMAS時代にキキン(フランシスコ・フォンセカの愛称)が記録したハットトリックは、計3回になります。初回は対ネカクサ戦、2回目は対ヴェラクルス戦(フォンセカとアイルトン・ダ・シルヴァのおかげで2戦合計4-3で勝利)、3回目は対プエブラ戦です。
ブルーノ・マリオニ
1975年生まれ、PUMAS在籍=2003-04、2005-06年、2009年引退、現在41歳、リーグ優勝:2004年シーズン後期ステージ
2004年シーズン前期ステージに16得点をマークして、PUMASの選手で最後のリーグ得点王(アンドレス・シルベラとタイ)を獲得した彼が唯一記録したハットトリックは、2000年シーズン後期ステージの対UAGテコス戦(3-1で勝利)です。
イグナシオ・スココ
1985年生まれ、PUMAS在籍=2006-08年、2013年引退、現在31歳
2007年シーズン前期ステージ第11節の対ケレタロ戦において、イグナシオ・スココはハットトリックを達成しました。
エステバン・ソラリ
1980年生まれ、PUMAS在籍=2007-08年、現在36歳、エクアドルリーグ・SDアウカス
2007年シーズン前期ステージの対ヴェラクルス戦において、エステバン・ソラリはハットトリックを達成しました。
ファン・カルロス・カチョ
1982年生まれ、PUMAS在籍=2008-09、2010-12年、現在34歳、MLSサンアントニオ・コリンチャンスFC、リーグ優勝:20011年シーズン後期ステージ
2008年8月31日、オリンピック・スタジアムで行なわれた対アトラス戦において、ファン・カルロス・カチョはハットトリックを達成しました。
マティアス・ブリトス
1988年生まれ、PUMAS在籍=2014年~、現在27歳
ファン・カルロス・カチョが達成してから、ほぼ8年後。前節の対モンテレイ戦において、マティアス・ブリトスはハットトリックを達成しました。