クラブ・アメリカはPUMASに対して引導を渡し、準決勝進出を決める
クラブ・アメリカはアステカ・スタジアムにおいてPUMASに対して2-1で勝利して、引導を引き渡して準決勝進出を決めました。
PUMASの期待は試合前半のたった数分で終わり、憎らしいライバルに対して1stレグ同様両サイドにおけるエラーと集中力不足で敗れ去りました。
前半開始早々の4分、マティアス・ウリベがルイス・フエンテスからピッチの中央でボールを奪うと、カウンターアタックでジェレミ・メネズとのワンツーの速攻でクラブ・アメリカが先制点を挙げました。
中盤における両チームの争いは激しさを増し、チリ人選手︰マルセロ・ディアスはたった数分の間位にイエローカード2枚を立て続けに受け、前半20分で退場処分に。5ゴールのビハインドを残された9人の選手たちで追いかける展開となりました。
その中でも奮闘したのは両補強選手であるニコラス・カスティージョとマティアス・アルスティサで、ロングもしくはミドルシュートでアグスティン・マルチェシンが守るゴールマウスをこじ開けようと試みました。
クラブ・アメリカがスコアでは圧倒していましたが、PUMASは彼らのディフェンス陣の穴を突いたスピード溢れる攻撃で対抗しようとしていました。前半終了間際、左サイドからドリブル突破しペナルティーエリア内に侵入したヘスス・ガジャルドは、相手ディフェンダー2枚を交わし アグスティン・マルチェシンをも抜くシュートで同点としました。
しかしながら後半に入って、PUMASの最優秀選手であったニコラス・カスティージョは25分にエドソン・アルバレスに対してファールを犯して2枚目のイエローカードで退場処分に。
その後ピッチの中央でロングパスを受けたパブロ・バレラがそのまま中央にドリブル突破し、ディフェンダー2人を置き去りにしながらペナルティーエリア左サイドからシュートを試みましたが、辛くも アグスティン・マルチェシンに止められてしまいました。
後半35分、右サイドからパウル・アギラルがセンタリングしたこぼれ球をペナルティーエリア外からアンドレス・イバルグエンがアルフレード・サルディバルが一歩も動けないシュートで万事休す。スコア合計6-2でクラブ・アメリカがPUMASを倒し、準々決勝進出を決めたのでした。