PUMASがハリスコ・スタジアムでCFアトラスを3-0で破り、トーナメント首位を維持
・ケヴィン・エスカミージャ、パブロ・バレーラ、マティアス・アルスティサらの得点で、PUMASは勝ち点9に到達
・後半43分に途中出場したディエゴ・ロドリゲスが、今トーナメントでメキシコ1部リーグデビューを果たした2人目の下部組織出身選手
金曜日の夜、ハリスコ・スタジアムで行われた2018年前期ステージ第3節の試合において、PUMASが3-0でCFアトラスを3-0で破り、現時点で順位表の首位を維持する勝利を挙げました。
試合序盤はアトラスのサポーターは今シーズン初の勝ち点3を挙げるべく、またゴールへの渇望でチームの応援に力が入っていました。しかし前半の22分間で、それは幻となってしまいました。7分ペナルティエリア内においてオクタヴィオ・リヴェロをアレハンドロ・アリバスが倒してしまいペナルティーキックを得ましたが、アルフレッド・サルディヴァルがこれを右手で弾いて止めました。
このミスがあったにもかかわらずアトラスは攻勢を維持しましたが、逆にPUMASの最初のチャンスにおいてキーパー︰ホセ・エルナンデスがミスを犯してしまいます。16分ペナルティエリア外左寄りからのアラン・メンドーサによるフリーキックを正面に弾いてしまい、走り込んだケヴィン・エスカミージャに難なく押し込まれ先制。
その4分後にはロレンソ・レジェスが、フェリペ・モラの左足にもろにタックルしてしまい一発退場。10人となったアトラスに対して、21分ペナルティエリア外右からパブロ・バレーラが右足で左カーブを描いたフリーキックが見事にゴールやや右上に決まり、2点目。
後がないアトラスは、後半開始よりクリフォード・アボアジェに代えてリカルド・アルバレスを投入し中盤におけるよりダイナミックな攻撃を試みました。しかしながら、PUMASのキーパーを中心とする守りを崩すことは出来ませんでした。42分右サイドを突破したアラン・モソが中央に折り返したセンタリングを、29分からマルティン・ロドリゲスと代わって出場したマティアス・アルスティサが走り込みながらゴール右隅に決めてダメ押し弾。
後半43分にアラン・メンドーサに代わって出場したディエゴ・ロドリゲスが、今トーナメントでメキシコ1部リーグデビューを果たした2人目の下部組織出身選手となりました。
試合終了後の記者会見で「試合にはチームがそれを上手く活かす瞬間が有り、通常の場合結果を得ることが多い。我々のチームすべての人間が、野望を抱いている。これからの課題は良いステップを維持することであって、今まで獲得してきた目標を達成することだ。トーナメントは長いので、謙虚さを忘れてはならないよ。ハードワークを続けて、1試合1試合必要な結果を得て行くのみだ。」と、ダヴィッド・パティーニョ監督は語りました。