次節の対戦相手︰CDグアダラハラがどうも毎試合フォーメーションや先発メンバーが違うようなので、気になって調べてみました。クラブ・アメリカと並ぶリーグ優勝12回、特徴はメキシコ人選手のみで構成されている点です。最後の優勝は2017年後期ステージでマティアス・アルメイダ監督が率いるチームでした。
まずは、今シーズンここまでの結果。ちなみに、今シーズンより元デポルティーボ・トルーカを率いていた、ホセ・カルドーソ 監督の最初のシーズンです。
現在のところ、4勝4敗3分けで勝ち点15の第9位タイです。
個人的にキーマンと考える選手は、FWのアラン・プリード、MFのイサック・ブリズエラとハヴィエル・ロペス、右サイドバックのホセ・カルロス・ヴァンランキンです。
それでは、第1節から。アウェイでクラブ・ティファナ戦、4-4-2。
第2節、ホームで対クルス・アスル戦。4-1-2-1-2の攻撃重視によるダイヤモンド型。
第3節、アウェイでデポルティーボ・トルーカ戦。第1節と同様の4-4-2に戻しています。それまで左サイドだったイサック・ブリズエラが、右サイドに転向。
第4節、ホームでサントス・ラグーナ戦。今度は第2節の変型とも言える、4-1-3-2。
なお前節の後からメキシコ杯が始まり、アラン・プリードはカップ戦に回っています。ここまでは、プリードとアンヘル・サルディヴァルの2TOPでした。ハヴィエル・ロペスが戻ってきて、ブリズエラは再び左サイドへ。
第5節、アウェイでヴェラクルス戦。今度は、4-2-3-1。
ここからは、メキシコダービーまでずっとサルディヴァルの1TOP固定。縦への直線的な突破やセンタリング、中へ絞ってのシュートが得意なイサック・ブリズエラや攻撃重視で守備の負担が比較的少ないホセ・カルロス・ヴァンランキンによる、サイドアタックがメインとなりました。
第6節、ホームでクルブ・ネカクサ戦。再び、4-2-3-1。
第7節、アウェイでCFアトラス戦のハリスコ・ダービー。やはり、4-2-3-1。
第8節、ホームで対パチューカFC戦。ここ4戦連続、4-2-3-1。
前節、それまでセンターバックをジャイル・ペレイラと組んできたマリオ・デ・ルナが負傷。今節以降は、ファン・ミゲル・バスルトが代役を務ることになります。
第9節、アウェイでCFモンテレイ戦。今季一番強い試合をした、5-4-1。
ただ前の週に行われたFIFA国際マッチデーにおけるメキシコ代表戦で、それまでずっと先発レギュラーの中盤を務めていたでオルベリン・ピネダが右大腿筋を痛め、最低2週間の離脱のため欠場。さらにミチャエル・ペレスも前節のプレーで筋肉痛を患い、欠場。そのポジションにはカップ戦に起用されていた、デビューして2年目のフェルナンド・ベルトランと3年目のアラン・セルバンテスの若手中盤コンビに。センターバックの左を務めたのが、エドガルド・マリンでした。
第10節、ホームでケレタロFC戦。ここでは、3-5-1-1。
ここからは、3バックの守備システムへ変更。
そして前節の第11節アウェイで、メキシコダービーの対クラブ・アメリカ戦。
やはり3-5-1-1だが、イサック・ブリズエラが右サイドから真ん中へ、ホセ・カルロス・ヴァンランキンが1列上がって、その空いた列にアラン・プリードという攻撃的スタイル。3バックなので両サイドのスペースを突かれるのは課題であったが、クラブ・アメリカの執拗なサイド攻撃を真ん中のジャイル・ペレイラらが、最後のところで良く抑えていました。
Ángel Zaldívar y Rodolfo Pizarro dan malas noticias en Chivas
アンヘル・サルディヴァルとロドルフォ・ピサーロ、CDグアダラハラにとって悪いニュース
2018/10/02 07:59
なおメキシコダービーに出場できなかったアンヘル・サルディヴァルは、8月28日のカップ戦で左足首を捻挫(最低3週間の出場不可)。今季4ゴールとチームの得点王であっただけに、これはオルベリン・ピネダの離脱と共にシーズン後半に大きな打撃となるでしょう。
Chivas recuperan a Ponce, pero 'Chofis' y Orbelín son baja - Futbol RF
CDグアダラハラはミゲル・ポンセが回復したが、ハヴィエル・ロペスとオルベリン・ピニェダがメキシコ・ダービーに欠場
2018/10/03 03:48
さらにはハヴィエル・ロペスが、対PUMAS戦の途中で左足外転筋の痛みで途中退場。メキシコ・ダービーも欠場となり、リーグ戦の対PUMAS戦の出場も危ぶまれている状況です。