プエブラFCが追いかける展開で、PUMASからドローを勝ち取る
PUMASはオリンピック・スタジアムのピッチにおいて、プエブラFCにアドバンテージを取ったが、プエブラFCが引き分ける
2018年メキシコサッカー1部リーグ・前期ステージ第11節のゲームにおいて、メキシコシティのオリンピック・スタジアムのピッチでプエブラFCが先制されたものの、2-2の価値あるドローを勝ち得た。
前半開始早々の5分、PUMASはフリーキックからアラン・メンドーサのヘディングシュートによる先制ゴールで、試合の主導権を握った。
プエブラFCは反撃の兆しが見えない前半12分、ペナルティエリア内においてルイス・キンターナに対してルーカス・カヴァリーニがファールを犯してしまい、ペナルティキックを献上。これを蹴ったフェリペ・モラであったが、相手ゴールキーパー︰ニコラス・ビコニスによるセーブでポストに直撃。しかし、このリバウンドを再びモラが蹴り込み2-0とした。
さらにリードを広げるチャンスが巡ってきた前半35分、カルロス・ゴンザレスがセンターライン付近からワンツーパスでカウンターで、キーパー︰ニコラス・ビコニスとの1対1となったが、放ったシュートは惜しくもゴールから逸れた。
前半終了も間近であった38分、ルイス・ロブレスからのロングパスを受けたクリスティアン・タボが、PUMASデイフェンス陣の間隙を縫ってペナルティエリアの外中央から放ったシュートは、ゴールキーパー︰アルフレッド・サルディヴァルの左脇をすり抜けポストに直撃。惜しくも、反撃開始とはいかなかった。
後半に入ると、PUMASはリードを広げる新たなチャンスを掴んだ。47分、ペナルティエリア外左からのフリーキックからパブロ・バレーラの放ったシュートは、キーパー︰ニコラス・ビコニスに阻まれ、3点目とはならなかった。
後半57分、左サイドを駆け上がったクリスティアン・タボをノーマークにしてしまったPUMASディフェンス陣は容易くセンタリングをさせてしまう。これを空振りシュートをした後のこぼれ球を、ルーカス・カヴァリーニに振り向きざまにシュートを放たれ2-1。リード奪った後のPUMASのゲームコントロールが、不十分であったことを示す警告であった。
時計が後半35分を回った時、ペナルティエリア右サイドからワンツーパスで侵入したフランシスコ・アクーニャがそのままドリブルで突破。ゴールキーパーと1対1となり、左サイドにフリーとなった味方にパスをしたボールが、不運にもアラン・メンドーサに当たってそのままオウンゴールに。2-2のドローとなり、そのまま試合終了のホイッスルが鳴った。