死者の日*1をお祝いする今週このような特別な日を動機にして、PUMASは特別なユニフォームを公開
メキシコにおいて最も根付いている伝統の1つである死者の日を記念して、この月曜日PUMASは11月1、2日にお祝いをほのめかしたジャージを公開した。
ジャージはナイキ製で、今シーズンのゴールドカラー地にPUMAの下(胸の辺り)に2本の交差した骨があしらわれている。
メキシコサッカー1部リーグで公式に承認されていないため、このユニフォームを着用して実際の公式戦でプレーをすることはないが、金曜日のアカデミー施設における選手たちのトレーニングや、日曜日にオリンピック・スタジアムで行なわれる対クルス・アスル戦における試合前のウォーミングアップ、さらには試合直前のイムノ斉唱の際にも使用される可能性がある。
ジャージのプレゼンテーションには主将︰パブロ・バレーラ、アレハンドロ・アリバス、ケヴィン・エスカミージャ、アラン・モソ、マティアス・アルスティサ、フェリペ・モラ、そしてカルロス・ゴンザレスが参加した。
またレナト・カサリニ、ラファエル・アマドール、アルベルト・エチェベリ、ホセ・ルイス・カラカ・ゴンザレス、マリオ・ヴェラルデ、そしてマウリシオ・ペーニャらPUMASに所属し、死去された方々へのオマージュも行われた。
パブロ・バレーラは、死者の日という枠組みの中で先人たちがPUMASと共に残してきた遺産は我々にとって大きな責任であり、世代を超えて引き継いで行きたいと語った。
パラグアイ人のカルロス・ゴンザレスは彼が外国人であることを考慮して、この記念をとても気に入ったとともに、もし彼が亡くなった際の捧げ物にはこのジャージとサッカーボールを置くべきだと語った。
https://www.tiendapumas.com/
PUMASオフィシャル・オンラインショップ
2018/10/31 01:21
このジャージの価格は1499ペソ(約8500円)で、火曜日からPUMASオフィシャル・ショップ、ナイキストア、スポーツショップやナイキオンラインストアで発売される。
*1:
死者の日(ししゃのひ、スペイン語: Día de los Muertos)はラテンアメリカ諸国における祝日の一つ。特にメキシコにおいて盛大な祝祭が行われる。アメリカやカナダ等に在住する同地域出身者の間でも同様の習慣が継続されている。
◆祝祭
死者の日には家族や友人達が集い、故人への思いを馳せて語り合う。祝祭はカトリックにおける諸聖人の日である11月1日と翌日2日に行われる。地域によっては、10月31日の晩も前夜祭として祝われる。
市街地はマリーゴールドの香りに包まれ、公園には露店が立ち並ぶ。11月1日は子供の魂が、2日は大人の魂が戻る日とされ、供え物がチョコレートなどのお菓子からメスカルなどの酒に変わっていく。日本のお盆に近い位置付けであるが、あくまで楽しく明るく祝うのが特徴である。死を恐怖するのではなく、逆に死者とともに楽しく笑うというモチーフとなっている。
墓地にも派手な装飾が施され、夜間にはバンドによる演奏なども行われる。カボチャを飾り仮装をしてパーティを行うなど、ハロウィンとも共通する点が多くあり、実際にルーツは近似している部分がある。