ブーイングとスコアレスドロー、PUMASはオリンピック・スタジアムで退屈な内容の試合を見せた
フェリペ・モラがPUMASの得点を挙げたように見えたが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)でオフサイドの判定
PUMASはレジェスマゴスの日
にサポーターを満足させるパフォーマンスを出来ず、2019年後期ステージ開幕の対CDティブロネス・ロホス・デ・ラ・ベラクルス戦でスコアレスドローの退屈な内容の試合をプレゼントした。
昨シーズン同様の陣容で、PUMASは最良の方法でこの年をスタート出来なかった。さらにメキシコサッカー1部リーグで最も弱いチームの1つに勝てなかった。未だに昨シーズンのリギージャ(プレーオフ)準決勝で屈辱に苦しんでいるサポーターからは、容赦ないブーイングが飛んだ。
試合はたくさんの感動を生むかと思われたが、実際にはそれは見せかけのみであった。何故ならば、前半9分フェリペ・モラがパブロ・バレーラからのスルーパスから先制点を決めたように見えたが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)でオフサイドの判定となったからである。
そのプレーの後、PUMASはアレハンドロ・アリバスのヘディングシュートという決定的なチャンスを掴んだが、弱冠21歳のベラクルス・ゴールキーパー:セバスティアン・フラドによるスーパーセーブに阻まれた。さらにその後、ヴィクトル・マルコラのロングシュートをも上手いセーブで防いだ。
前半が終わって後半は両チームが攻めあぐね、前線に対して無策な完全に退屈な内容の試合となった。昨シーズンよりも選択肢のない攻撃に対して、ダヴィッド・パティ―ニョ監督は攻撃陣にファン・マヌエル・イトゥルベを投入したが、ピッチに立ってから5分も経たないうちに負傷退場をした。そのポジションにはブライアン・フィゲロアが入ったが、彼も大したプレーが出来なかった。
フェリペ・モラのヘディングシュートがセバスティアン・フラドの守るゴールを脅かしたプレーがPUMASにとって最も得点に近かったが、ブライアン・フィゲロアが犯した恐ろしいミスのおかげでさらに得点に近いシーンがその後生まれた。
クリスティアン・メネンデスがセンタリングパスをカットして前線でフリーになったが、ゴールエリアに侵入したところでとても拙いフィニッシュをしたおかげで、アルフレッド・サルディヴァルにとって全く問題のないプレーで終わった。
時間はそのまま経過し、開幕戦として全く記憶に残らない試合は終わった。次節PUMASはクルブ・ネカクサをアウェイで訪れ、ベラクルスはロボス・BUAPをホームで迎え撃つ。