ブルーノの幸運!PUMASが奇跡的なドローで、オリンピック・スタジアムにおけるブルーノ・マリオーニのデビューを救う
PUMASが2019年後期ステージの勝ち点3点目を挙げたが、2018年前期ステージからホームゲームで未勝利
時にサッカーは、運が味方すると言われる。そしてブルーノ・マリオーニのメキシコサッカー1部リーグにおける監督としてのデビューを救ったのは、ファン・マヌエル・イトゥルベによる逸れたシュートのおかげだった。
試合の行方は、ほぼ決まっていた。リーグ首位を走るCFモンテレイが、オリンピック・スタジアムをアウェイで難無く勝ち点3を挙げるところだった。しかし選手としてこのスタジアムで輝かしい過去を過ごし、そして今PUMASの監督としてホームゲーム初戦を負けないための幸運の女神が彼に微笑んだ。
CFモンテレイは試合のほぼ全てを支配し、前半の早い時間帯にフリーキックからドルラン・パボンによるロケットのようなシュートのおかげで、とても簡単に先制した。その際に犯したファールは、ルイス・フェルナンド・キンターナがロヘリオ・フネス・モリをペナルティーエリア手前で倒したもので、一発退場というには少し厳しすぎるものであったが、PUMASは10人となってしまった。
そしてその間CFモンテレイは自信過剰となり、アルフレッド・サルディヴァルはドローに追いつく前まで追加点が入るのを防いだ。少なくともロヘリオ・フネス・モリがセンタリングをトラップし、すぐさま放ったシュートはほぼ決まったかに見えた。そしてその後、PUMASはホームゲームで奇跡を起こした。未だ勝てないものの、少なくともトーナメントにおいて一番強力なチームの1つに対して負けなかったからだ。
たった1週間のトレーニングと負傷している選手たちや戦術的な意思決定の間で、ブルーノ・マリオーニ監督はアレハンドロ・アリバスの代わりにパブロ・ハケスを、左サイドバックには補強選手:ヘイソン・アングロが来週合流するため、下部組織出身のイデケル・ドミンゲスを抜擢した。
中盤にはダヴィッド・パティ―ニョ元監督の時にベンチを温めていたケヴィン・エスカミージャをスタメンに置き、代わりにスタメンだった左サイドハーフ:マルティン・ロドリゲスをベンチに下げ、ユーティリティプレーヤー:ヴィクトル・マルコラをそのポジションに入れた。
しかしながら全ての修正をした中でブルーノ・マリオーニ監督は手掛かりを掴めず、終いにはパブロ・バレーラを下げこの試合を決めるゴールを決めた、ファン・マヌエル・イトゥルベを投入した。CFモンテレイは辛うじて勝ち点1を挙げこの時点で単独首位に立ったが、明日行われる予定のCDグアダラハラ対ティブロネス・ロホス・デ・ベラクルス戦の結果如何ではCDグアダラハラが首位に立つ可能性がある。