Pumas de la UNAM

メキシコサッカー1部リーグのクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルを応援している日本人の備忘録

PUMAS新監督:ミゲル・ゴンサレス(ミチェル)、公式就任会見

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ミゲル・ゴンサレス(通称:ミチェル)は、新監督就任に当たり熱心にコメントをした。

「(スペインから)メキシコへ来る決め手だったのは、PUMASが働くことができる素晴らしいクラブであり、またサッカーに携わる人間としての私の職業に非常によく似た、若者たちと取り組むという哲学を持っているからだ。クラブ関係者が交渉をしにスペインまで来た時、その熱心さと私を選んでくれたことに対して自分の迷いは無かった。選手生活の最後を過ごしたメキシコは、本当に素晴らしい時間を過ごした国だった。メキシコサッカー1部リーグは、そのキャパシティによって非常に良く知られていると思う。そして以前一緒にスペインでプレーをした、PUMASのOB:ウーゴ・サンチェスに相談をした。」

 

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翌シーズンに向けたトレーニングプランについて、こう語った。

「クラブが設定した基準の範囲内で、行いたいプロジェクトがいくつかある。経済的にも、スポーツ的にも我々が作った提案がある。昨シーズンあまり成績が良くなかったのであれば、以前までのチームや陣容が良いレベルであったと認識をする必要がある。従って、将来的にポジティブな要素があると考える必要があるということだ。」

 

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「トレーニングと行いたいプロジェクトを通して、我々の陣容をトライするために1~1,5ヶ月の期間がある。その日々が、基本だと思っている。一時的なプロジェクトではなく、長期的なものにしたい。なぜならば、それはトレーナーとしての我々やクラブの平静さのために何も良いことがないからだ。」

 

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補強選手たちの合流と下部組織出身選手たちとのトレーニングについて、こう指摘した。

「我々はクラブ首脳陣、オーナー、働く人々と全て同じ気持ちだ。サッカー選手ではなく、態度や闘志という意味でだ。なぜならこのチームは一昨シーズンに、昨シーズンとは比較にならないくらい成績が良かったからだ。」

 

「とりわけ、非常に重要な変化が必要だと思わない。なぜならば、クラブの哲学に沿って揃えられた陣容であると理解しているからだ。その中で我々はチームを作り、必要なポジションを強化し、そこからこのクラブがメキシコサッカーだけでなく世界レベルで何を意味するのかを理解しようと思っている。なぜならば特に選手たちの形成において、常にそれが規準となっているからだ。」

 

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2019年前期ステージに向けてPUMASを補強するための戦略の中で、彼はセンターバックと中盤の選手を持ち込むことを考えており、さらにPUMASの得点王:カルロス・ゴンザレスの継続を保証した。

「カルロス・ゴンザレスは、他チームへ移籍をしない。PUMASを退団しない。彼自身、考えていないと言われた。」

 

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新選手たちが合流しても、パブロ・ハケスやフェルナンド・キンターナら守備陣のような現状の陣容に対して退団する危険性はないと付け加えた。

「私が話したセンターバックが合流する可能性は、パブロ・ハケスやフェルナンド・キンターナらが退団する危険性は生じない。彼らをサポートするために、並列で起用する。昨シーズンは、平均年齢が24歳ぐらいであった。」と、付け加えた。

 

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設定した目標について、こう指摘した。

「8度目のリーグ優勝には、向かうことが出来ない。確かに我々はまだ争えないし、トレーニングもしていないし、準備万端ではない。私は非常にはっきりした性格を持つクラブにやって来て、まず適応しなければならない。確かにその困難さを分かっていて、また我々がそれを可能だと思っている。」

 

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彼自身の性格について聞かれると、こう強調した。

「どのチームで、どのように働くか?を重要視するトレーナーだ。それがタイトル争いをする上でダイナミックさが変わるか?どうかは分からない。なぜならば、昨シーズン順位表の第14位に甘んじると言う事は簡単なことではないからだ。そして、まず優勝候補になろうと思う。偉大な存在になるためには、謙虚にならなければならない。」

 

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「我々が欲している勝利以前に少なくとも私の競争を好む性格からして、争わなければ勝利を理解することは出来ない。このようなクラブでは、我々全員が日々のトレーニングやゲームを分かっている必要がある。PUMASが伝統的な勝者のクラブになりたいのであれば、野心的でなければならないが基本的には謙虚でなければならない。我々は一生懸命ハードワークをして、自分たちがやっていることを信じなければならない。」

 

最後にコーチ陣の陣容として、助監督:ファン・カルロス・マンディア、フィジカルトレーナー:ホセ・バジェホの名前を付け加えた。