ミッチェル新監督のデビュー戦、PUMASが2019年前期ステージ第1節にアトレティコ・サンルイスを破る
PUMASは、メキシコサッカー1部リーグに昇格したばかりのアトレティコ・サンルイスを2-0で破る
ミッチェル新監督政権となったPUMASは、2019年前期ステージ第1節の試合で苦しみながらもアトレティコ・サンルイスを2-0で破った。
両チームはアルフォンソ・ラストラス・スタジアムで対戦し、様々なゴールチャンスを作ったものの、カルロス・ゴンザレスとルイス・キンターナのヘディングシュートで試合終盤で均衡は破れた。
PUMASはボール支配率で52%対48%で上回ったものの、アトレティコ・サンルイスが試合序盤からよりアグレッシブに攻め、得点チャンスを多く作った。前半2分、ニコラス・イバニェスに最初のチャンスを作ったが、アルフレッド・サルディヴァルがそれを未然に防いだ。昨シーズンの2部リーグ終盤に活躍したアルゼンチン人フォワードは、カミロ・マヤダへスルーパスを供給するも、パブロ・ハケスがスライディングで防ぎコーナーキックへ逃れた。前半16分、ウナイ・ビルバオはヘディングシュートでゴールバーを直撃。PUMASは冷や汗をかかされた。
その1分後PUMASは攻撃に転じ、相手ゴールキーパー:カルロス・フェリペ・ロドリゲスの頭上を掠めるパワフルなシュートで脅かした。昨シーズンのリギージャ(プレーオフ)におけるプレーで批判を浴びたアルフレッド・サルディヴァルは、前半一躍脚光を浴びる活躍で前半34分イヴァン・ゴンザレスのシュートを防いだ。ハーフタイム直前にはスペイン人フォワードはまたもやチャンスを作るも、サルディヴァルの両手にボールは収まった。
後半に入って開始早々、カルロス・ゴンザレスが相手ディフェンダー2人からボールを奪い、ゴール右隅へシュートを放ったものの、カルロス・フェリペ・ロドリゲスにパンチングで防がれ、コーナーキックへと逃れた。マティアス・カタランがその直後に反撃へ転じ、PUMASゴールの左隅へ惜しくも外れるシュートで応酬した。アンドレス・イニエスタラはパワフルなロングシュート放つも、ゴールバーの上を掠めた。
後半9分、PUMASがアドバンテージを取るかと思われたペナルティーエリア内でウナイ・ビルバオがハンドを犯したように見えたプレーで、VARでレフェリーが確認したものの、コーナーキックの判定に覆った。後半15分、ミッチェル監督はブライアン・フィゲロアとダヴィッド・カブレラに休憩を与えるために、ファン・マヌエル・イトゥルベとパブロ・バレーラを投入。中盤により動きを求めた。
その交代は早くも功を奏し、パブロ・バレーラのシュートは惜しくもカルロス・フェリペ・ロドリゲスに防がれた。対するアトレティコ・サンルイスもリカルド・セントゥリィオンとマリオ・アブランテを下げ、ファン・ダヴィッド・カストロとマリオ・デ・ルナを投入した。
PUMAS攻撃陣は引き続き攻め続け、漸くその結果が出た後半33分にヴィクトル・マルコラのセンタリングにカルロス・ゴンザレスが胸トラップで落とし、右足のシュートで先制。さらに後半42分、ルイス・フェルナンド・キンターナがコーナーキックからのセンタリングをヘディングで合わせ、追加点。2019年前期ステージ初の勝ち点3を挙げた。
PUMASは翌週の日曜日、次節ホームゲームにおいてクルブ・ネカクサを迎え撃つ。