ティファナは、PUMASにとって相性が悪い敵地
PUMASは過去の試合結果があまり良くない、国境の町「ティファナ」を訪れる。カリエンテ・スタジアムにおいて、9戦2勝6敗1分けという成績。一番大差が付いた敗戦(4-1)は2018年後期ステージ。マテウス・ゴンサルベスによる2得点、対するPUMASはニコラス・カスティージョの1点に留まった。
カリエンテ・スタジアムは他のライバルチームにとっても、難攻不落のピッチとなっている。特にメキシコサッカー1部リーグで唯一の人工芝ピッチは、天然草のピッチでプレーをする際よりも、脚に重い物理的負荷を感じると指摘されているため、相手チームの選手たちはたいていクレームを付けることが多い。
PUMASのミゲル・ゴンザレス“ミッチェル”監督は、この初めて訪れるクラブ・ティファナのアウェイゲームについて、この人工芝というコンディションは敗戦の際に言い訳になり得ないと警告した。
「最終的に、3日間で慣れるのは困難だ。これは新しい世代のピッチであり、私の見た感覚ではそれはそれほど影響を及ぼさないように思える。 それは何が起きても不思議ではないという言い訳にはなり得ない。」
カリエンテ・スタジアムは収容可能人員が27,333名で、過半数はホームチームのサポーターもしくはファンであり、相手チームのそれは少人数である。クラブ・ティファナのサポーターは常に応援を止めないことから、情熱的で絶叫していることが多い。そしてそれは、相手チームへのマイナス要因ともなる。更には相手チームの本拠地から離れているため、移動が困難であることも見逃せない。