Pumas de la UNAM

メキシコサッカー1部リーグのクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルを応援している日本人の備忘録

メキシコリーグ2019年前期 第5節 UNAM 2-0 Veracruz

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PUMASがCDティブロネス・ロホス・デ・ベラクルスに付け込んで、オリンピック・スタジアムで勝利を挙げる

 

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ヴィクトル・マルコラとジェイソン・アングロの得点で、PUMASが落ちる一方のCDティブロネス・ロホス・デ・ベラクルスに対して、連敗を止める

 

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PUMASが息を吹き返して、新たに穏やかさを取り戻した。時間は掛かったものの、PUMASはCDティブロネス・ロホス・デ・ベラクルスを2-0で破り、昨シーズンのようにホームで苦戦する欠点を示しつつも良い道のりへ戻った。ホームでUANLティグレスに対して最少得点差で負けた後で、勝ち点3を挙げる緊急性があったPUMASは、楽勝かと思われたCDティブロネス・ロホス・デ・ベラクルスを相手に苦戦を強いられた。

 

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PUMASは期待を持ってピッチに飛び出し15分間に4度のチャンスを作ったが、ゴールには繋がらなかった。最初のチャンスはヴィクトル・マルコラのセンタリングをカルロス・ゴンザレスが合わせたものの、ディフェンダーに跳ね返され、リバウンドボールをジェイソン・アングロが押し込もうとしたが、ゴールバーの上を掠めていった。ヴィクトル・マルコラはペナルティーエリア内でボールをカルロス・ゴンザレスに繋いだが、相手ゴールキーパー:セバスティアン・フラドに止められた。

 

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ファン・パブロ・ヴィゴンもまたインテンシティを示し、2度のチャンスを作ったがゴール脇を掠めていった。前半15分にPUMASはアグレッシブさを示しゴールを目指し、チームのムードは最高潮に達した。5度目のチャンスはコーナーキックからニコラス・フレイレがヘディングシュートで合わせたが、ゴールバーの上を掠めていった。ホームチームがイニシアティブを完全に握っていたが、最後の詰めを欠きミスを重ねていった。30分経過し、ベラクルスがあと少しで先制点という場面が生まれたのは、カウンターアタックからブライアン・カラスコがパスを繋いだ時であった。しかしながら、ボールはチームメイトの誰もそれに合わせられなかった。

 

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前半35分、左サイドからヴィクトル・マルコラが相手ディフェンダー2人を引き連れて、ファン・パブロ・ヴィゴンがいるペナルティーエリア中央にボールを送ったが、ゴール脇を掠めていった。その1分後、パブロ・バレーラがフリーだったヴィクトル・マルコラにパスを送ったが、力強い右足のシュートはセバスティアン・フラドにコーナーキックへ逃げられた。前半終了間際、ヴィクトル・マルコラがセバスティアン・フラドと1対1になるシーンがあったが、相手ゴールキーパーに競り負けた。PUMASが完全に相手を圧倒していたものの、ハーフタイムでは手ぶらでベラクルスは希望を持ってロッカールームへ戻った。

 

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後半に入ってベラクルスは全く違う一面を持って、ピッチに飛び出した。クリスティアン・メネンデスは平静さを保ち送ったバックパスは、アブラアム・ゴンサレスがシュートを放ったもののアルフレッド・サルディヴァルが守るゴールの上を掠めていった。ダニエル・ビジャルバがトライを失敗した後、ルイス・ロソヤが蹴ったコーナーキックはクリスティアン・メネンデスが合わせようとしたが、力ないヘディングシュートとなってしまった。

 

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ミッチェル監督はチームにインテンシティを与えようとして、そのスキームを変えるべくダヴィッド・カブレラを下げ、ファン・マヌエル・イトゥルベを投入。その勢いを取り戻すべく、相手チームに対して真正面から仕掛けた。それに対してエンリケ・メサは後半11分、ブライアン・カラスコとロドリゴ・ロペスに代えて、ディエゴ・チャベスとセバスティアン・ロドリゲスをそれぞれ投入して対抗した。

 

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幸運の女神がPUMASに微笑んだのは後半16分、ペナルティーエリア外でファン・マヌエル・イトゥルベに対してファールの判定があった時であった。セットプレーでヴィクトル・マルコラが放ったフリーキックは、後半18分オリンピック・スタジアムにおいて無失点だったPUMASをついに解き放した。ゴール左上隅のポスト直撃のシュートは、セバスティアン・フラドが届かない唯一のスペースに突き刺さった。サポーターは熱狂したが、その瞬間が最高潮ではなかった。

 

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その5分後、ヴィクトル・マルコラがペナルティーエリア内の右サイドにいたカルロス・ゴンザレスが折り返し、それをジェイソン・アングロが相手ゴールキーパーを制して追加点。PUMASへ移籍後、初ゴールとなった。

 

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後半27分にミッチェル監督はパブロ・バレーラを下げ、ケヴィン・エスカミージャを投入。3人目の交代は、カルロス・ゴンザレスに代わってフェリペ・モラが途中出場した。ヴィクトル・マルコラは最後までそのクオリティを発揮、後半41分には再び相手ゴールを直撃した。試合終了の笛が鳴った時、ようやくPUMASはホームゲームで勝利を収めた。メキシコサッカー1部リーグで最強のライバルチームではなかったが、主な目的であった勝ち点3を挙げたのであった。

 

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