フェルナンド・アリステギエタの2得点でPUMASを倒し、モナルカス・モレリアにホームゲーム初勝利をもたらす
ヴェネズエラ人フォワードが、終始試合をコントロールしたモナルカス・モレリアに勝利をもたらすゴールを挙げる
モナルカス・モレリアは2節連続未勝利の後、PUMASを2-0で破り、勝ち点3を挙げた。ハヴィエル・トレンテ監督が更迭され、パブロ・ゲデ新監督はビザ申請手続きが終わっていない関係でベンチにその姿を見せなかったが、モナルカス・モレリアには勝利の女神への祈りやご加護も必要なかった。メキシコサッカー1部リーグ初得点を飾ったフェルナンド・アリステギエタが、終始試合を支配したチームに勝利を捧げた。
モレリアのベンチにはもはや旧トレンテ監督の姿は無かったが、チームのOBルイス・オロスコとスティーブ・パディージャ助監督が代わりに指揮を執り、前半からPUMAS陣内へ攻め込むような以前よりも少し安定した側面を見せた。前半9分、エディソン・フローレスが最初のゴールのチャンスを得たが、惜しくも得点には繋がらなかった。
前半22分、ガストン・レスカノのセンタリングをフェルナンド・アリステギエタがペナルティーエリア内で浮かしてヘディングシュートを放ったが、ゴールの脇をすり抜けていった。前半35分、 ホセ・マルティネスからのセンタリングで再びチャンスを得たアリステギエタは、今度は逃さずゴールへボールをヘディングで押し込んだ。
先制点を奪われたPUMASは、追い付こうと5分間に3度のチャンスを掴んだ。前半39分にジェイソン・アングロ、41分にファン・パブロ・ヴィゴン、そして43分ダヴィッド・カブレラがそれぞれシュートを放ったが、いずれも得点とはならなかった。
後半に入って、モナルカス・モレリアは16分アリステギエタがペナルティーエリア内でアルフレッド・サルディヴァルが守るゴールをクロスするシュートで追加点を挙げた。PUMASは引き続きゴールを狙ったが、38分にダヴィッド・カブレラが放ったミドルシュートはセバスティアン・ソサに阻まれた。両チームによる争いは続いたが得点チャンスもほんの少ししか生まれず、スコアはそのままに終わりモナルカス・モレリアが勝ち点3を挙げたのだった。